色素沈着としみの違いを言えますか?
一緒くたにされがちですが、実は色素沈着としみ、そしてそばかすは似て非なるもの。
同じような顔のポツポツも、できる原因が違います。効率よくお手入れするためには、色素沈着としみを区別して、それぞれに必要なケアに励まなくてはなりません。
特にしみは種類によって必要な対策が違います。化粧品がまったく聞かない種類のしみもあるのでご注意下さい。
色素沈着としみの違い、レーザーはそばかすにも効くかどうかなど、メラニン色素トラブルを解決する方法についてお話します。
色素沈着としみの違い。そばかすは体質?
「色素沈着=しみ、そばかす」と誤解していませんか?
確かに見た目は全部似ていますが、原因も種類も違うものです。
色々な分け方がありますが、色素沈着は摩擦など人工的な刺激によってできたもの、しみは自然にできるもの、と区別されます。
そばかすも遺伝要素が強いので、しみの一種として捉えられます。日本人はそばかすよりしみになりやすい肌質なので、「美白=しみを目立たなくするアプローチ」のコンセプトで日本製の美白化粧品は開発されています。
もしそばかす体質に生まれてしまったら、早い段階で紫外線を予防するしかありません。そばかす体質かどうかは5~6歳の時に分かります。
そばかす体質でも紫外線さえきちんとブロックしていれば、増えたり大きくなるのを抑えることができます。ノーガード状態だと10代の半ば、ちょうど思春期の頃、一気に頬がそばかすだらけになります。
一度広がり、色味も濃くなってしまったそばかすは皮膚科の治療を受けない限り、中々消えません。レーザー治療、もしくはビタミンC誘導体、ハイドロキノン、トレチノインなどの外用薬治療を検討しましょう。
スキンケアで何とかなるしみ、ならないしみ
しみはそばかすとは異なり、種類によってはスキンケアで何とかなる可能性はあります。例えば中年女性の顔にできやすい色素沈着型接触皮膚炎は、ふだん使っている化粧品の香料や色素が原因で発生します。
つまり、原因となる物質を突き止め、原因物質を含まない化粧品でお手入れすれば数年後にはなくなります。もちろん、最初から添加物フリーのスキンケアアイテムを使っていれば、中高年の年齢に差し掛かっても安心です。
老化が原因でできるしみ、老人性色素班はスキンケアだけで消失させるのは難しいものの、UVケアを徹底することで薄くすることは可能です。
色素沈着も新陳代謝を促進する化粧品でお手入れすれば薄くなりますが、普段から摩擦などの刺激を避けること、炎症を起こさないようにする予防対策に力を入れましょう。
色素沈着もしみも消える皮膚科の治療
残念ながら一度できてしまったしみは、そう簡単になくなりません。脂漏性角化症などほとんどのしみは、化粧品や紫外線対策である程度予防することはできます。
ただし、できたしみをふだんのお手入れだけで消失させることはできません。もし顔のしみを消し去りたいなら、皮膚科のレーザー治療を受けるのが一番です。
そばかす同様、ビタミンC誘導体、ハイドロキノン、トレチノインなどの外用薬を治療法もありますが、フォトセラピー、フォトポレーションなどのフォトケアにも注目が集まっています。
イオン導入や内服薬の他、注射や点滴治療もしみを消すのに効果的です。担当医と相談しながらしみ、色素沈着撲滅計画を立てましょう。
濃いしみもレーザーで消える??
レーザー治療で使うレーザーは、しみの濃さによって使い分けるのはご存知でしょうか。
例えば輪郭がはっきりしたしみは、ルビーレーザーで治します。ルビーレーザーは薄くぼんやりしたしみや肝斑には効きませんが、濃いしみには有効です。
レーザーの熱と光でメラニンの塊を砕いて人工的にヤケド状態を起こし、メラニンをかさぶたと一緒に剥がす治療方法です。
メラニンを完全に排出させることはできませんから、残った2~3割は内服薬や外用薬で徐々に薄くしていきます。
うっすらしたしみなら、穏やかに効くトーニングレーザーがぴったりです。そばかすを消す時もレーザー治療が一番です。
ルビーレーザーのシミ撃退のメカニズムを以下にご紹介いたします。
ルビーレーザーをシミやそばかす部分に照射
↓
レーザー照射部が薄いカサブタとなり、一週間ほどで剥がれる
↓
カサブタと一緒にシミも剥がれ落ち、シミが消退
美容液は多め?少なめ?量を間違えると逆効果に
しみを美白化粧品でお手入れする時は、少ないよりは多めにつけて下さい。しみに効く美白化粧品は結構高いので、ほんの少しだけしか塗らない方も…。
けれどその使い方はしみに逆効果になります。化粧品の量が少ないと、塗り広げる時にどうしても皮膚を摩擦することになります。
特にしみ治療のあとは肌が敏感になっていますから、ちょっと擦っただけでもすぐに色素沈着の原因になります。
皮膚科でレーザー治療を受けても、スキンケアの方法が間違っていれば再び同じようなポツポツが出てしまいます。
いずれにしても、できたしみや色素沈着は簡単には消えないので、予防に力を入れるのが一番です。
予防の為に専用クリームを活用しましょう!
黒ずみで悩む方も増え、最近では専用のクリームも数多く販売されるようになりました。
乾燥対策として市販の保湿クリームで、こまめに保湿を心がけるというのも対策として必要なことですが、黒ずみに直接アプローチしたいのなら美白クリームを使用するのがおすすめです。
しかし、美白効果の高い成分が配合されていればされているほど良いというわけでもありません。ハイドロキノンのような成分は、漂白作用の強さから副作用の危険性が高いので、副作用もしっかりと調べた上で選ぶようにしましょう。
今注目の集まっているトラネキサム酸を配合した「ホスピピュア」という美白クリームは、購入者からの人気の声も高くリピート率も高いようです。
メラニン生成の前段階、メラノサイト活性化阻止の作用を持ち、黒ずみ発生をブロックしてくれるだけでなく、シアバターなどを配合することにより保湿効果も高いようです。
予防の為には保湿クリーム、予防と改善どちらも兼ねて美白クリームというように、使いわけることでも効果は違ってきますし、美白有効成分はたくさんありますので、こうした商品を一度調べてみてはいかがでしょうか。
購入の際には、販売元が安心かどうか、返金保証制度がついているかなど、購入後のアフターケアがついている商品だと尚更良いですね。
まとめ
- しみは自然現象、色素沈着は人工的なもの、そばかすは遺伝的要素が原因でできる
- 皮膚科ではしみの種類によってレーザーを使い分ける
- しみも色素沈着も予防が一番