絶対乾かない!保湿ケアの3つのルール
肌の乾燥がピークを迎える湿度20%以下の冬の時期もふっくら潤い肌でいるために"乾かないための絶対ルール"を意識して保湿ケアに取り組む必要があります。保湿のための絶対ルールは以下の3ステップを意識することです。
- (1) 肌は絶対こすらない、叩かない!
- (2) 水分ではなく、保湿成分を浸透させる!
- (3) うるおいを密封して逃がさない!
毎日の保湿ケアの効果を最大限に生かそうと思ったら、この3つは必ず意識するようにしてください。どれか1つでも欠けてしまうと、せっかく毎日、時間をとって肌のお手入れをしているのに、その手間と労力が無駄になってしまいますので。
それぞれの内容については次から詳しく説明するので是非チェックしてください。
保湿ケアの絶対ルールその①:肌は絶対こすらない、叩かない!
乾燥にかぎったことではなく、スキンケアにおいて肌への刺激・摩擦は絶対NGです。というのも肌をこすると角質層がめくれてしまって、肌のバリア機能が壊れてしまうので、肌のうるおいを保つ天然保湿因子やセラミドといった保湿物質が逃げていってしまうからです。
また、肌への刺激・摩擦は肌内部に炎症を引き起こす原因にもなるため、メラノサイトを活性化してしまい、メラニンの生成を促して、色素沈着ができてしまう原因にもなります。
乾燥による肌のかゆみを引っ掻いているうちにその部分の皮膚が黒くなってきたということを経験している人も多いはずです。
アトピーの方の肌がボロボロで浅黒いのは、痒みのために皮膚を掻いてしまい、角層が剥がれて、弱ったバリア機能からアレルゲンや細菌が侵入して、炎症を起こし、さらに痒くなって...。ということを繰り返してしまうからです。
特にクレンジングと洗顔は、肌をこすらないように慎重に行わないといけません。
- 「メイクの濃さにあわせて擦らず落とせる適切な洗浄力のクレンジング剤を使う」
- 「洗顔料はしっかり泡立てて泡のクッションをつくる」
- 「顔を拭くときはタオルでゴシゴシ拭き取るのではなく、水気を吸い取るように、軽く押しつける」
といった点に気をつけてください。
化粧水や美容液の使い方についても、たくさん浸透するようにと、叩き込んだり、擦り込むようにして使う人がいますが、肌の表面の角質層をはがしてしまうなど肌に大きな負担をかけてしまうので、バリア機能が低下して、乾燥肌を助長してしまう結果になります。
クレンジングと洗顔はともに皮脂の多いTゾーンからはじめて、皮脂の少ない目元・口元で終わるように行います。時間をかけるほど洗浄剤によって潤いが奪われるので、それぞれ1分以内で終わらせるように意識しましょう。
保湿ケアの絶対ルールその②:水分ではなく保湿成分を浸透させる!
化粧水には保湿効果はありませんが、整肌作用があって次に使うアイテムの浸透を助けることができます。
注意したいのは、ムラなく塗りたいからという理由で使われることが多いコットンは乾燥肌にとっては都合が悪いということ。
どんな上質なコットンであっても肌をすべらせるときにコットンの繊維が角層に小さな傷をつけてしまいます。そのため、化粧水をつけるときは、ハンドプレスでじっくり押し込むようにして肌に塗布するようにしてください。
また、パッティングで叩き込むとか、何度も重ね付けすることも乾燥肌にとっては負担になるだけですし、浸透がよくなるわけでもないのでやめましょう。
乾燥肌に必要なのは水分ではなく、肌の水分保持力を高めてくれる保湿成分だということは、「「化粧水=保湿」という常識は捨てる。」でお話したとおり。そのため、保湿成分がたっぷり配合されている美容液やクリームといったアイテムが保湿ケアの要になります。
さらにいえば、最強の保湿成分であるセラミドをたっぷり含有しているのは化粧水や美容液よりも圧倒的にクリームのほうです。今のクリームは昔のように「油分を補う、油分でフタをする」という役割だけではなく、クリーム自体に保湿成分が高濃度含有してあり、浸透させられるような高性能なアイテムになっています。
乾燥で肌が荒れてヒリヒリするときでも、肌触りの柔らかいクリームだけは使えるというのもクリームを保湿の中心に据えるメリットの1つです。クリームを使ったケアを省いてしまっては本当に効果のある保湿はできません。
夏場などはスキンケアに使う化粧品を冷蔵庫で冷やして使っている人もいますが、浸透力を考えるとこれはマイナス。人肌の温度に近いほうが浸透力はよくなります。化粧品は常温保存して、手のぬくもりで温めてから使うのがベストです。
保湿ケアの絶対ルールその③:うるおいを密封する!
夏でも冬でもスキンケアの仕上げは必ずクリームを使って、うるおいを密封しましょう。
もともとクリームは油分の膜を張ることで、肌に与えたうるおいを閉じ込めるという役割のスキンケアアイテムなんですよね。20代であれば、クリームのベタつきが苦手という人も多いんですが、女性であれば40代ともなると皮脂の量がかなり減少することもあり、クリームの油膜感がなんだかちょうどいい感じになってきます。
また、若い人でも目元や口元といった皮脂の少ない部分は乾燥しやすいですし、動きの激しい目元や口元の皮膚に適度に油分を補うことで肌が柔らかくなり、動きもなめらかになるので、乾燥による小じわや表情ジワができにくくなるというメリットもあって一石二鳥です。
「油分でフタをする」「油分を補う」という役割に加えて、クリームそのものにも保湿成分やハリや弾力アップにつながる有効成分が配合されているものも多いので、化粧水も美容液も使わないクリームだけを使ったシンプルケアでも充分、保湿効果や美容効果は期待できます。実は。
クリームは、「隙間なく」肌に塗ったほうがうるおいをキープできます。ただ、ベタつきやテカリが気になるという人もいると思うので、そういう人はさっぱり使えるタイプのクリームを選んだり、目元・口元だけ部分的に使うという使い方でもいいと思います。
最新の保湿クリームは、「肌触りが柔らかく、肌に負担をかけない」「保湿成分を高濃度配合している」「油分でうるおいを密封する」という保湿ケアに必要な3つの機能をすべて兼ね備えています。季節に関係なく普段の保湿ケアになくてはならない存在といえます。
保湿クリーム選びのヒント
乾燥肌を撃退するには、3つのルールを守って保湿ケアする必要があります。これを知っているか知らないかでは保湿効果はもちろん、実感レベルでも雲泥の差がでてきてしまうはずです。保湿を頑張っているけれど、潤いの実感が湧かないという方は必見です。