文鳥の臭いが気になる!?
家族の一員として大切に思っているけど・・この臭いだけはどうにも・・
家に遊びに来た友達が顔をしかめた・・など、文鳥の臭いに悩んでませんか?
文鳥が臭くなる原因や臭いの消し方、臭い対策をご紹介します。
文鳥が臭くなる原因は?
文鳥を飼っていて臭くなるのは糞(うんち)と尿(おしっこ)が一番の原因です。
文鳥の糞や尿が臭い場合
文鳥の糞尿は基本的には無臭です。健康な文鳥の糞尿が臭うということは、ほとんどありません。
ですが、糞や尿を放置したりするとだんだんと臭いが発生してきます。
それ以外に糞尿が臭うようなら、何らかの原因があると考えていいでしょう。
糞尿が臭くなる原因としては、重金属中毒(金属中毒)が挙げられます。
文鳥の重金属中毒とは?
鳥には食べ物の消化を助けるために、小石や金属片を飲み込む性質があります。
固い物を飲み込んで砂嚢に溜め消化を促す効果を得るためです。
こうした習性から、飼われている文鳥を室内に放すと金属片を飲み込んでしまうことがあります。
飲み込んだ金属に鉛が含まれていると重金属中毒を起こして糞尿が臭くなるという現象が起こります。
重金属中毒を見分ける特徴
文鳥が重金属中毒になった場合、糞尿に次のような特徴が出ます。
・糞が鮮やかな濃い緑色、または血便が出る
・尿が赤色、オレンジ色、または血尿のようになる
いずれも中毒の可能性があり、嫌な臭いが発生します。
病気の原因にもなるので注意
重金属中毒は文鳥の病気の原因になります。
糞尿が臭くなるだけでなく、元気がなくなる、食欲が低下する、嘔吐する、興奮する、パニックになる等の状態が見られるなら中毒を疑ってみてください。
その場合は、すみやかに動物病院を受診しましょう。
文鳥の体臭が気になる場合は?
本来、文鳥には特別な体臭はありません。
顔を近づけてみても、ほんのりとした干した布団のような香りがするだけです。
飼っている文鳥の体から嫌な臭いがする場合は、排せつした糞や尿が羽根や足、お尻などに付着している可能性があります。
体臭が気になるようなら飼い主が拭いてあげるという方法もありますが、必要な脂分まで取ってしまう可能性があるのでできるだけ避けましょう。
体臭対策には水浴びをさせよう
文鳥の体臭対策には水浴びが最適です。
鳥の水浴びは人間でいうところの入浴です。
専用の水浴び用容器を準備し、きれいな水を入れて水浴びをさせてあげましょう。
寒い時期でもお湯やぬるま湯を入れるのは禁物です。
鳥に必要な脂分まで落ちてしまうので、必ず常温の水を使うようにしてください。
文鳥の糞尿の臭いの消し方
糞尿の臭いを消すには次のような方法があります。
ペットの鳥用の消臭剤・除菌剤
文鳥の安全を考えて、天然成分を配合した消臭剤や除菌剤で掃除します。
糞や尿が落ちた場所だけでなく、小鳥カゴもしっかり清掃しましょう。
小鳥カゴの床だけでなく、ケージやエサ箱、止まり木などにも糞尿が付着している可能性があります。
全体をしっかりと掃除することが大切です。
ケージ用シート(シーツ)
市販のケージ用シート(シーツ)を使うと、交換が簡単で手軽な臭い対策になります。
防水加工がされたものなら、ケージの床にまで糞尿が沁みることもないので掃除が楽です。
新聞紙よりも見た目が良く、エンボス加工が施されているとエサが飛散するのも防げて一石二鳥です。
AP水(中性電解水)
除菌や消臭効果に優れているのがAP水(中性電解水)です。
AP水にはウイルスなど微生物の除菌効果があり、小鳥のPBFDウイルス対策にもよく使われています。
除菌効果に加えて消臭効果も高いので試してみる価値あり。
ゲージやグッズの消毒に使えるだけでなく、飼い主さんの手の消毒にも利用できます。
季節ごとの文鳥の臭いの違いと対処法
文鳥の場合、季節による特別な臭いの違いはありません。
春秋は普通に飼育しても問題がないものの、夏冬は温度管理に気をつける必要があります。
夏場の温度管理と臭い対処法
夏場の温度管理は文鳥の成長段階によって異なり、ヒナなら28℃前後、中ヒナなら20~30℃、成長なら20℃以上の室温を保つようにしましょう。
室温が30℃程度の場合は尿(おしっこ)のアンモニア臭が気になることもあるので、消臭剤を含んだ文鳥用の洗剤でケージと周辺の掃除をしっかり行いましょう。
冬場の温度管理と臭い対処法
文鳥は寒さに弱いペットです。
冷え込む時期になったらエアコンだけでなくヒーターを使う必要があります。
ヒーターで気温が上がると尿の臭いが気になることがあるので、ケージ用シートなどを使って清潔を保ってください。
AP水を用いた掃除も臭い対策に効果的です。
臭い対策の注意点と日常的なケア方法
文鳥の臭い対策でポイントとなるのが、糞(うんち)と尿(おしっこ)の始末です。
臭いが気になるからといって、あわてて市販の芳香剤や消臭剤を買ってきても即効があるとは限りません。
特に臭いのキツい芳香剤は文鳥にとってストレスになる場合もあるので注意が必要です。
市販のものは、あくまで人間用ということを理解しましょう。
臭いの元をなくすための日常ケア
臭いをなくすには元から断たなきゃダメというのが基本です。
毎日しておきたいのが文鳥のケージの清掃です。
清掃というと何となく面倒に感じるかもしれませんが、ケージシートを敷いて毎日交換するだけでも効果があります。
ペットの鳥用の消臭剤または除菌剤でケージや止まり木を拭いたり、エサ箱や水浴び容器を洗うのは毎日でなくても大丈夫です。
といっても忘れがちな人は日や曜日を決めて、定期的にケアするようにしてください。
室内の掃除も日常ケアのひとつ
文鳥の臭い対策というと、ついついケージやエサ箱にばかり注目してしまいます。
臭いは自然に流れていくものなので、文鳥を飼っている部屋全体に広がっている可能性が高いのです。
そこから、室内のカーテンやソファなどにも臭いが沁み着き、嫌な臭いの原因になっていることもあります。
こまめに換気をしても臭いが取れない場合は、カーテンを洗ったりソファに消臭剤を掛けるようにしましょう。
手間がかからない日常ケアの方法
日常ケアのひとつとして手間がかからないのがペット用の消臭スプレーです。
文鳥にも安全に使える消臭スプレーを選び、臭いの発生しやすい場所に定期的に吹きかけるようにしてください。
ペットに安全な「次亜塩素ナトリウム」が配合された消臭スプレーが便利です。
文鳥は嫌な臭いの少ない飼いやすいペット
文鳥はもともと嫌な臭いがするような鳥ではないので、飼い主のお世話の仕方次第で臭いを防ぐことができます。
臭い対策としては、
(1)手間を惜しまずこまめにする
(2)市販の消臭グッズを上手に活用する
という2点がポイントです。
臭いの元を集中的にケアするとともに、定期的に広い範囲を清掃すると効果が期待できます。