今日の、堺正章さんMCの世界一受けたい授業では、横尾隆先生によって、慢性腎臓病の原因や症状について詳しくお話してくれるようですね。
厚生労働省の発表によると、日本人の死因トップ3は
- 1位 がん
- 2位 心疾患
- 3位 肺炎
この日本の死因トップ3と、腎臓の働きを大きく関わりがあると言わているんですね。
新たな国民病 慢性腎臓病(CKD)ってどんな病気?
慢性に経過するすべての腎臓病のことを、慢性腎臓病と呼んでいます。
慢性腎臓病って、余り聞きなれない病名ですが、現在1,330万人の患者がいると言われていて、20歳以上の成人の8人に1人がかかっていると言われています。
慢性腎臓病は、新たな国民病と言われているんですね。
更に、慢性腎臓病は大人の病気と思われていますが、実は子供の頃からの生活習慣が影響しています。
腎臓疾患患者は、年々増加傾向にあり慢性腎臓病になると、週に3回4時間の透析治療を受けなくてはいけません。現在、透析治療を受けている患者数が、年間6000人ずつ増えていると追われています。
また平成23年3月10日に、厚生労働省主催の慢性腎臓病(CKD)シンポジウムが開催されました。
このシンポジウムでは、慢性腎臓病は生活習慣が大きく関係しており、生活習慣の改善や薬物療法によって予防が可能な疾患であるということ。CKDに関する正しい知識を知ってもらうために開催されているんですね。
腎臓の主な働き
- 腎臓は血液の中の老廃物をろ過し、綺麗にします
- 血液の酸性化を防ぎ弱アルカリ性にキープ
- 余分な水分や老廃物を尿としてからだの外に排出する
- 体液量・電解質のバランスを調整しミネラルを取り込む
- カルシウムの吸収に必要な活性型ビタミンDを活性化させ強い骨をつくる
腎臓の機能が低下すると、腎臓の大きさが半分以下になり、血液を綺麗にできず血管がボロボロになってしまいます。その結果、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすリスクが3倍も高くなります。
また、免役力も低下するため癌や肺炎の発症リスクが高くなってしまいます。
そんな腎臓の機能が40%ダメージを受けるとCKD(慢性腎臓病)を発症!これは一度かかると回復しない怖い病気と言われています。
日本人の死亡原因トップ10のうち、この7つの病気の原因は、慢性腎臓病が原因と考えられています。
- がん
- 心疾患
- 肺炎
- 脳血管疾患
- 腎不全
- 大動脈瘤及び解離
- 慢性閉塞性肺疾患
腎臓は毎日、約150リットルの血液をろ過し、老廃物が取り除けなくなると、全身に悪い血液が流れ、さまざまな病気の原因になっています。
慢性腎臓病(CKD)の初期症状
慢性腎臓病の初期の頃は、自覚症状を感じることがありません。
特に自覚症状はないために発症に気付きにくく、どんどん症状が進んでしまい突然死の原因になってしまうこともあります。
慢性腎臓病(CKD)が進行すると起こる症状
慢性腎臓病の場合は、自覚症状が感じるころには症状が進行していることが多く、早期発見が日常に難しい病気です。
少しでも、思い当たる症状を感じている人は、病院を受診されることをおすすめします。
慢性腎臓病の症状
- 排尿の際にシャボン玉のような大きくふんわりとした泡がたつ
→10~20秒たっても消えない場合は要注意! - 体内の水分が尿として排泄できないために寝起きで足がむくむ
→足の骨の上を10秒ほど押して、へこんだ状態でなかなか戻らない場合は要注意!
ひどくなると3~4日で10キロも体重が増加することもある - 立ちくらみや貧血が起こる
- 疲れやすく、倦怠感を感じる
- 息切れ
慢性腎臓病(CKD)にかかりやすい人と、かかりにく人
慢性腎臓病は、生活習慣病と関係していると言われているので、太り過ぎだけでなく痩せ過ぎも両方が腎臓病にかかりやすいと言われています。
BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
| 18.5未満 | 低体重(やせ) |
| 18.5以上25未満 | 普通体重 |
| 25以上30未満 | 肥満度1 |
| 30以上35未満 | 肥満度2 |
| 35以上40未満 | 肥満度3 |
| 40以上 | 肥満度4 |
慢性腎臓病にかかりにく人は、上の肥満度の数値の【肥満度1】の人は一番、かかりにくいと言われています。
要するに、少しポッチャリ型の方が、慢性腎臓病がかかりにくいようですね。
性腎臓病の場合は、尿や血液の検査をすることで早期発見することができます。
腎臓に負担をかける食べ物は塩分の多い食事
最も腎臓に負担をかける食事は、塩分が多い食事なんですね。
塩分自体が腎臓に負担をかけてしまいます。
厚生労働省の報告によると1日の塩分摂取量
- 男性 8g
- 女性 7g
とされていますが、日本人の平均の塩分摂取量は、12.3gと言われていて約5倍もの塩分を摂っていると言われています。
CKD慢性腎臓病予防の食事
通常の食事にちょっとした工夫をすることで、塩分濃度を減らすことができます。
海老のビスクスープの減塩の工夫(塩1人前0.5g)
ダシを使って塩を減らす!
尿を綺麗にしてくれるカロテノイドを豊富に含む海老、海老の殻や頭からダシを取ると塩を減らしても、濃厚でコクのある味になります。
つまり、ダシを使って塩を減らします。
茄子の炒め物の減塩の工夫(塩1人前0.5g)
カレー粉を使って塩を減らす!
茄子は腎臓の老化を遅らせてくれるアントシアニンが多く含みます。カレー粉を使うことで塩が少なくても、しっかりした味にすることが出来ます。
玄米おにぎりの減塩の工夫(塩1人前0.1g)
塩水にして塩を減らす!
ポイントは味覚を感じる舌にあります。
舌全体で味わった方が味を濃く感じることができるため、塩を粒で使うよりも塩水にしたものを全体につけた方が効果的なんですね。
塩をかたまりのまま、おにぎりに使うと1個あたり2~3gの塩が必要になりますが、塩水にすることで塩を水で薄めるので、0.1g程度しか使いません。
玉ねぎサラダの減塩の工夫(塩1人前1.5g)
辛味と酸味で塩を減らす!
ドレッシグの材料
| 唐辛子 | 適量 |
| おろしにんにく | 小さじ1/2 |
| ポン酢 | 大さじ1(塩1.5g) |
| 胡麻油 | 小さじ1 |
唐辛子やにんにく、胡麻油を入れてピリ辛にすることで塩分が少なくても味がハッキリします。
まとめ 減塩料理で慢性腎臓病を予防できる
慢性腎臓病は、さまざまな病気に原因になる恐ろしい病気です。
初期の段階では、自覚症状がないことが多い病気なので早期発見のためにも定期健診を受けるようにしましょう。
また、2つの症状に思い当たる人は、すぐに専門医の受診をおすすめします!
- 排尿時に大きなシャボン玉のような泡が立って、10~20秒経っても泡がなくならない
- 足の骨の上を指で10秒ほど押すと、なかなかもとに戻らない
慢性腎臓病の予防は、食生活の改善です!毎日の食事を工夫し減塩の食事を心がけましょう。
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