赤ちゃんからワキガ臭がする時はチチガの可能性がある?その原因とは
赤ちゃんはおっぱいの臭いのする、とても優しい体臭を持っています。体臭というより、おっぱいがついたほっぺや衣類がそのような臭いを漂わせるのかもしれません。
しかし赤ちゃんからワキガ臭のような不快な臭いがすることがあります。
「えっ?もしかして赤ちゃんがワキガ?」
なんて焦らないでください。赤ちゃんの体臭として、ワキガの臭いが発生することはあり得ません。
実はお母さんがチチガの可能性があります。
お母さんのチチガが原因であれば、赤ちゃんの口付近からワキガ臭がすることもあり得ます。
チチガの正体、チチガの原因、チチガのチェック法、赤ちゃんにはうつらないかなど、不安に感じているお母さんもいるのではないでしょうか。そんなチチガについていろいろな面から考えてみましょう。
チチガとはなに?
ワキガは特に脇の下の臭いが中心と言われていますが、チチガやすそワキガというものを聞いたことないでしょうか。
実は脇の下だけでなく、特に女性のデリケートな部分にも発生するすそワキガ、乳輪付近から発生するチチガなどがあり、その付近には脇の下以外に、ワキガ汗腺とも言われているアポクリン汗腺が集まりやすいと言われているのです。
もちろん脇の下のワキガ臭が特に強くない人でも、すそワキガやチチガになる人もおり、脇の下ワキガのみの人もいます。
人によってアポクリン汗腺の量や部分は違いますが、アポクリン汗腺が存在する部分はほとんど脇の下、陰部、耳、乳輪の回りと言われています。
このどこかに1カ所に存在する人、幾つかの部分に存在する人、すべての部分に存在する人などさまざまです。
チチガの原因
チチガの原因はその部分にアポクリン汗腺があるからです。
アポクリン汗腺があれば、そこから汗が出ます。一般の汗をかく汗腺はエクリン汗腺と言われており、ここからは酸性の汗が出ますがほとんどが水分です。
しかし、アポクリン汗腺から出た汗はタンパク質やアンモニア、糖質、鉄分、脂質など、さまざまな物質が含まれているアルカリ性です。
そこに集まった雑菌が汗を分解するときに、あの不快なワキガ臭を発生させます。
チチガの原因はアポクリン汗腺に集まった雑菌の代謝臭ということになるのです。
妊娠や出産することで臭いが強くなるということもあるそうです。
その場合ホルモンのバランスが乱れることが原因のため、ホルモンバランスが整ってくると落ち着く場合もあります。
ホルモンとの関係があることは解明されていますが、すべてが解明されているわけではありません。ストレス、食べ物などの影響もあると言われています。
自分がチチガであるかのチェック方法
赤ちゃんからワキガのような不快な臭いが感じられたら、お母さんのチチガが原因かも知れないというお話をしましたが、女性なら誰でもあり得ることです。
そこでチチガのチェックしてみましょう。
自分の臭いは意外と分からないものなので、簡単なチェックで現実を知ることがしっかり対策をすることもつながるはずです。
- 脇の下などからのワキガ臭の自覚はあるか
- 耳垢を取ると多くの場合湿っている
- ブラジャーの乳首が当たる辺りや、下着の脇の下の部分が黄色くなりやすい
- 下着が湿っぽい感じがある(発汗が多くないか)
- 下着を着替えるときなどフッとワキガ系の臭いがする
- 友人や家族にワキガではないかと指摘されたことがある
この中の2つ以上心当たりがあれば、もしかしたらチチガである可能性があります。
お母さんがチチガの場合赤ちゃんにワキガやチチガがうつるのか
チチガのお母さんのおっぱいを飲んだ赤ちゃんはチチガやワキガの遺伝が移るのではないかと、不安に思っているお母さんもいるかも知れません。
ワキガやチチガは口からうつることはないので、安心しておっぱいを与えてあげましょう。
しかし、ワキガ性質の遺伝ということは避けられない現実です。ワキガは両親がワキガである場合は子どもには約90%が遺伝すると言われています。
また、片親がワキガの場合でも50%の確率で、子どもにワキガが遺伝します。
もちろん両親がワキガでない場合も発症する場合があるので、親からの遺伝が100%ではありません。しかしワキガの遺伝の可能性は低くはないと言えそうです。
チチガ=ワキガ体質と考えられるので、このような遺伝の可能性がチチガにもあるわけです。
赤ちゃんはもちろんのこと、小さい子どものうちはこの遺伝を持っていても特に臭いは発生しません。
大体中学生、高校生の頃になってホルモンバランスが乱れ、ホルモンの働きが活発になる時期に発生します。そのため子どもの頃はほとんどワキガ体質でも分からないでしょう。(早い子供は小学生中学年程度から発症する場合もまれにあります)
子どもにワキガやチチガが発生したら
自分にチチガがある場合、子どもにもワキガやチチガが発症する可能性があります。
特に10代半ばに思春期のホルモンが活発になる年齢から発症することが多く、その可能性があることを親はしっかり自覚しておくことが大切です。
そしてワキガやチチガの臭いが発生したら、きちんと子どもにその臭いのことを伝え、対処法をしっかりと教えてあげることが大切です。
さすがに子供のうちからワキガ手術というわけにもいかないので、まずはワキガクリームなどで改善していくことをおすすめします。
また、臭いが発生する前から体を清潔にする習慣など、しっかり教えてあげるようにすることも大切です。
小さい頃から体を清潔にすることをしっかり身に付けるしつけをしておくことで、ワキガが発症しても徹底した清潔を心掛ける生活が苦にならないでしょう。
もちろんワキガやチチガでない可能性もありますが、それでもきちんと清潔を身に付けることは良いことです。
やはり親としては可能性が高いことを想定しておくことが大切ではないでしょうか。
チチガになった時の対処方法
乳輪付近のチチガの場合は、脇の下のような手術は行わないことがほとんどです。
電気凝固法やウルセラドライ法、ペアドライ法などの施術もあり、美容整形や美容皮膚科などでこのような治療ができます。
また、乳首付近は赤ちゃんが直に口にするところなので、授乳中はデオドラントスプレーなどの使用は避けて清潔を心掛けましょう。
食事の注意としては脂肪分の多いものはアポクリン汗腺を活発にするので、脂質の摂り過ぎは控えるようにしたいものです。
また、授乳中はブラジャーなどには、お乳も付きやすくチチガの成分と混ざりやすいので、下着をこまめに洗濯するようにしましょう。