ワキガの臭いに死にたいと悩んだこともありました
脇に汗をかくと強烈なワキガの臭いがしていたのに長い間気づきませんでした。はっきりと気付いたのは高校生の時でした。それまでは自分の臭いに慣れてしまっていて、なかなか気付なかったんですね。
ワキガは遺伝が大きいそうです。私の父親がワキガで片方の耳垢が「ぢり耳」で耳垢がちょうど黄色いクリームのようにべチャッとしてました。私も同じような黄色くて湿った耳垢だとわかってたんですが、昔は余り関心がなかったんです。
ワキガだと最初に気付いたのは、7~8年ぐらい前の高校の時でした。電車の中で乗客から「ウッ」とそっぽを向かれたようなことがあったんです。その時から自分の臭いを意識するようになって、人の中に出るのが苦手になってしまいました。
ワキガは手術でもしない限り、完璧に治るということはありません。でも手術をしなくても、ワキガの臭いの原因を深く知る事で、ワキガそのものは治らなくても殆ど悩むことは無くなりました。
その事について紹介します。
ワキガの悩みを解決した方法
ワキガの臭いの悩みを解決したきっかけは、自分で行っているワキガケアの間違いに気づいたからです。
制汗スプレーやデオドラントシートはスーッとして気持ちがいいですよね。でもそれはアルコールが使われてるからなんです。このアルコールが問題で、皮膚から水分を奪うので拭いたあとは皮膚が乾燥します。
汗がでなければ臭くないから、乾燥ぐらいならいいんじゃないの?と、たいていの人は思ってるんじゃないでしょうか。
でもこれが間違いでした。
人間の体は皮膚が乾燥すると、乾燥を防ぐために皮膚表面に皮脂を分泌します。その皮脂を栄養にして常在菌が繁殖して、また強烈な臭いがするという悪循環を繰り返します。
だからワキガの皮膚を乾燥させるのではなくて、保湿が必要だったんです。そのことに気付いたので、保湿をしてくれるワキガケア用品を探しました。
保湿するタイプのデオドラント
保湿するタイプのワキガのデオドラントジェルクリーム、ラポマインがありました。そのジェルクリームは脇の皮膚を保湿しく乾燥しない状態で、汗を分解する細菌の働きを抑えてくれました。
指に小豆大のクリームをとり脇に塗ってみると、とても良く伸びて塗りやすいものでした。使っているとだんだんと臭いが消えていきました。短期間だけ使って効果が無いといってあきらめない方が良いですね。
- デオドラントはレベル4までが有効
私は1か月ほどで臭いが余り気にならなくなりました。それから半年も経つと朝1回塗れば殆ど臭わなくなっていきました。ただし、ワキガのレベル4までが対象なので、レベル5の場合は手術でないと期待できないので注意してくださいね。
下はラポマインがワキガの臭いをどの程度消してくれるのかの実験です。
ワキガの重症度と治療法について
これだけ悩む人の多いワキガですが、ワキガ(腋臭症)は、病気ではありません。個人の体質なので、正式な治療ガイドラインはありません。
治療ガイドラインがないということは、病院に行ったとしても診断は曖昧なものしかないんですね。
ガーゼテスト
良く使われているのが、ガーゼを脇に挟んだまま軽い運動をして、ガーゼの臭いを医者が直接嗅いで判定をします。
5段階レベル
レベル1
「臭わない」わきがではなく、エクリン腺からでる汗の臭いだったり、本人が気にしすぎてるために実際以上に感じているだけのケースです。
レベル2
「少し臭う」かなり軽症のわきがです。
レベル3
鼻を近づけると臭いが分かる。(軽度)
朝デオドラントを塗れば1日臭いが気にならない。
耳垢は湿ってはいても、しっとりしている程度。
ワキガクリームを塗っておけば、他の人には気づかれない。
普通の制汗剤でも臭いが抑えられる。
下着の脇に黄ばみはあるが、それほど強くないい。
汗を沢山かくと、服の脇部分に鼻を近づけるとワキガ臭がする。
レベル4
鼻を近づけなくても臭いが分かる。(中等度)
耳垢は粘っこくてアメ状。
ワキガ専用の薬で、毎日手入れすれば日常生活には問題がない。汗をかけば臭ってしまうレベル。
白い服を着ると脇が黄色くなってしまう。
手汗や脇汗をかなりかく。
人からワキガを言われたことがあります。
デオドラントを使っていても、汗をかくとホワッとワキガが臭う時もある。
レベル5
ガーゼに関わりなく臭いが分かる。(重度)
耳垢がベッチョリあるいはネットリという表現できる状態。
かなり強力なワキガ薬でないと臭いが抑えられない。
耳だれが気になるほど、キャラメルソースのように粘りがある。
いくらワキガケアをしても効果がないので日常生活に困る。
手汗、足汗、ワキ汗などに多汗症がある。
茶褐色になるほどの脇の黄ばみがある。
色付きの服を着ても脇部分の変色が目立ちます。
ワキガのレベルに合わせた治療法
- ワキガはレベルに合わせた治療が必要
レベル1
ワキガではないとされて、もし汗が多ければ多汗症として治療がされるかもしれません。
このレベルでも非常に臭っていると気にする人は、体臭恐怖症(自己臭恐怖症)という神経症の可能性があります。レベル2
臭いのつきやすい脇毛を処理したり制汗剤を使って様子を見るレベルです。ボトックス注射の対象になるレベルです。
レベル3以上
手術の対象になりますから保険診療の対象になるようです。ポイントの説明文。
重度のワキガほど自分のワキガ臭に気付かないのは何故でしょうか?
ワキガが重度の人ほど臭いのケアをしてもワキガ臭がします。ずっと自分のワキガ臭に包まれているわけですから、その臭いが臭いどころか本人にとって普通ですよね。
ただ、ずっと自分のワキガ臭に気付かないというのでなく、他人から指摘されて「必死でワキガケアをする」ようになる人が多いのです。
社会人になって職場で人と接する業務について初めて上司から注意されて、ショックと共にワキガケアに奔走することになるのです。
汗と臭い
自分の体臭が酷くて周囲を不快にさせていると考えてる人には大きく2通りあります。文字通り体臭が強烈で周囲も勘弁してくれと思ってるタイプ。
もうひとつは、実際には体臭はそれほどでもないなのに、物凄く臭っていると思い込んでいるタイプがあります。昔は「体臭恐怖症」という神経症(ノイローゼ)です。
昔に比べ現在はテレビコマーシャルの除菌ブームにより、かなり行き過ぎた清潔志向がはびこっているのではないでしょうか。消臭や除菌の製品を売ろうとして、ものすごく極端なコマーシャルや情報を流してるんですね。
必要な良い菌まで殺してしまう除菌便座に座り、お母さんたちはやりすぎな清潔志向に気付かず子供たちの免疫力を下げていることは小さくない問題です。
テレビで得た情報をそのまま信じるよりも、一つひとつ自分で本当の事を確かめていくことが大事じゃないでしょうか。