扁鵲(へんせき)は大鵬製薬から販売されている脂肪過多症のための生薬製剤。
(※脂肪過多症というのは肥満症と同じこと。生薬製剤については、後で説明したいと思う。)
防風通聖散が中年男性の肥満に効果的な生薬が配合されているのに対して、扁鵲(へんせき)は、むくみを伴うような中年女性の肥満にオススメされることが多い。
今回は、そんな生薬製剤の扁鵲を実際に買って飲んでみた。
効果や副作用、口コミのまとめもあるので、是非参考にしてみて欲しいのだ。
※ちなみに、中年男性だったり、むくみがなかったりということで、防風通聖散について知りたい人は、こちらを参考にして欲しい。
扁鵲(大鵬薬品)の基本情報
- 商品名 : 扁鵲(へんせき)
- メーカー名 : 販売元 大鵬薬品工業(株)
製造販売元 : (株)建林松鶴堂 - 価格 : 60包 4,800円(税込み・20日分)
- 購入先 : 薬局、楽天、Amazon
- 区分 : 第2類医薬品
- 形状 : 粉末
- オススメ : 11種類の生薬が脂肪過多症に効く
扁鵲の効果・副作用・成分
扁鵲の効果は?
扁鵲は、漢方の九味半夏湯(くみはんげとう)という処方を、日本人向けにアレンジして作られたものだ。
そのため、生薬を付け加えたり、減らしたりというした意味で「加減方」という言葉をつけて、九味半夏湯加減方(九味半夏湯をアレンジしたという意味)の製品ということで売られている。
さて、元になった漢方薬である「九味半夏湯(くみはんげとう)」は、水分代謝を促すことで、脂肪過多症を改善するという点が特徴。
肥満の中でもむくみを伴っている、いわゆる水太りの人など、漢方で言う所の「水滞」と呼ばれる状態の場合に、勧められることが多い。
だから、扁鵲は中年女性の肥満症状に対して、中年男性の肥満症状には防風通聖散の漢方薬が勧められることが多いようだ。
※防風通聖散との比較を知りたい人は、防風通聖散の中でも、扁鵲と同じ顆粒タイプの「生漢煎」との比較を詳しく書いてみたので、よかったら参考にして欲しい。
扁鵲の副作用は?
また、扁鵲の副作用は、以下のようなものがあるようだ。
- [皮膚]発疹・発赤、かゆみ
- [消化器]激しい腹痛を伴う下痢、腹痛、便秘、吐き気、嘔吐
- [その他]むくみ
扁鵲の成分は?
扁鵲には以下の成分が主に含まれている。
タクシャ末/ショウキョウ末/ケイヒ末/ボタンピ末/サイコ末/ショウマ末/ダイオウ末/カンゾウ末/シャクヤク末/チョレイ末/レンゲ末
※添加はなし
扁鵲の飲み方は?
成人は1日3回1包ずつを、水またはお湯にて飲む。
扁鵲は、とても細かい粉末。
一気に呑み込もうとすると、むせたり、口の中の水分を取られて四苦八苦することも。
メーカーに電話して聞いた時には、最初に水を含んでから粉を口に入れるのがオススメとのことだった。
いずれにしても、水をしっかりと飲むことがとても大切だ。
生薬製剤って何?
扁鵲って、実は漢方薬じゃない。
パッケージには生薬製剤って書いてある。
あれ、生薬製剤って何??漢方薬じゃないの?
前にも書いたのだが、実は扁鵲は、九味半夏湯という漢方薬を元に、日本人向けに他の生薬を加えたり、取り除いたりして作られたものだ。
漢方薬というのは、決まった処方をした場合にのみに使える言葉で、扁鵲は、決まった処方にアレンジを加えてしまっている。
そのため、漢方薬と呼ぶことはできない。
そこで、生薬で作った・・・という意味で「生薬製剤」と呼ばれているわけだ。
扁鵲は粉末が細かいので、喉に詰まらせないように気を付けて
味や匂いについては、ネット上の口コミで、「飲み続けるのが無理」という人もいたのである程度は覚悟していた。
しかし思ったよりも、漢方の匂いはきつくはなく、口に含んだ時の苦みは焙煎の苦みのようだ。
それよりも、粉末の粒子がサラサラで細かく、口の中の水分をいっぺんに持っていかれてしまう。
口の中にしばらく含んだら、水分が足りないのか口の中で粒子がなかなか解けずに固まっていく(落雁(らくがん)を食べた時のような感じ)。
気管に入らないように気を付けて欲しいのだ。
扁鵲の口コミ情報
口コミを見ていると、薬局などで最初に、しばらく飲み続けて下さいと言われ、実行した人はそれなりに体重は軽減しているようだ。
効果がないと感じないと、途中ですぐやめる人が多い印象。
漢方の粉末が飲めない人や、効果がすぐ出ないことに諦めてコストパフォーマンスを考えて他を購入してしまうことも。
他の漢方薬も同じだが、軽い運動や食事に気を付けているなど併用して行っている人は、効果が出やすいのだ。
お客様相談室に電話をしてみた
扁鵲の由来は?
扁鵲(へんせき)という名前・・・字が難しい上に、文字の意味すらわからない。
そこで、扁鵲にはどういう意味があるか?について聞いたみたら、以下のような話を教えてくれた。
古代中国の戦国時代に、扁鵲(へんじゃく)という名医がいた。
そこから転じて扁鵲(へんじゃく)は、名医の代名詞として使われるようになった。
扁鵲(へんせき)はそんな話に由来して、読み方を変えて名付けられたようだ。
名医の名前を冠している漢方薬となると、なんとなく厳かな気がする。
扁鵲には添加物は使われていますか?
扁鵲には、添加物が全く記載していません。
粉薬でも一般的に添加物は入っているのに、この扁鵲は添加物が全く入っていない。
この点が気になり、大鵬薬品にも製造している建林松鶴堂にも聞いてみた。
すると「添加物は必要ない」ということが、しっかりとわかった。
担当してくれた人が言っていたのは、「国から言われて消費期限を一応記載しているが、漢方の生薬には、本来消費期限はない。」ということ。
ただ、生薬を直接粉砕(きざみ)していて、小袋わけしているので、添加物がなくても問題ないとの事だった。
本当に脂肪は取れますか?
ぶっちゃけ脂肪は取れますか?と尋ねたところ、メーカー側は体全体の脂肪を対象にしているが、最初は内臓脂肪からとれていく、下半身の脂肪から落ちていきやすいとのこと。
便や汗なので老廃物を出していくことで、肥満に効果的になるという説明だった。
但し、扁鵲だけでなく食事や運動にも気を使ってほしいと言うことと、最低3ヶ月は飲み続ければ効果が実感しやすくなるということも付け加えていた。
扁鵲と生漢煎(顆粒タイプの防風通聖散)を比べてみた
さて、ここまで読んできて、
う〜ん、、、防風通聖散とどっちが良いのかな・・・・
と思っている人もいるかもしれない。
男性の場合や、むくみを伴っていない、水太りというわけではないと言うのであれば、防風通聖散の方がおすすめな場合もある。
そこで、防風通聖散の中でも、扁鵲と同じ顆粒タイプの「生漢煎」と比べてみようと思い、どちらの方が飲みやすく、コスパが良いのか?など色々比べてみた。
ジョー的には、生漢煎の方が飲みやすく・利用しやすいかなと思っているので、よかったら参考にして欲しいのだ。