目尻のシワが気になって笑わないようにしている人もいるらしい!?
シワには肌の表面の表皮にできるものと肌の奥の真皮にできるものがあります。
表皮にできるものとしては乾燥ジワが有名です。ちりめんジワといわれますが、乾燥すると細かい小じわができるものです。このタイプのシワは肌を保湿してあげると消えます。全く大した問題ではありません。
問題になるの真皮にできるシワで、これはコラーゲンやエラスチンといった真皮層にある弾力線維が紫外線ダメージや糖化、酸化の影響を受けて、変性して劣化したことが原因でできてしまうもので、肌に深く刻まれてしまうものです。
目尻のシワというのは、基本的には真皮に刻まれたシワですから、保湿したところでどうにかできるものではないです。笑わないようにしたところで、状態がよくなるということもありません。なので、予防するしかないです。
目尻にシワができやすい理由ですが、皮膚が薄いうえ、1日数万回のまばたきが行われていることからもわかるように、起きている間はずっと表情筋の収縮が繰り返されているからです。
若いころはこうした表情筋の収縮によってできたシワも肌に弾力があるので、すぐに元に戻りますが、加齢とともに肌の弾力成分が変性し、劣化すると、シワが癖づいたまま、戻りにくくなり、形状記憶されて、はっきりくっきりしたシワができてしまうんですね。
まぶたや目元のコラーゲンやエラスチンといった真皮層の弾力線維を守るには、何にも優先させて紫外線対策が大切です。UVAという波長の長い紫外線は肌の奥まで侵入してきて、真皮の弾力成分を破壊してしまうんですね。
日焼け止めはデリケートな目元には刺激が強い場合があるので、恥ずかしくても芸能人ばりにレンズの大きいサングラスをしたほうがいいです。目尻のシワの防止にはサングラスは必須アイテムになります。
瞳のUVケアをしてますか?
紫外線が肌老化を促進するのはご存じのはず。目元も当然その影響を受けるので、サングラスは不可欠です。普段、メガネをかけている人はレンズをUVカット仕様のものに変えたほうがいいと思います。眼球内の水晶体や網膜なども紫外線ダメージを受けて、老眼や白内障を起こすので、目のUVカットは凄く重要です。目尻のシワを防止する方法としては少しでも目尻の部分の負担を軽くするために油分で動きを滑らかにしておくというものがあります。
皮膚はタンパク質なのでオイルを塗ると柔らかくなります。エステなどに行ってマッサージを受けるときもオイルを塗って皮膚を柔らかくすると思うんですが、オイルに含まれる栄養を与えることと、皮膚を滑らかにして摩擦を減らすという意味もあります。
というわけで目元にもオイルを塗っておくと、保湿にもなりますし、シワの予防にもなるんです。保湿クリームを塗るのもいいですし、ワセリンやホホバオイルやオリーブオイルなどを塗るのでも効果的だと思います。
オイルを使う場合は酸化に強いものを使うこと
ホホバやオリーブなどキャリアオイルとして使われるものは酸化に強いですが、グレープシード・馬油・ローズヒップは酸化に弱いので要注意。日中使って紫外線を浴びるということは避けたほうがいいかもしれません。目尻のシワが消えるといった化粧品は全部ウソ!
いろいろ試して思うことはシワは消えないということです。
昔も今もこれからも「シワに効く!」「シワが消える!」といったサプリや化粧品は出てくると思いますが、どれもまったく効果はないと思います。肌の組織そのものが変性しているわけなので、それを化粧品でどうにかするというのはほぼ不可能だからです。
美容医療の世界を見ても目尻のシワ対策としてはボトックスなど、筋肉の動きを止めて対処しようというのが主流です。ボトックスは表情筋の動きを止めることでシワを作らせないというものですから、根本的なシワ対策としては疑問符がつくんですよね。
今現在、注目されているのは「PRP皮膚再生療法」という、成長因子を多く含む自らの血小板を体内に注入して、細胞や組織そのものを若返らせるという再生医療です。
これは、自分自身の体の一部(血液中の血小板)を使うので副作用がないこと、肌の組織そのものを若返らせることなど、治療効果が1年以上続くなど、これまでのシワ治療とは異なるメリットがあるんですが、20~30万円と高額なこと、即効性がないこと、気になる部分を狙い撃ちしてデザインすることが難しいといったデメリットがあります。
美容医療の方向性としては、再生医療の方向に進んでいくのは間違いなく、「PRP皮膚再生療法」というのはその先触れといっていいものだと思います。iPS細胞も実用化されましたし、今後はもっと確実に若返り効果が期待できる再生医療がでてくるはずです。
「PRP皮膚再生療法」は、それまでのつなぎと考えてもいいかもしれません。
iPS細胞を美容に活かせる日はくるのか?
2014年10月15日に、iPS細胞を利用して67歳の人の肌細胞を36歳まで若返らせたというニュースがありました。大手化粧品会社がiPS細胞を使ったアンチエイジングの研究に取り組んでいるのは間違いなさそうで、美容医療でも同様にiPS細胞を使った美容技術が研究されていると考えたほうが自然でしょう。今すでに目尻のシワに困っているという人には申し訳ないんですが、ホームケアではシワを根本的に改善する方法はおろか少しでも浅くする方法もないのが現状です。なので、今よりシワシワにならないために紫外線対策を頑張るしかないです。
他にもできることといえば、メイクでうまく隠すことでしょうか。あまりにも深い目尻のシワは無理だと思いますが、浅いものであればなんとかなるかもしれません。あまりこの辺は興味がないので多くは語れませんが。
目尻のシワは目元の老化の最終段階!?
目尻のシワが目立ち始める時期は目の下側のシワやたるみよりも年齢が高くなってからです。目元が乾燥しているとシワはより深くなってしまうので、普段のアイケアとして保湿も抜かりなくやっておくようにしましょう。目元の4大悩みケア方法に関連する記事
乾燥とそれにともなうちりめんじわについては実は年齢に関係なく発生するものです。男性と比べて皮脂の少ない女性は特に目元は乾燥しやすいので、 目元の保湿というものもしっかり考えてスキンケアをしないといけません。
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