今回レビューするのは、1分間に約10,000回という高速の音波振動により、メイクや毛穴の汚れを浮かせて落とすという、マイクロソリューションズの音波式洗顔ブラシ「MS-Po bling」(以下、Po bling)。「Po bling」は、コスメの口コミサイトでの評判が上々で、10,000円を超える価格帯の電動洗顔ブラシに比べてリーズナブルなのも魅力だ。そこで気になるのは、使い心地や洗浄力。ということで、「Po bling」を実際に使用してチェックしてみた。

クレンジングにも使える!

「Po bling」の特徴は、クレンジング剤が使用でき、メイクも落とせること。電動洗顔ブラシは、クレンジング後の洗顔に使用するタイプがほとんどなので、「クレンジング」「洗顔」の両方に使用できるのは珍しい。しかもその両方が同じブラシで行えるため、手軽に使い分けができるのもポイント。生活防水設計なので、入浴中や洗面台まわりでも使用することが可能だ。


また、本体のサイズは50(幅)×56(奥行)×155(高さ)mm、重量は70gと、かなりコンパクトで軽量。筆者が使用してきた電動洗顔ブラシの中では、もっとも持ちやすいと感じた。電池式なので、旅行にも便利そう。

手に持つと、まるで電動歯ブラシのよう。洗顔の際は手が濡れていることが多いが、「Po bling」はスリムでしっかりと握れるため、うっかり落としてしまうということがなかった。専用のスタンドが付属するので、乾かす際はスタンドに立てておける(写真右)

ボタンの部分はゴムのような質感ですべりにくく、目を閉じていてもボタンの位置がわかりやすいので押しそこなうこともない。ボタンを押すごとに、停止→動作→停止となるシンプルな構造

電池は、単4型のアルカリ乾電池1本を使用

2日に1度使用した場合、ブラシの交換目安は約半年。2~3か月で交換というものが多いが、それに比べて耐久性に優れているようだ。ブラシにコストがかからない代わりに、ちょっと高めの洗顔料を買うなんていうのもアリかもしれない。

ブラシには、0.07mmの超微細毛が約20万本密集している。ふわふわやわらいかいというよりも、ぷりんとハリのある質感が気持ちよい。ヘッド部分は回せば外れるので、付け替えも簡単(写真右)

洗ってみた感想

「Po bling」で「クレンジング」と「洗顔」の両方を試してみた。「クレンジング」でも「洗顔」でも使用法は同じで、水を含ませたブラシにクレンジング剤や洗顔料をのせたら、肌の上でやさしく動かしていく。肌に当てると感じるかすかな振動は、電動歯ブラシをイメージしていただくとよいだろう。回転式の洗顔ブラシのように、“毛穴の汚れをゴッソリ取ってくれそう!”という感じではないが、振動がブラシを通して肌に伝わり、肌に当てているだけでも気持ちがよい。ちょっとしたマッサージ効果もありそうだ。音波振動で汚れが浮き上がって落ちたのか、いつもより洗い上がりがさわやかな気もした。

よく水を含ませたブラシにクレンジング剤や洗顔料をのせる。その後、肌にやさしくブラシを付けて、弧を描くようにクレンジングを行う。ブラシと肌の間の水分が足りないと、振動があまり伝わらないような気がした。なので、ブラシを十分に濡らすことと、クレンジング剤や洗顔料をうまく顔全体になじませるのがポイントかも。ちなみに、「2分間で自動的に運転が止まって、洗顔完了を知らせる」といったタイマー機能は付いていないので、洗い過ぎに注意しよう

<よいところ>
◆横長の楕円形ブラシが小鼻のキワにフィットしやすい

個人差はあるだろうが、筆者の場合、小鼻のキワにブラシがジャストフィット。毛穴の汚れがたまりやすい小鼻は、凹凸が多く、洗顔しにくい場所でもある。「Po bling」はブラシがフィットするおかげで、力をかけ過ぎずに使用できる

◆泡立てた洗顔フォームで使用すると、泡がよりキメ細かくなる気がする

「Po bling」の振動で洗顔フォームを泡立てることはできないが、泡立てた洗顔フォームと一緒に使うと音波振動で泡がきめ細かくなったのか、普段より泡がやわらかく感じられた

<いまいちなところ>
◆ブラシにクレンジング剤を乗せた後、クレンジング剤を顔全体に行き渡らせるのが難しい


難しいというより、クレンジング剤をつい沢山使ってしまいそうになるのだ。本当に取扱説明書の使用法のとおりにやるなら、普段の3倍の量のクレンジング剤を要するだろう。なので、筆者はクレンジング剤や泡立てた洗顔料を手で顔全体に伸ばした後に、十分に濡らしたブラシで顔をなでるようにクレンジングを行っていた。それでも、洗いあがりに問題はなかった。

◆メイクも落とせるけど……アイメイクは手洗いが無難?


アイメイクにそのまま使用すると、ブラシはこんな感じに。落ちたメイクが極細毛によって再び毛穴に入る気がするし、マスカラのカスがブラシの奥に入ってしまうと、取り除くのにひと苦労。マスカラや濃いアイラインだけでも、軽く落としてから使用することをおすすめしたい

気になるメイク落ちをチェック!

「Po bling」での洗顔が気持ちよいことはわかったが、大切なのは、本当に毛穴の奥の汚れを浮かせて落としているのか? ということ。手洗いよりも洗いあがりがさっぱりした気はするが、気のせいなものかもしれない。ということで、手の甲に塗ったアイライナーで、「Po bling」音波振動の力を見てみることに。

【動画でチェック! 】手にアイライナーで線を描き、「Po bling」で落としてみた。ほとんど力は入れていないが、軽くなでるようにするだけで、線がずいぶん薄くなったのがわかる

【手洗いと比較】動画同様、アイライナーで手の甲に描いた線を、手洗いしたものと、「Po bling」を使用したものとで比べてみた。向かって左側に「Po bling」を使用した。「Po bling」を使用した所は、手洗いに比べ、シワの奥のアイライナーがほとんど残っていない。これは予想以上!

まとめ

「Po bling」は「クレンジング」にも「洗顔」にも使用でき、その際にブラシを付け替える必要がない。そこが非常に使いやすいと感じた。平日の入浴時は眠い、もしくは疲れていることがほとんどな筆者でも、肌の調子に合わせて、「クレンジング」と「洗顔」をちゃんと使い分けていた。もし、ブラシの取り替えが必要だったら、きっとどちらかひとつのブラシしか使用しなかった可能性は高い。また、「Po bling」は持ちやすいので、ほかの電動洗顔ブラシと一緒に並んでいても、つい手に取る機会が多かったのも事実。

洗浄力も確かで、使用感は10,000円を越える価格帯のものと遜色ない。ブラシのもちがよいのも高ポイントだ。タイマー機能が付いていない点が気にならなければ、コストパフォーマンスの高さを感じられる製品だろう。

価格.comマガジン編集部/TASAI

最近、「男の美容家電特集」なるものを目にする機会が増えました。男性も美顔器や電動洗顔ブラシを使う時代のようです。「Po bling」は、男性が使ってももちろんOK。デザインもほかの電動洗顔ブラシに比べてシンプルなので、男性でも抵抗なく使えそう。プレゼントにもいいかもしれません。