抜歯後に注意するべき5つのことはコレ!
公開日: : 最終更新日:2015/06/24 歯
ただでさえ行きたくない歯医者なのに…抜歯だなんて…
苦渋の決断でしたよね。本当は抜きたくなかったのに…がんばったんですね。
そんなあなたに早く治ってほしいから、抜歯後の注意をよく読んで安静にしましょう。
5つの抜歯後の注意事項
1.血行が良くなることは控えて!
たとえば、運動や、長時間の入浴など体があたたまるようなことは血のめぐりをよくして出血の原因となるので控えましょう。 少なくとも抜いた日の入浴はシャワーで短い時間ですませるようにしてね。
2.麻酔が効いてる間の飲食は注意!
麻酔が完全に切れるまでは熱いものを飲んだり食べたりするとやけどしやすいので注意しましょう。
また、感覚がマヒしているので舌を勢いよく噛んでしまうこともあるので気をつけてね。
3.うがいのしすぎに注意!
歯を抜いた日の翌日くらいまでは唾液に血が混ざります。気持ち悪いからといって何度も激しくブクブクうがいをすると傷口が治るのに必要な固まりかけた血が流れてしまって治りが遅くなるのね。
だからうがいは、水を口に含んでブクブクせずに吐き出す。口に入れて出す。これだけを3回くらいやれば歯磨き粉の泡もちゃんと流れます。
食べカスが抜いた穴に入らないように処置してくれることが大半だけど、もし穴に食べカスが入っても多少は大丈夫。
弱いうがいだとなかなか取れないかもしれないけど、2~3日はブクブクのしすぎに注意してね!
抜いたあとを縫合した場合も強くうがいをしすぎると糸が取れてしまう可能性もなきにしもあらずなので、うがいは控えめにね。
糸は大体1週間後によっぽど状態が悪くなければ取ってもらえるので、引っ張られてる感じとかあるかもしれないけどちょっと我慢してね。
4.薬の飲み忘れに注意!
抜歯後は痛み止め、抗生物質がどこの歯医者でも必ず処方されます。
抜く歯の状態によってはお薬出さない場合も、もしかしたらあるかもしれませんが大体でます。
生え換わりの時期の乳歯の抜歯後はお薬…ほとんど出ないですね。
医院によっては、胃薬やうがい薬も一緒に処方してくれるところもあります。用法用量はしっかり守って使いましょう。
痛み止めは痛くなければ飲まなくてOKです!でも抗生物質だけはすべて飲みきるようにしてくださいね。
抗生物質は続けて飲むことで効力を発揮するので飲んだり飲まなかったりだと効果が出ません。
薬の飲み方ですが、抜歯後に処方されたものについては必ず食後でないといけないということはありません。
抜歯後は特に口が開けづらかったり痛みなどで食事がとれないこともあると思います。そういう場合は水を多めに飲んで薬を服用すれば大丈夫です。いつもより水を多めにとるように心がけましょう。
痛み止めは抜歯後すぐの服用が麻酔が切れたあとの痛みを軽減できます。
その後は5時間程度あけて痛むようであれば処方された痛み止めを飲んでください。翌日以降激しい痛みが続いて、処方された薬で抑えられていないと感じる場合はそれよりも強い薬を処方してもらいましょう。
5.飲酒喫煙は控えて!
飲酒はアルコール作用によって血管が拡張され血のめぐりがよくなるので、出血の原因となりますから控えましょう。
喫煙はニコチンの作用により血管収縮されある程度できてほしい血だまりができづらくなるので控えましょう。
血が出すぎないのもよくなくて、かさぶたの役割的な血餅(けっぺい)ができづらいとドライソケットになってしまったり、治るのに時間がかかります。(血餅・ドライソケットについてはをご覧ください。)
少なくとも当日は絶対控えてください。2~3日控えてもらうと安心ですね。
その他の注意事項
抜歯後に注意するべき最低限のことは上記の5つです。
他に注意しておいた方がいいことも紹介しておきます。
- 抜歯後の顔の腫れについて
生えている歯を抜いた後はほぼ腫れませんが、親知らずなど歯肉の中に埋まっている歯などを抜くときは大きな腫れが予想されます。
歯肉を切って骨を削ずるような難しい抜歯は歯の周りの組織にダメージを与えれば与えるほど腫れも酷くなります。さらに、その処置に時間がかかればかかるほど腫れもまた酷くなります。
腫れのピークは抜いた翌日~その次の日くらいです。
腫れたところは冷やすのが良いですが冷やしすぎはよくありません。
氷水などで濡らしたタオルを固く絞ってあてる程度がちょうどいいです。熱さましようの冷却シートなどを貼っておくのも効果的です。冷湿布も冷却効果と消炎効果があるので効果としては良いかもしれませんが、顔に貼ってかぶれたりということも考えられるのであまりおススメはしません。
腫れ対策におススメは抜いた直後から冷やしておくことです。腫れてから冷やすよりも腫れを少なくできます。
- 歯磨きについて
傷口を触るのはよくないので抜いたところは歯ブラシはしなくても大丈夫です。
抜いたところになるべくブラシが当たらないように前後の歯はしっかり丁寧に磨いてください。歯ブラシ以外の歯間ブラシなどを使うのも効果的です。でもまあ、無理はしないようにしてくださいね。
- 食事について
抜歯後は口が開きづらかったりするので、噛みやすく柔らかいものを抜いたところの反対側で食べるようにしてください。
口が開きづらいなどの問題が特になければ、普通にいつも通りの食事で構いません。ただ、辛いものなど刺激物は避けるようにしてください。
- 抜歯時に上顎洞に穴があいてしまって場合について
上の歯の根っこの先は頬骨の中の空洞と皮一枚で隔てられているような状態です。その距離がものすごく近い場合、抜歯の際に穴があいて上顎洞に抜けてしまうことが稀にあります。抜いたところを縫合して細菌感染などしないように処置されます。
抜いたところが治れば自然と治癒します。抜いたところから細菌感染などしてしまった場合、上顎洞炎という鼻の病気になってしまうこともあるので、処方された抗生物質などはしっかり飲みきって、お口の中もなるべく清潔に保つようにしましょう。
鼻を強くかんだりすると勢いで穴が通じてしまう場合もあるかもしれないので、抜いた後2~3日はくしゃみや鼻をかむことに注意を払ってくださいね。
抜歯後1週間程度で上顎洞に溜まった血が鼻から出てくることもありますが自然なことなので、痛みなど伴わなければとくに心配ないでしょう。
まとめ
抜歯後の注意5つは傷口の治癒にかかわることなので守ってもらうと経過もよくなることがほとんどです。(抜いた歯と周りの組織がどういう状態だったかにもよるので一概によくなるとはいいきれません。)
注意する日数が2~3日とか曖昧な表現なのは、人によって状態も違いますし、治癒力に個人差があるからです。ご了承ください。
なので2~3日うがいを控えめにしたから4日目からは強くうがいしても絶対大丈夫ってことではないので、ご自身で出血の量とか痛みの程度とかによって加減してくださいね。お大事にしてください。