ビタミンC誘導体ってどんなもの?
そもそも、なぜビタミンCを人工的に改良する必要があるかについてご説明しましょう。ビタミンCは、メラニン色素の生成を抑えてシミを防ぐ、美肌効果抜群の成分。ほかにも、紫外線から肌を守ったり、シワを予防したり、しつこいニキビにも効果的な万能な成分なのです。けれども、ビタミンCは成分自体がもろいのが難点。かなり気を使って取り入れないといけません。壊れてしまっては、美肌効果にはあまり期待ができないのです。
そこで登場したのが「ビタミンC誘導体」。壊れやすいビタミンCをなるべく安定化させ、ビタミンC本来の力を発揮できるように人工的に改良を加えた成分なのです。ビタミンC誘導体配合のスキンケア製品を使用することで、ビタミンCの成分を、しっかりと肌へ浸透させることができるのです。
ビタミンC誘導体は3つの特性に分けられる
ビタミンC誘導体には、水溶性のものと油溶性のもの、そして、その両方の特性を併せ持つものがあります。
一般的な「水溶性」のビタミンC誘導体の特徴は、肌に吸収されやすいこと。スキンケア製品の中でも、とくに化粧水や美容液に配合されることが多いとされています。主な種類は「リン酸型ビタミンC」や「アスコルビン酸グルコシド」など。
「油溶性」のビタミンC融合体とは、もともと水溶性であるビタミンCに油分を結合させることで、エマルジョン化したもの。美容クリームなど、油分を含む化粧品に配合されます。主な種類は「テトラヘキシルデカン酸アスコビル」や「ステアリン酸アスコビル」など。
そして、両方の特性を併せ持つビタミンC誘導体は、水分にも油分にも馴染みやすく、浸透力が高いことが特徴です。主な種類は「アスコルビン酸-2リン酸-6パルミチン酸(APPS)」など。
美肌の味方! ビタミンC誘導体の効果
ビタミンC誘導体には、さまざまな美容効果があります。スキンケア製品に配合され始めたのが80年代からと歴史もあり、その効果の高さはお墨付き。いくつかご紹介しましょう。
■抗酸化作用
年齢を重ねるにつれて細胞が酸化し、シミやシワなどさまざまな肌トラブルが増えてきますが、ビタミンC誘導体には、酸化を食い止める力が備わっているのです。
■新陳代謝を促す
エイジングによって、肌の新陳代謝が衰えていきます。肌がなかなか生まれ変わらず、角質が蓄積されることで肌トラブルを引き起こしますが、ビタミンC誘導体が肌の新陳代謝を促し、美肌をキープすることができます。
■色素沈着を防ぐ
紫外線などを浴びると、どうしてもメラニンが生成され、シミの原因となってしまいます。けれどもビタミンC誘導体は生成されたメラニンを還元することで、シミになりにくい肌へと導くのです。
使用する際に注意したいこと
これまでご紹介してきたように、ビタミンC誘導体は、美肌にとってなくてはならない成分。ぜひ上手に使っていきたいところです。効果的に取り入れる方法として、まずは化粧水がおすすめ。比較的配合されていることの多い成分ですので、ドラッグストアでも、愛用するスキンケアブランドのコスメカウンターでも、身近なところで手に入れられます。
使用する際にひとつ注意したいのは、敏感肌であるかどうか。肌へ浸透する力が強いビタミンC誘導体は、美肌にとても有効な成分ではありますが、敏感肌の人には浸透力が高すぎて、逆に肌への負担になってしまうことも。使ってみて、ピリピリっとした刺激を感じたときには、使用を控えた方が良さそうです。
上手に使って美肌を目指す!
スキンケア成分として、長年使用されてきたビタミンC誘導体は、今やなくてはならない成分。とくに、エイジングによって肌トラブルを抱えることが増えた方には、ぜひおすすめしたい成分です。ただ、その有効性から刺激が強すぎることも、念頭に置いておく必要があります。
ビタミンC誘導体配合のスキンケア製品を上手に使用して、美肌をつくりましょう!
きっちです。
皆の恋バナが好きなこじらせ系女子です。