NBA

【データで語るNBA】ターンオーバー王は誰だ!?


2016-2017シーズンもプレイオフが進み、今年はアップセットが起こることなく順当なトーナメントとなっていますね。プレイオフになるとディフェンスがタイトになり、ターンオーバーも多くなりますが、レギュラーシーズンに最も多くターンオーバーをした選手は誰なのか?今日の記事のテーマです。

ターンオーバー王

1試合に30分以上の出場をしている選手の中で、ターンオーバーの数が多い選手ランキングです。

 

1位ジェームズ・ハーデン464回
2位ラッセル・ウエストブルック438回
3位ジョン・ウォール322回
4位レブロン・ジェームズ303回
5位デマーカス・カズンズ269回
6位デニス・シュルーダー258回
7位デビン・ブッカー241回
8位ステフィン・カリー238回
9位ヤニス・アンテトクンポ234回
10位エリック・ブレッドソー224回

堂々の1位は、やっぱりジェームズ・ハーデンでした。そして、2位もラッセル・ウエストブルック。2016-2017シーズンの主役2人がそろってワンツーフィニッシュ!まあ、この二人はボールを保持する時間が圧倒的に多いので順当ですね。この二人は3位に100回以上の差をつけてぶっちぎりです。

意外にジョン・ウォールが3位となっており、ポイントガードとして改善すべきところですね。4位のレブロン・ジェームズも順当といえば順当。ボールの保持時間が長いし、何でもできるがゆえに犯してしまうターンオーバーもあります。

そして、このランキングにいてはならないデマーカス・カズンズが5位入賞。インサイドプレーヤーとして10傑入りしたのはカズンズのみ。C/PFの彼がこれだけ多くのターンオーバーを喫していると、チームとしては非常に悩みの種ですね。キングスが彼を放出したのはこのあたりも理由にありそうです。

さて、10傑入りしたなかで1チームから2人も出してしまったフェニックスサンズ。若手中心のチームとは言え、デビン・ブッカーとエリック・ブレッドソーの2人で465回のターンオーバー!1位のハーデンよりも多い結果となってしまいました。バックコートコンビの二人がこの状態だとチームとしては厳しい戦いを強いられます。逆に、ひとりで二人分のターンオーバーを稼いでいるハーデンはとんでもないといえますが・・・

ターンオーバー王はジェームズ・ハーデンでしたが、30分以上の出場で最も少ない「ターンオーバーしない王」は誰なのか?気になったので調べてみました!

ターンオーバーしない王

1位オット・ポーターJr44回
2位アンドレ・ロバーソン51回
3位TJ・ウォーレン57回
4位マービン・ウィリアムス60回
5位コートニー・リー69回
6位トレバー・アリーザ73回
7位ジェイ・クラウダー80回
8位ダニーロ・ガリナリ82回
9位ケンテイビアス・
コールドウェルポープ
86回
10位マーカス・モリス87回

ターンオーバーしない王はウィザーズのオット・ポーターJrでした。44回というのは、ターンオーバー王のハーデンの10分の1です。ただ、このランキングを見ていると、主にコーナー3Pやキャッチアンドシュートをするようなプレイヤーばかり。そりゃターンオーバーも少なくなりますな。

そこで、ポジション別のターンオーバー王とターンオーバーしない王のTOP3をまとめます!

ポジション別ターンオーバー・ターンオーバーしない王

ポイントガード/ターンオーバー王

1位ラッセル・ウエストブルック438回
2位ジョン・ウォール322回
3位デニス・シュルーダー258回

ポイントガード/ターンオーバーしない王

1位パトリック・ビベリー100回
2位ダレン・コリソン114回
3位デリック・ローズ147回

PGのターンオーバーは、全体のターンオーバー10傑に顔を出す、ウエストブルック・ウォール・シュルーダーでした。まあ、当然の結果ですね。

ターンオーバーしない王はなんと、ロケッツのパトリック・ビベリーです。ハーデンがターンオーバー王なので、ビベリーで調整している感じですね。意外だったのはデリック・ローズ。彼はPGというよりはスラッシャータイプなので、もっと多いかと思いきや3位にランクイン!

シューティングガード/ターンオーバー王

1位ジェームズ・ハーデン464回
2位デビン・ブッカー241回
3位ニコラ・バテューム194回

シューティングガード/ターンオーバーしない王

1位コートニー・リー69回
2位ケンテイビアス
コールドウェルポープ
86回
3位ウェスリー・マシューズ102回

ターンオーバー王は当然の結果ですね。ハーデンの突出具合が半端ない。バテュームはPG的な役割も担っているのでターンオーバーが増えたのかもしれませんね。

ターンオーバーしない王も順当で、3位にウェスリー・マシューズがランクイン。ただ、この結果をみると、やはりキャッチアンドシュートが主体の選手ばかり。

スモールフォワード/ターンオーバー王

1位レブロン・ジェームズ303回
2位ヤニス・アンテトクンポ234回
3位ポール・ジョージ220回

スモールフォワード/ターンオーバーしない王

1位オット・ポーターJr44回
2位アンドレ・ロバーソン51回
3位TJ・ウォーレン57回

ターンオーバー王はチームのエースばかり。やはりボールを保持する時間が長い選手はターンオーバーが増える宿命のようです。

対して、ターンオーバーしない王はディフェンス面での貢献をする選手。オフェンスはアシストを受けてシュートをするスタイルの選手です。

パワーフォワード/ターンオーバー王

1位デマーカス・カズンズ269回
2位ドレイモンド・グリーン184回
3位アンソニー・デイビス181回

パワーフォワード/ターンオーバーしない王

1位マービン・ウィリアムス60回
2位マーカス・モリス87回
3位サディアス・ヤング95回

デマーカス・カズンズのターンオーバーの多さは、やはり目立ちますね。純粋なインサイドプレイヤーなのにこの回数はやはり・・・。また、ドレイモンド・グリーンもやはり多いです。チームの中ではカリーの代わりにゲームメイクをすることが多いので、このようなスタッツとなっているのでしょう。

センター/ターンオーバー王

1位カール・アンソニー・タウンズ212回
2位マルク・ガソル166回
3位ハッサン・ホワイトサイド154回

センター/ターンオーバーしない王

1位マイルズ・ターナー105回
2位アル・フォーホード115回
3位デアンドレ・ジョーダン115回

カール・アンソニー・タウンズのターンオーバーの多さが気になりますが、それ以外はどんぐりの背比べのような状態です。その中でも、若手センターのマイルズ・ターナーは安定感がありますね。センターはインサイドでボールを受けることが多いので、密集地帯でボールロストをすることも多いでしょう。したがってセンターで区分すると大きな差はありませんでした。

まとめ

ターンオーバーは勝敗に直結するとよく言われますが、そうするとハーデン、ウエストブルックはターンオーバーを連発しながらもプレーオフに出場しました。長いレギュラーシーズンではそこまで直結しないのかもしれません。

ただし、プレーオフでは別でしょう。短期決戦の中で流れを失うターンオーバーは、何よりも避けなければなりません。そこで興味深いのがジェームス・ハーデンがターンオーバーを減らしロケッツを勝利に導けるか?というところですね。