2010/11/12
Fallout: New Vegas 03 宙から差し伸べられた手
目指すはニプトン
プリムで保安官を見繕うというズボラな仕事を済ませ、続いてはニプトンを目指すこととなった。しかしこのゲーム、目的を遂行するばかりが楽しみではない。旅の途中に寄り道をするのも一興……なのだが、プリムの近くは放射能汚染がひどいのなんの。このゲームは薬で簡単に放射能除去ができるものの、あんまり喜んで突っ込みたい場所でないことは確か。というわけでスルーして、素直にニプトンへの道を急ぐことにした。
しかしこの世界、昔のアメリカの放射能に対する感覚、つまり安全で無限の可能性があるエネルギー観が、そのまま進行しているのである。だから飲み物にも入れてしまうし、車のエネルギーもそうであるし、何より核戦争なんかが起こってしまったわけだ。実際、RADアウェイなるアイテムや医師の治療でアッサリ治ってしまうわけで、あながち間違いでもないのだが……。にしても、実に恐ろしい世界である。
歩みを進めていると、ジャッカルギャングなる人物に遭遇。今まで出てきたパウダー・ギャングとは違う連中のようだ。
見つかって戦うことになったものの、こいつらはなかなか強い。数は多くないのでかろうじて勝利は収めたが、それでも頭に重症を食らってしまった。こうなるとまたグッドスプリングスに戻らねばならず……。というか、治してはケガをして、また病院に戻って、といった感じでテンポが非常に悪い。やはり、ハードコアモードが足かせになっているようにしか思えない。
続いて荒野で遭遇したのは、トーマスなる人物。彼はなんだか女と撃ち合っており、ただ事でない雰囲気。事情を聞いてみると、「一緒に旅をしていた女がいきなり攻撃してきたんだ」とか言い出した。どうも、今までは仲良くイチャつきつつ同行していたのだが、いきなり「青い星のついたキャップで作ったネックレスをよこせ」と言われたようだ。
本当なら信じてやりたいところだが、こいつがいいヤツか悪いヤツかはわからない。前回の、娘を探してくれ野郎みたいな人物でもおかしくないわけである。とりあえず、そのキャップをよこせよ、と言ってみたら敵対視され、いきなり撃たれてしまった。こうなると殺すしかあるまい。
トーマスの死体を漁ってみると、「サンセット・サルサバリラ・スターキャップ」とやらを7つもっていた。なんだか知らないが、これを奪い合っていたようだ。そして、彼の日誌を見てみると、「キャップは集まったし女が仲間になった。運が向いてきた証拠だ!」と無邪気に書いてあった。……どうも悪い人ではなかったらしい。し、知らねーっと。
誤解されたまま死んでしまうのもモハビ・ウェイストランドの厳しい掟である、と自分に言い聞かせながら歩き、ニプトンに到着。しかし、どうも様子がおかしい。大木が燃やされているようだし、何より最初に出会った人物がおかしかった。
その人物とは、オリバー・スワニック。格好からするとパウダー・ギャングのようなのだが、明らかに言動がイカれているのだ。言うことは「空気がうまい!」とか「気分は最高だ!」なんていう妙なことばかり。ニプトンはどうなっているんだ? と問うと、「言うな! あそこは…ニプトンは! とにかく忘れろ」だとか。どうも精神的ショックがあって、それを無理やり誤魔化そうとしているらしいが……。結局、彼はそのまま走りだしてどこかへ消えてしまった。
収穫なしのニプトンでお使いを頼まれる
さて、街中を探索……しようとすると、いきなり張り付けにされたパウダー・ギャングを発見。確かにこれはとにかく忘れたほうがいいのかもしれない。すると、犬の毛皮をかぶった男に声をかけられる。連中はリージョンという集団らしく、この町の惨劇を行ったようである。こいつらがNCR(新カリフォルニア共和国)と対立している、奴隷も虐殺もやり放題の悪徳集団のようだ。
僕もこのまま張り付けにされるのかと思いきや、この人はなんだか知らないが親切にしてくれた。それどころか、会えたことを歓迎している節もある。いったい何が何やら。とりあえず、モハビ前哨基地なる場所に行って、NCRに脅しを伝言してこいと命令された。逆らってもいいのだろうが、いかんせん敵の数が多いため、これは大人しく従ったほうがいいだろう。ちなみに、この町にはもうチェックスーツの男はいないとのこと。続いての手がかりはノバックという町にあるらしい。
で、この死体だらけの町を探索してたら、なんと地雷を踏んでしまった。これでまた足を怪我して、グッドスプリングスの医者の下へ逆戻り……。しつこいようだがこのハードコアモード、手間がかかってイライラすることばかりでロクなことがない。やめたほうがいいのだが、突然面白くなる可能性も無きにしも非ず。奥歯にものすごい力が入ってしまうわけだが、とりあえず、ベガスに到着するまでは様子を見ておこう。
ナイトストーカーなる犬に食われて死んだりしながら、銅像のあるNCRのモハビ前哨基地に到着。近くにいたキルボーン軍曹なる人物に伝言を伝えたが、特に何かをしてくれるようではない。まァ何にせよ、お使いはこれで終了である。
せっかくNCRの前哨基地に到着したので、色々と覗き見。酒場では、ヌカコーラ・クオーツを発見。なんだか光り輝いており、実にうまそう。ただし、これは売り物ではないようなので、盗まなければ手に入れられない様子。仕方ないが、諦めよう。そして、ここで売り物の10mmサブマシンガンを購入。頼れる相棒になりそうだ。
続いて、いくつかの仕事をこなす。レンジャー・ゴーストは、ニプトンの生き残りを調べてこい、という仕事を依頼してきたが、既に見てきた身である。リージョンが攻撃を仕掛けたことを知らせると、大層驚いていた。では、あの町に友達でもいるのかと思いきや、彼女はあそこをゴミ溜めと一蹴。ただ、NCRとしての正義感、あるいはリージョンとの対立心が、こうして彼女を怒らせるらしい。あとは、アリ退治などの仕事もこなす。
まだいくらか仕事はあるようだが、ひとまずこのくらいにしてノバックへ向かうことにしよう。
グールの“偉大なる旅”
次の手がかりであるノバックに向かおうとしたところ、ハイパーガンスリンガーなる敵にグレネードでボッコボコに爆散させられてしまった。しかし、ここ以外の道はなく、再戦する他なく……と嫌々もう一度戦ったところ、今度はグレネード野郎がいなくて圧勝できた。なんだかどういう難易度設定になっているが不思議である。続いて、寄り道した誰もいない農場で「チョッパー」なるユニーク近接武器を入手。ユニーク武器は世界にひとつしかなく、しかも同種の武器よりかなり強い性能を誇る。これを集めるのも旅の楽しみだ。
さて、そんなこんなでノバックに到着。でかい恐竜が目印すぎて、実にわかりやすい。
しばらく情報収集をしていると、モーテルの女主人が「恐竜の口にいるスナイパーが何か知っている」と話してくれた。ちなみにあの恐竜、内部がギフトショップになってるんだとか。行ってみると、ティラノサウルスのフィギュアが売っているお店が確かにあった。フィギュアは1キャップだったのでひとつ買ってやることにしたが、在庫が1000もあって思わず爆笑。こんな商売をしていてよく食えるものだ。
とはいえ、銃や雑貨もしっかりと揃っている。今回は恐竜の他、ライフルのスコープを購入。今回は武器MODシステムとやらがあり、銃にスコープやグリップなどを装着することができるようだ。これでスナイプがかなり楽になった。
恐竜の内部を登り、情報を持っているというマニー・バルガスに遭遇。事情を話すと、情報の取引をしようと持ちかけられた。勿論OKをするしかない。
その依頼内容であるが、これがなかなか骨が折れそうな話なのである。ノバックの大切な資金源である旧ロケット工場から、なぜかグールが沸いてきている。これをどうにかしないとノバックは立ち行かなくなるため、そこを調査してきてほしいとのこと。つまるところ、グールをなんとか処理してこいという無茶な話なのだろう。ただし、情報のためにこれを断るわけにもいかないのだ。
ロケット工場に向かうと、そこには言われた通りフェラル・グールの姿が。連中は放射能を浴びて変質してしまった元人間なのだが、理性を失ってしまっているのだ。こうなると害以外の何物でもないわけで、スコープ付きライフルで死んでもらうことに。
辺りを調べてみると、確かに理性を失ったフェラル・グールが多い。しかし、はじめから死んでいるローブを着たグールもいるのだ。どうもこいつら、裸のフェラルグールとは違い、服を着る程度の知性はあるようなのだが……。
グールを退けつつ屋内に入ると、いきなりインターコムから「金属の階段から三階に逃げろ」と指示が飛んでくる。罠の可能性も考えたものの、どうも言うことを素直に聞いたほうがいいことは間違いなさそうなのだ。
なぜなら、その足元にはナイトキンなるバケモノの死体があったからである。筋骨隆々なだけでなく、どう見ても凶暴そうで、今の僕では太刀打ちできなさそう。やはり、三階に逃げたほうがいいだろう。
金属の階段を探しながら探索していると、違う場所のインターコムからまた声をかけられた。「どうしたスムーズスキン、迷ったか?」と言われたのだが、この言い回しが気になった。「スムーズスキン」という物言いは、グールの使う単語なのである。彼らは放射能のせいで新陳代謝がおかしくなり、故に長命、しかし肌がボロボロなのである。だからこそ、普通の肌のことをスムーズスキンと呼ぶ。ということは、声の主はグールなわけだ。ちと不安になるが、こいつは話が出来る程度に理性はあるグールなので、まァ大丈夫なのだろう……。
しかし、三階にたどり着いて出会ったのはなんと人間であった。……と思ったら、こっちのことをスムーズスキン呼ばわり。一体どういうことかよくわからないのだが、とにかくジェイソンに会えと言われたので言うことを聞く。この場所には、ローブを着た話せるグールがたくさんいた。知性のあるグールが隠れ住んでいるのがこの三階の隠れ家、ということらしい。
そしてジェイソンなる人物に遭遇。ヤツは放射能の影響で光っているグールであった。話を聞いてみると、「偉大なる旅」が云々とか訳のわからないことを言っている。ヒューマンから逃げてきて、ここでなんだか良くわからない宗教をしているらしい。そして、ハゲたオッサンは自分をグールだと思い込んでいるとのことも教えてもらった。
ジェイソンに、なぜ表にグールたちが出てしまうのかと問うと、デーモンズとかいう連中に脅されて地下を追い出されてしまったからだそうだ。つまり、今まではおとなしく地下にいたものの、仕方なく出てきてしまったというわけ。
でまァ、なんだか僕を「神からの使い」とか言い出して、地下にいるデーモンズ、つまり先ほど見た筋骨隆々の死体であるナイトキンを殺せと命令してきた。あのハゲたグール勘違い男も神からの使いらしいが、なんとも都合のいい考え方である。しかし情報を得るためにはグールをなんとかしなければならないわけで……。こいつらを全員殺すのはもっと骨が折れそうなので、しぶしぶ従うことに。
地下に向かうと、ハーランドというグールに遭遇。ジェイソンの協力相手らしく、ここでナイトキンを殺しながら見失った友達を探しているんだとか。その友人は生きているかどうかわからないものの、とりあえず死体でもいいから見つけたいらしい。
ではその友人を探そう、としたものの、今度はデービソンというナイトキンに遭遇。一瞬身構えたが、どうもこいつは理性があり話せるやつらしい。しかし、どうもイカれているようなのだ。
デービソンはしきりにアントラーとかいうやつに話しかけているが、近くには誰もいない。何事かと思い辺りを見回してみると、どうも話しかけているのはバラモン(双頭の牛)のガイコツに対してのようだ。つまり、完全にイッているヤツ……と思いきや、事情を聞いてみるとそうでもないらしい。アントラーの前に誰かリーダーがいたらしいが、それを失ってナイトキンたちは正気を失ってしまったとのこと。要するに、彼は骸骨に話しかけるという狂気の行動をとって、正気を保っているようだ。ナンダカフクザツ。
どうにか出て行ってくれないかと頼み込んでみると、この工場に隠されている大量のステルスボーイを見つけたらここから出ていってくれるとか。しかし、ロケット工場に、工学迷彩で姿を隠せるステルスボーイなんていうアイテムがあるのだろうか?
そんなわけでグールの友人を探しつつ、ステルスボーイを探さねばならなくなった。しかし、あたりにはナイトキンがウジャウジャいるわけで……。こいつら、なんだか知らないが、ほとんどがステルスボーイの故障で常に姿が見えなくなっているらしい。しかも、見ての通り(見えないのだが)腕力もあるし、体力も高い。そんなわけで正面から戦いを挑んでも、まず勝てないのだ。
何度もボロボロに殺されたので、ここは作戦変更。こちらもステルスボーイを使って姿を隠し、探索だけサクッと済ませることにした。途中何度か見つかったものの、一対一なら勝てなくもない。こうしてチマチマとナイトキンを処理しつつ、かろうじてハーランドの友人であったグールの死体を発見。戻って彼にこれを報告すると、その場から立ち去ってくれた。その後、ハーランドがいた場所を更に探索したところ、ターミナルで「ステルスボーイが誤配送されたので、返送した」と言う情報を入手。
これを喋るナイトキンに見せたところ、一瞬疑われたもののアントラーが信じてくれた。ようやくこれにて一件落着となり、ナイトキンは文字通り姿を消し、三階にいたグールたちは地下へと戻っていった。これで次なる情報を入手できるわけだが、それにしてもなぜグールはこの工場にいたのだろうか?
ジェイソンに話を聞いてみると、なんでもロケットで「偉大なる旅」をするんだとか。……一瞬訳がわからなかったのだが、要するに地上にはグールの居場所がないから、神の導きによって選ばれた宇宙に行こう、ということなのだろう。
そして、人間なのにグールと勘違いしている、ハゲで優秀な科学者のクリスをここに残るよう説得してくれと言われた。今まで騙しつつロケット修理の指示を出させていたが、さすがに良心が痛むらしい。まァそのくらいならやってあげてもいいだろう。
そう考えてクリスを説得しようとしたのだが、どうもこいつは話を聞いてくれない。というか、僕のSpeechスキルが足りなくて説得ができなかった。それどころか、ロケットを飛ばすのに必要な材料をもってこいと言う有様。おいおい……。
ちなみにこのハゲのクリス、どうして自分がグールと勘違いしたのかを話してくれた。今までVault34にいたのだが、そこで放射能を浴びてしまったらしい。で、醜くハゲたから、自分がグールと化したと思い込んだとかなんとか。いやまァ、なんていうかその……。放射能でやられたのは頭皮でなく、脳みそのほうだったようだ。ハゲてもハゲられるなという話である。
説得できない以上言うことに従うしかないわけで、ロケットに必要なアイテムを探すことに。老婦人ギブソンを尋ね、500キャップとふっかけられた材料を、レディキラーのPerkを駆使してタダで回収。続いて、RADスーツを着て放射能を浴びまくったバカな男から着火材を入手。無論、彼は死体になっており、持っていた日誌には「スーツさえあれば放射能浴びたい放題! だから廃棄物質を頭からジャブジャブ浴びまくるぜ!」と書いてあった。アホだ。
揃った材料をクリスに手渡すと、いよいよロケットの発射が始まる。この際、光ったグールであるジェイソンが演説をしたのだが、そこで正式にクリスとの別れを告げた。彼はグールではないから、どうしても連れて行けない、と。これを聞いたクリスは正気に戻ったらしく、「利用された! もう死にたい!」などと言っていたが、さすがに早計すぎる。説得して、ノバックに戻ってもらうことにした。
あとは、発射ボタンを押して彼らの行く末を見守るだけ。壮大な音楽の元、ロケットはなんとか飛んでいった。確かに空は飛べるようだが、戦前の旧式ロケットである。本当にあれで大丈夫なのか不安だ……。
ノバックに戻り、約束どおり、スナイパーの依頼主に話を聞かせてもらう。チェックスーツの男はボルダーシティに行ったそうだ。
これで仕事もひと段落。モーテルを借りて、休むことにした。それにしてもあのロケット、一体どうなったのか気になる。すると、ニューベガスラジオから、謎の飛行物体が飛んでいたというニュースが流れてきた。おそらくロケットのことだろう。彼らがどうなったかはわからないものの、あの雄姿を人々は確実に見たらしい。もっとも、Mr.ニューベガスや人々は半信半疑のようだったが……。
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