角質増殖型水虫ってどんな症状?
夏が近づくと、水虫で悩む方が多く出てきます。この水虫ですが、実は様々な種類が存在します。ひとえに水虫といっても、その種類によって治療法や症状などが異なってくるのです。今回注目するのは角質増殖型水虫。この水虫はどういうものなのか、症状や対処法などについて説明していきたいと思います。水虫かな?と思ったら、この記事を見て当てはまるかどうかを確認してみましょう。
角質増殖型水虫の症状・特徴
角質増殖型水虫の症状や特徴はどうなっているのでしょうか。
足の裏や側面にひび割れ
角質増殖型水虫は、足の裏や側面などにひび割れたように皮がむけてしまうのが特徴です。足の裏の角質が全体的に厚くなり、色は白っぽくなります。足の裏では特にかかとに多く発症するようです。
この角質増殖型水虫は、他の水虫と比べると発見が遅くなることが多いと言われています。その理由は症状としてかゆみがでないことです。かゆみが出ないため気が付きにくく、仮に気づいても水虫だと思わずに乾燥によって起こっているものだと勘違いし、放置してしまいがちなのです。人によっては肌荒れと勘違いしてしまい、保湿クリームを塗って放置してしまうこともあるようです。下手に薬やクリームなどを塗ると悪化する恐れもありますので注意しましょう。
水虫は基本的に夏場に発症するものですが、この角質増殖型水虫は冬場でも症状が出てくることがあります。冬場になるとひび割れを起こすこともありますので注意が必要です。
進行すると痛みを伴うことがある
角質増殖型水虫の初期症状はひび割れたり皮がむけたり、角質が厚くなるといった害がほとんどないような症状ですが、ひび割れが進行すると痛みが生じることがあります。そのため、角質増殖型水虫は痛みが生じた段階から発見されることがあるため、発見したときには既に進行していた、ということもあるのです。
角質増殖型水虫は、他の水虫と比べるとかゆみよりも痛みの方が大きく出やすいタイプです。なので水虫かと思ってかゆみよりも痛みが強く出た場合は角質増殖型水虫を疑ってみましょう。
角質増殖型水虫の治療のポイント6つ
角質増殖型水虫の治療でのポイント6つを紹介します。
1.病院で受診が基本
水虫が疑われるような症状が出てきたら、病院に行って診察を受けるのが基本です。特に角質増殖型水虫は発見が遅れたり気づきにくいため、少しでも疑わしいようでしたら病院に行くくらいが良いでしょう。
病院で見てもらうときは皮膚科に行きましょう。皮膚科でまず水虫かもしれないということを伝え、検査を行います。検査で陽性反応が出たらそのまま水虫の治療に入り、陰性反応が出たら他の原因を探り、その治療法を教えてもらいましょう。
2.重度なら飲み薬+塗り薬で治療
検査を行って重度の水虫であると判断された場合は、飲み薬と塗り薬を使って治療を行いましょう。薬に関しては医師から処方されるので、その薬を使用します。使い方や用量など、医師のアドバイス通りに使用するようにしましょう。自己判断で適当にやっていると、症状が緩和されないどころか悪化してしまう恐れもあります。
薬での治療を行う際は、知識がない場合は医師から処方されるものを使用しましょう。自分の判断で市販の薬を使用するのは危険です。その理由は、水虫はタイプによって使用する薬が異なるからです。
例えば角質増殖型水虫に対して他のタイプの治療薬を使用すると、症状が治るどころか悪化してしまうこともあるのです。なので知識がない場合は市販の薬はむやみに使用せず、きちんと病院に行って医師から薬を処方してもらうようにしましょう。
3.軽度なら塗り薬で治療
軽度の水虫の場合は、飲み薬は必要なく塗り薬のみで治療しましょう。しかし、医師から塗り薬だけではなく飲み薬も使用した方が良いといわれたら、医師のいう通りに従ってください。
塗り薬を使用する場合は、気になったら塗るのではなく、使用方法をしっかりと守りましょう。一日に回数多く塗り薬を使用すると、症状が悪化してしまうことも考えられるからです。
4.周囲に菌がつかないよう注意
水虫になってしまったら薬での治療を行うことも大切ですが、自分の周りの環境から菌がなくなるように注意する必要もあります。いくら薬で治療を行っていても、周りに水虫を発生させる菌があるとまた再発してしまう恐れがあるからです。
床やカーペットの上はもちろん、スリッパやバスマットなどにも注意しましょう。これらを清潔に保つことで、水虫に感染するリスクが少なくなっていくのです。水虫を治したいと思ったら、多少神経質になるくらいが良いかもしれません。
5.足を清潔にする、乾燥させる
足が汚れていたり湿っていたりすると、足に水虫が繁殖しやすくなります。そのため足は常に清潔に保ったり、乾燥させるように努力しましょう。
出かけるときの注意点
汗を多くかく方は、出かけるときには乾いたタオルを持ち歩いたり、替えの靴下を持ち歩いたりすると良いです。足が湿ってしまった場合はタオルで拭いて、靴下が汗で湿った場合は替えの靴下に履き替えるようにしましょう。靴下はなるべく通気性の良い物を使用した方が良いです。水虫を引き起こす白癬菌(はくせんきん)は高温多湿の状況で繁殖しやすくなるため、通気性を良くして高温多湿になることを避けます。綿の靴下を使用したり、五本指のものを使用したりして足が蒸れないように注意しましょう。
靴にも配慮を
また、靴も蒸れにくいものに履き替えた方が良いです。特に女性は冬場になるとブーツを履く方が増えてきます。ブーツは通気性が悪く蒸れやすいため、白癬菌が繁殖しやすくなってしまいます。そのため角質増殖型水虫を警戒する場合はなるべくブーツは履かないようにしましょう。
帰宅時の注意点
外出から帰ってきたときは、まずは足を綺麗に拭きましょう。そして家の中ではなるべく靴下は履かずに素足のままが良いです。寒い時期は厳しいかもしれませんが、夏場は裸足で過ごすようにしましょう。
バスマットやスリッパについて
先ほども少し触れましたが、バスマットやスリッパは清潔に保つようにしましょう。これらはなるべく個人用を用意してほしいものです。家族や同居人と兼用している方は、一人一人にスリッパやバスマットを用意するようにしましょう。もし家族や同居人に水虫の感染者がいると、その人が使用したスリッパやバスマットから感染する恐れがあります。それを防ぐためにも、これらは個人用のものを用意するべきです。少なくとも、水虫感染者の人のスリッパやバスマットは別にするべきでしょう。
数を用意できない場合は、使用した都度洗浄を行いましょう。そのまま使用するよりも幾分かはましになるはずです。
6.菌の根絶まで治療を続ける
水虫の治療は、きちんと菌が根絶されるまで行いましょう。水虫の症状が出なくなったからといって、治療を止めてはいけません。水虫は症状が出なくなったら治ったというわけではなく、症状が出ていなくても体に潜伏していることがあります。それを知らずに治療を止めてしまうと、また何らかの原因で再発する恐れがあるのです。そのため治療は医師から治療が終わったと言われるまではしっかりと治療を続けていきましょう。
薬がなくなってしまったら
もし治療中に薬がなくなってしまったら、必ず病院に行って再び処方してもらいましょう。「薬がなくなったから治療を止めよう」と判断したり、市販の薬で代用するのは危険です。水虫が悪化してしまう恐れがあるからです。薬がなくなる=治療が終わるというわけではないので、なくなったら再び処方してもらいましょう。薬はすぐになくなってしまわないように、きちんと用法を守って使用してください。
水虫の飲み薬は2種類
水虫の飲み薬には主に2種類存在します。それぞれどういったものなのか、一つずつ説明していきます。
イトラコナゾール
一つ目はイトラコナゾールです。強い抗真菌活性を持っており、白癬菌はもちろんのこと、他にも様々な真菌に対して殺菌作用を発揮します。角質増殖型水虫だけではなく、消化器官や呼吸器官、内臓などの真菌症に対しても効果を発揮します。
イトラコナゾールの副作用としては、ときどき肝臓に不調を訴える方が出てくるようです。副作用によって肝臓の不調が重症化することは稀だといわれていますが、長期間服用する場合は念のために定期的に健診を行って肝臓の状態をチェックするようにしましょう。
その他にも、うっ血性心不全や間質性肺炎などを発症することもあるようです。これらは可能性としてはほとんどなく稀な存在となっていますが、これらが疑われる初期症状が出てきた場合は注意が必要です。
軽めの副作用には、胃に不快感を覚えたり吐き気をもよおしたり、かゆみが出てきたりといったものがあります。光に対して過敏になることもあるようなので、気を付けておきましょう。
ラミシール
もう一つはラミシールです。こちらもイトラコナゾールと同じく強い抗真菌活性を持っており、様々な真菌に対して効果を発揮します。白癬菌の発育を抑えることも出来ます。きちんと使用することで、角質増殖型水虫を完治することも可能です。
こちらも副作用として肝臓が悪くなることがあるようです。それ以外にも、白血球や血小板が減少する血液障害がおこることもあるとのことなので、注意しましょう。万が一皮膚に何かしらの症状が出てきた場合は、薬の服用を中止して医師と相談しましょう。
重めの副作用としては、ほかにもアナフィラキシーや手足のしびれ、全身の倦怠感などがあります。気持ちが悪くなったり、体に力が入らなくなったり、息苦しいと感じるようになったら副作用を疑ってみましょう。
そのほかの副作用は、めまいやふらつき、頭痛などがあります。イトラコナゾールと同じく光に過敏にもなることがあるようです。
角質増殖型水虫に使えるクリーム2選
角質増殖型水虫に対して有効なクリームタイプを2つ紹介します。
1.クリアフットヴェール
クリアフットヴェールは、水虫に対して効果を発揮するジェル状のクリームです。クリアフットヴェールの特徴は浄化や肌のガードに優れたCPL(環状重合乳酸)です。このCPLが、日常生活のあらゆるところに潜む水虫の脅威から守ってくれるのです。
まず一つは竹酢液。竹酢液とは竹からとれる植物性の液体のことで、この液には肌のリズムを覚醒させる効果があるといわれています。それに加えてなめらかな肌に整える働きもあるといわれており、これらの効果が肌のトラブルから身を守ってくれるのです。
もう一つはサリチル酸。水虫の薬は肌に塗ればそれで効果が出るというわけではありません。いくら肌に塗っていても、その薬が中まで浸透して菌に届かなければ意味がないのです。その問題を解決してくれるのがこのサリチル酸です。サリチル酸には角質を柔らかくする働きがあり、この力によって角質層へとクリームが浸透するようになるのです。
この二つの成分が肌をしっかりと守ってくれるため、水虫の脅威から逃れることができるといわれているのです。さらに注目なのが全額返金保証。このクリアフットヴェールはなんと1本すべて使い切った後でも全額返金保証ができるのです。こんなにもお得なクリアフットヴェールを皆さんもぜひ使ってみてください。
2.エクシブWディープ10クリーム
エクシブWディープ10クリームは、かかとや足裏の水虫である角質増殖型水虫に効果のあるクリームです。一日一回の使用で効果が表れるため、非常に使い勝手が良いです。奥深くに潜む菌にも浸透し、しっかりと殺菌してくれます。それ以外にも炎症やかゆみ、足のにおいなど、水虫特有の悩みをこれでもかというほど解決してくれる優れものです。
そんなエクシブWディープ10クリームには尿素が1割配合されています。この尿素が、硬くなってしまったかかとや足裏を柔らかくし、菌を退治する有効成分を置く深くまで浸透できるようにしてくれるのです。
<疑問1>手にも水虫はできる?
ここからは、水虫の疑問に対して答えていきます。まずは、手にも水虫ができるかどうかです。
水虫といえば足にできるものだという認識がありますが、手にも水虫ができてしまうのでしょうか。
角質増殖型水虫が稀にできる
結論からいうと、手にも水虫はできてしまいます。手にできる水虫のことを手水虫と呼んでおり、この水虫は角質増殖型水虫となっています。
手水虫は発症してしまうのはまれであるといわれています。というのも水虫というのは高温多湿の環境で発症しやすいため、靴下などでそういった状況ができやすい足と比べると、普段から露出していることが多い手には水虫は発症しづらいということなのです。また、手の湿疹と症状が似ているため、そちらと間違えてしまい発見が遅れることもあります。その勘違いで手荒れ用の薬を使ってしまうと、手水虫が進行して完治が困難になってしまうこともあるのです。
手水虫の症状としては、角質増殖型水虫と同様に手がカサカサになってしまいます。それでいてかゆみや痛みを伴わないため、ただ単に手が荒れてしまっただけと勘違いしやすいのです。
また、指先にできる水虫のことを爪水虫と呼んでいます。この爪水虫は厄介な水虫で、治療が大変で長期化することもありますので、注意しましょう。
足の角質増殖型水虫を触らないのが予防の第一歩
発症しにくい手水虫はなぜ発症してしまうのでしょうか。その感染経路は足の水虫であるといわれています。足に角質増殖型水虫を患わっていると、その足に触れたことで手水虫に感染してしまうのです。特に爪を切るときやお風呂場で足を洗う時に手に白癬菌がつきやすくなります。そのほかにも足に触れる機会が多い方は注意するようにしましょう。
また、足の水虫と同様にバスマットやスリッパに直接手で触れることでも発症してしまいます。手には水虫が感染しないと思い込んでむやみにそれらに触るのは危険です。直接手でそれらに触った場合は、触った後しっかりと洗浄するようにしましょう。触ってから24時間から48時間以内に洗い流すことによって感染を防ぐことができますので、洗うのを忘れないようにしてください。
<疑問2>角質増殖型水虫は臭い?
続いての疑問は、角質増殖型水虫はにおいが出てしまうのか、というものです。
水虫といえばにおいが気になるものですが、角質増殖型水虫もにおいがしてしまうのでしょうか。
水虫にニオイはない
基本的には、水虫という病気自体にはにおいを発生させる原因はないといわれています。水虫になると足のにおいがきつくなるため、そう勘違いしている方も多いです。
角質増殖型水虫で臭うとしたら足の汗のニオイ
では一体何がにおいを発しているのでしょうか。水虫に感染したことによって出てくるにおいは、足の汗のにおいであるといわれています。菌が繁殖するということは、高温多湿な環境ができてしまっているということになります。ということはつまり足が汗などで湿っているのです。足から汗が出ることで蒸れてしまい、それがにおいを発生させているのです。
つまり、水虫は足のにおいとは直接関係はないということなのです。間接的に引き起こしているといえば当てはまるかもしれません。足のにおいを出さないようにするためには、足が蒸れないように定期的に乾いたタオルでふくか、通気性の良い靴や靴下などを履いて風遠しをよくしてあげましょう。
角質増殖型水虫は根気よく対処!
角質増殖型水虫について、皆さんもしっかりと理解ができたかと思います。角質増殖型水虫は手の場合も足の場合も痛みやかゆみを伴わないので、気づきにくく発見が遅れてしまいがちです。発見が遅れるとすでに進行して治療が大変になってしまうこともあります。なので手や足に角質増殖型水虫のような症状が出てきたと思ったら、すぐに病院に行って検査を受けたほうがいいかもしれません。角質増殖型水虫は根気よく対処していきましょう。