奥歯が臭い!奥歯の歯や歯茎が臭くなる12の原因と対処法

歯を磨いても奥歯の臭いが取れない、いつも奥歯や歯茎が臭い感じがして悩んでいる方も多いのではないでしょうか。奥歯は自分では見えないために何が原因なのか分りにくいところですよね。デンタルフロスなどで気付かれる人もいます。奥歯は臭くなる原因が多くあり、原因が一つではないこともあります。今回は奥歯が臭くなる12の原因と対処法についてお伝えします。ぜひ参考にしてください。

1.奥歯が臭くなる12の原因

1−1.磨き残しや食べかす

奥歯は自分で歯磨きをしているつもりでも汚れが残りやすい場所です。食べかすや歯垢が長期間残っていると、発酵し奥歯が臭くなります。一番歯垢が残りやすい場所は一番奥の歯の後ろと歯と歯の間です。

対処法

奥歯を磨くには歯ブラシの方向をいろいろな方向から入れたり、ワンタフトブラシという小さな先のブラシを使い時間をかけて丁寧に磨くと綺麗に汚れが取れます。また、歯と歯の間はデンタルフロスや歯間ブラシで汚れを掻き出す必要があります。詳しくは「歯医者は絶対やっている!デンタルフロスで虫歯や歯周病を防ぐ方法」を参考にしてください。

1−2.虫歯により虫歯菌の発酵

歯は虫歯菌の酸によって溶かされると、固い歯も柔らかくなり腐敗臭が出ます。虫歯は痛みもなく進行することもあり、虫歯で穴の開いた部分から臭くなります。

対処法

初期の虫歯は削る必要がありませんが、口臭があるような進行性の虫歯は歯を削って治療する必要があります。歯に症状が出てからでは歯の神経を抜かなくてはいけないこともあるので、定期的に歯医者で確認してもらう必要があります。詳しくは「虫歯によって口臭が起こる5つの原因と治療法」を参考にしてください。

1−3.銀歯の下に広がる虫歯

虫歯は一度治療をしたからといって、虫歯にならないわけではありません。特に銀歯は劣化しやすい材料のため、銀歯が錆び、隙間から新たな虫歯ができて、奥歯が臭くなることも多くあります。

対処法

1−4.歯肉炎による血なまぐさい臭い

歯肉炎とは歯茎に炎症があり腫れている状態です。歯肉炎になると歯磨きなどの時に歯茎から出血します。血は生臭く、奥歯が臭くなる原因です。また、血が固まり歯石となってより歯茎が腫れる状態になり、臭いが強くなることもあります。

対処法

1−5.親知らず周囲の腫れや膿

親知らずは横や斜めに生えている歯が多く、奥歯が臭くなる原因です。親知らずの周辺には汚れ、歯垢、歯石などが溜まりやすく、歯茎が腫れ、膿が出やすい環境です。親知らずや親知らずの前の歯の虫歯や歯周病により臭くなることもあります。

対処法

1−6.歯周病による歯茎からの膿

歯周病が重度になると歯茎から膿が出て奥歯が臭くなります。膿は細菌や白血球などの死骸が腐敗したもので、奥歯が臭くなる原因です。

対処法

歯周病で一部分のみから膿が出ている場合は溶けてしまった骨を再生させる方法で歯周ポケットを浅くして、膿を止めることができます。しかし、重度に進行してしまった歯周病は抜歯して、膿の原因である歯を取り除かなければ奥歯の臭いを止めることができません。詳しくは「あなたの周りは気づいてる!歯周病の口臭を早く改善する方法」を参考にしてください。

1−7.根の先の膿が漏れ出すフィステル

歯の神経が死んでしまうと根の先に膿が溜まることがあります。その膿が大きくなると膿の袋と歯茎がつながる穴(フィステル)が出来ます。フィステルは根の先に膿が溜まるとでき、フィステルから膿が出ると消えることを繰り返します。

対処法

歯の根の治療を行います。根の先の膿は歯の中の細菌が原因で起こります。歯の根の中の感染源を綺麗にすることによってフィステルや奥歯の臭いもなくなります。詳しくは「歯茎にできたおでき/フィステルの原因と治療法」を参考にしてください。

1−8.入れ歯のカビ

奥歯に入れ歯を使っている人は入れ歯にカビが生えることで奥歯が臭くなることがあります。口の中は適度な水分と温度があり、カビが繁殖しやすい環境です。入れ歯を使うと唾液の流れが妨げられ、唾液によって殺菌されるはずのカビ菌が入れ歯に残り、奥歯の臭いの元となります。

対処法

1−9.インプラント周囲の腫れや膿

奥歯にインプラントを入れメンテナンスを怠っていると、インプラント周囲炎(しゅういえん)になり腫れや膿が出て、奥歯が臭くなります。インプラント周囲炎とはインプラント周囲に歯垢が溜まり、インプラントが歯肉炎や歯周病になってしまうことです。

対処法

インプラントは自分の歯に比べ、細菌に対する抵抗力は低くなります。そのため毎日のお手入れと歯医者で定期的なメンテナンスを行わなければ、細菌に感染し、インプラントを撤去しなくてはならなくなります。詳しくは「インプラントの寿命を半永久的にするための7つの秘訣」を参考にしてください。

1−10.ブリッジの下の汚れ

 ブリッジとは失った歯の前後の歯を削って橋のように繋げたものです。ブリッジの真ん中の歯を失っている部分は汚れが溜まりやすく、歯垢や歯茎の腫れ、膿によって奥歯が臭くなることがあります。

対処法

1−11.副鼻腔炎により奥歯が臭く感じる

副鼻腔は上顎の根の近くにあり、副鼻腔炎になると奥歯が臭く感じる方がいます。副鼻腔炎は鼻が原因の場合もあれば歯が原因の場合もあります。

対処法

1−12.歯が割れた隙間

歯の根が割れる歯根破折(しこんはせつ)が起こると、亀裂に細菌が入り、歯茎が腫れたり膿が出て臭くなります。歯根破折は多くの場合金属の土台が入っている歯に起こりますが、噛み合わせが強い人は生きている歯でも起こります。

対処法

歯の根が大きく割れてしまっている場合は抜歯が必要です。部分的に割れている場合は根の治療後に接着剤で補強することによって臭いを抑えることができます。詳しくは「歯が割れた!歯根破折の原因と治療法」を参考にしてください。

2.奥歯の汚れを取る清掃用具

2−1.ワンタフトブラシ

ワンタフトブラシとは歯ブラシの先が一つにまとまった小さな歯ブラシです。一番奥の歯、歯と歯の間、インプラントの周囲など歯ブラシでは磨きにくい細かい部分を綺麗にすることができます。通販等で購入可能です。

2−2.スーパーフロス

スーパーフロスはデンタルフロスにスポンジがついているものです。ブリッジの下やインプラントの周囲、歯と歯が繋がっている被せ物の周りの汚れを取ることができます。通販等で購入可能です。

まとめ

奥歯は虫歯や歯周病が最も早く始まる所です。それだけ汚れの残りやすい 場所なのです。早めに奥歯の磨き方をマスターすることがすべての予防に繋がります。また、定期的に歯医者でクリーニングをすれば、奥歯が臭くなる原因や可能性を早期に発見できます。

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