角栓・角質はオイリー傾向にある人でも毎日正しく洗っていれば溜まることはありません。ちゃんと洗っているのに黒く見える、大根のようにニョキニョキ生えてくるというのは、その方法が誤っているか、洗っていないかのどちらかです。
また、10代・20代の皮脂量がそもそも多い時期に運動不足にある人は角質・角栓が溜まりやすい傾向にあります。鼻には筋肉が通っていないため熱が伝わりにくく、排出されるべき皮脂がラードのように途中で固まり角質・角栓としてできあがってしまうのです。
鼻の角栓・角質をキレイに落とす方法
角栓を落とすための方法として代表的な方法から、まだあまり知られていない裏ワザ的な方法まで、いくつか解説します。
洗顔で落とす
洗顔の洗浄力は良い意味でも悪い意味でも強力なため、どんなに間違った洗顔方法でも皮脂を落とすことが可能です。ただ、「洗いすぎ」に伴う反動によって皮脂が過剰に分泌されることがあります。
皮脂汚れは水溶性であるため、本来であれば洗顔料を用いずとも汚れを落とすことができます。洗顔後、一時的にでも肌が乾燥してしまうという方はその可能性があります。
鼻は温度が伝わりにくく、低温になりがちなため皮脂が硬化しやすいのも一因です。洗顔時は「鼻を洗う」というよりも「鼻を温める」という感覚が大切です。つまり洗顔料に頼むより、お湯で顔を温めることを意識するといいでしょう。皮脂はもともと体温で溶け出したものであるため、40度以下のお湯を軽くかけるだけで溶かして落とすことができます。ゴシゴシ薬剤を使って洗うよりも効果的でしょう。
あぶらとり紙で予防する
角質や角栓の堆積は皮脂汚れの放置も原因の一つです。皮脂は分泌後、数時間で過酸化脂質に変化し肌細胞を傷つけます。1日のうち、お風呂に入らない、顔を洗わないというのは論外。
日中できるケアとして、あぶらとり紙を積極的に使用するようにしてください。あぶらとり紙は肌に擦り付けなければいくら使用しても肌に負担になることはありません。むしろ積極的に皮脂浮きを除去することで清潔に肌を保つことができ、黒ずみや角栓予防となります。
運動で代謝を上げる
皮脂は体温で溶け出し、20度前後で固まりますが、運動不足だと鼻に温度が行き届かないため皮脂が硬化し角栓が出来上がってしまいます。
デスクワーク中心、仕事が忙しい方であれば意識的に立ち上がったり、週に一度はまとまった運動を実践していくようにしましょう。
しかし、鼻に熱を伝えるための運動量は、ジョギング3時間、エクササイズで2時間以上行わないと眠っている皮脂腺を開かせることができません。
岩盤浴で毛穴を開放する
サウナではなく「岩盤浴」がおすすめです。岩盤浴は40~50度ほどの、サウナに比べたら低温の温室になります。岩盤浴がおすすめの理由は、サウナのように「我慢しながら暑さに耐える」という方法ではなく、心地よく長い時間かけて大量の汗をかくことができる点です。
サウナであればどんなに頑張っても10分~20分が限界で、また心臓にも負担がかかります。さらに体の外側しか温まらないので毛穴を開放させたりすることができません。しかし岩盤浴であれば低温でじっくり内側まで温めるため毛穴や汗腺が開放され、老廃物を全て出し切ることができます。
特に鼻の角栓だけでなく、ニキビ予防にもなるため男性には特におすすめですよ。管理人である私が個人的に岩盤浴が好きというのもありますが…そんなにお金がかかるものではないので月に1度は岩盤浴でまとまった汗をかくといいと思います。
鼻パック・ピーリングは最終手段
鼻パックやピーリングは最終手段です。使ったその日だけ綺麗になることができる魔法のアイテムだと思って下さい。あまり知られていませんが(あなた自身が見ようとしていないのですが)、鼻パックやピーリングをした翌日の肌や鼻は、実は元の汚い鼻に戻っています。
鼻パックやピーリングは肌に悪いものです。これはどの医者も専門家も話しています。しかし、化粧品とは本来「肌を綺麗に見せる」ものなので、その場限りでも肌が綺麗に見せられるのなら化粧品としての役目は果たしていると私は思います。
つまり使い方さえ間違えず、とっておきのシーンでしか鼻パックもピーリングも使わないと決めればOK。毎日使うものではありませんので、そこだけ注意してくださいね。
実は黒く見えているだけ?
毛穴は「穴」です。
黒く、毛穴汚れだと思っている鼻周りの黒ずみも、鼻の穴が黒いように、ただそのように見えているだけかもしれません。
特に鼻は凹凸形状ですので影で暗く見えていることもあり、逆に洗い残しなどが多い場所でもあります。また、個人の毛穴の大きさや数は決まっています。大きさについては、更に広げることはできても小さくすることはできないため、もともと大きい方は妥協も必要です。逆に言うと、鼻パックやピーリングなどの強制的な処置をやり過ぎると、毛穴が広がり、元に戻らなくなります。
毛穴なので毛が生えます
黒く見えているものは汚れではなく、「毛」そのものであることも考えられます。「毛穴」なので当然毛が生えてきます。これはいくら洗っても取れません。毛なので。
毛というのは、体を守るために生えるものです。そのために生えているものだと知らずに、鼻を触るクセがあったり、気になって洗いすぎてしまう人は、雑菌が入りやすくなり、防衛反応で毛が生えてきます。また毛も濃くなります。
また、角質や角栓が溜まるということは、ちゃんと洗っていないことを露呈しているようなものです。思春期の子や、肥満体系で皮脂量が多いことなども要因の一つではありますが、「洗っていないのかな」と思われても仕方がないことです。ただ、その洗い方についても強烈な洗顔料を使えばいいわけではなく、皮脂や角栓の性質を理解したうえで実践するようにしてください。
黒く見えているものは、汚れなのか?黒く見えているだけの「穴」なのか?それとも「毛」なのか?見定めて対処するようにしてください。