黒ニキビの主な原因は皮脂の過剰分泌だと言われており、成長ホルモンの影響で皮脂量が増えやすい思春期の男子や女子が悩まされやすい症状となっています。
しかし、皮脂の過剰分泌以外にも洗顔のし過ぎによる乾燥や食生活の乱れ、ニキビを潰す間違ったケアや肝機能の低下など様々な原因が絡み合っていることが多いのです。
この点を把握し、以下では黒ニキビの治し方についてご説明しているので一度チェックしてみましょう。
黒ニキビを治す方法
黒ニキビは白ニキビが進行した後に形成されやすく、まだ初期段階なので毎日のスキンケアでも十分に治すことができます。
無理に塗り薬や内服薬に頼らなくても、正しい洗顔の方法を身に付けたり化粧水や美容液で保湿したりとスキンケアに焦点を当てるのが一般的な流れとなります。
黒ニキビを一日でも早く治すためのスキンケア
黒ニキビを一日でも早く治したいと考えているのならば、毎日のスキンケアが欠かせないと上記では説明しました。
そのスキンケアの中でも洗顔が最も大事で、肌に負担をかけないように毛穴の中に詰まった皮脂や老廃物を取り除く必要があります。
そもそも、毎日の洗顔がどのような役割を果たしているのか見ていきましょう。
・車の排気ガスやホコリなど空気中に浮遊している汚れを落とす
・過剰に分泌された皮脂を適度に取り除く
・肌の生まれ変わりサイクルであるターンオーバーを整える
上記の役割を果たす洗顔が上手くできていないと黒ニキビが形成されたり、シミやくすみが生じたりという肌トラブルに繋がりやすくなります。
洗顔料の選び方や洗い方
黒ニキビを治すに当たり、どのような洗顔料の選び方が適しているのか以下では幾つか挙げてみました。
・ニキビ対策用に開発された洗顔料
・洗浄効果が高く肌の乾燥を促す合成界面活性剤が含まれていない洗顔料
・古くなった角質を剥がしてターンオーバーを促すピーリング作用を持った洗顔料
このような選び方が適しており、毎日正しい方法で洗浄して皮脂や汚れを取り除いてあげるのが黒ニキビの治し方の近道なのです。
しかし、自分の肌質に合った洗顔料を使っていても洗い方が間違っていては意味がなく、どのような点に注意すれば良いのか箇条書きで簡単にまとめてみました。
・洗顔を始める前に手を丁寧に洗って雑菌が付着しないようにする
・100円均一で販売されている泡立てネットを使用する
・汚れを落とすのに必死になってゴシゴシと擦らない
・泡を顔の上でクルクルと動かして優しく洗うようなイメージ
・脂性肌の人は36℃~38℃、乾燥肌の人は34℃~36℃程度のぬるま湯で濯ぐ
・どんなに多くても1日の洗顔は2回までに留めておく
毛穴の皮脂を取り除かなければと洗顔回数を無闇に増やしていると逆に肌が乾燥してバリア機能が低下し、黒ニキビが進行しやすくなるので注意してください。
保湿で黒ニキビを改善する
白ニキビも黒ニキビも毎日のスキンケアにおいて保湿を重要視しなければならず、肌の乾燥を防ぐのが大きな理由です。
①洗顔し終わった後の肌は乾燥している
②保湿ケアを怠ってそのまま放置している
③乾燥のダメージを防ぐために余分な皮脂が分泌される
④その皮脂が毛穴の中に詰まって黒ニキビに繋がる
上記のような流れで症状の悪化に繋がりやすく、洗顔の後には化粧水や美容液を使って保湿しなければなりません。
角質層へと潤いを与えて保湿すれば肌のバリア機能の向上にも繋がり、新たに形成されるニキビや吹き出物の予防に繋がります。
・肌の水分保持力を高めて異物の侵入を防ぐセラミド
・水分を蓄える力が強いヒアルロン酸
・肌の弾力を保ちながら角質層を保湿するコラーゲン
化粧品の選び方で迷っている方は、これらの保湿成分が配合されているかどうかで比較してみましょう。
黒ニキビに効く市販薬はある?
黒ニキビの治し方の基本は毎日のスキンケアですが、市販薬に頼るのも選択肢の一つとなっています。
市販薬はマツモトキヨシやスギ薬局といったドラッグストアで販売されており、皮膚科を受診しなくても入手して自宅で使用できるのが大きなメリットです。
黒ニキビの数や症状によって治るまでの期間には個人差があり、「市販薬を使用すれば直ぐに消えてツルツルの肌を手に入れられる」というわけではありません。
それでも、継続的な使用で症状の緩和を図るのは十分に可能で、数多く市販薬でも黒ニキビに効き目があるのは「クレアラシル」と「ペアアクネクリームW」です。
以下では、この2つの塗り薬にどのような特徴があるのかまとめてみました。
クレアラシル
「ニキビや吹き出物にはクレアラシル」と言われているほど効き目がある市販薬の一つで、レキットベンキーザー社から販売されています。
有名な市販薬なのでほとんどのドラッグストアで取り扱っており、どのような有効成分が配合されているのか見ていきましょう。
・抗炎症作用を持ったグリチルリチン酸ジカニウム
・肌の雑菌を殺菌するイソプロピルメチルフェノール
・皮脂の分泌を抑制するフルーツ酸(イオウやAHA)
基本的には炎症まで進行した赤ニキビや黄ニキビを治すための塗り薬ですが、黒ニキビの段階から塗布することで炎症ニキビへの進行を食い止められます。
イオウが含まれているので人によってはツーンときやすいものの、黒ニキビの根本的な原因となる皮脂を抑制してくれるのが嬉しいポイントです。
クレアラシルは薬局で400円~600円程度の低価格で販売されているので購入しやすいのは間違いありません。
ペアアクネクリームW
ライオン株式会社から販売されている塗り薬タイプの市販薬がペアアクネクリームWで、ドラッグストアで800円~900円程度の価格で販売されています。
保湿クリームのような感覚で使用でき、ペアアクネクリームWの中にどのような成分が配合されているのか見ていきましょう。
イブプロフェンピコノール:アクネ菌によるコメドの生成を抑える
イソプロピルメチルフェノール:肌の雑菌を殺菌してニキビの進行を抑える
2種類の有効成分によって黒ニキビや赤ニキビの対策や予防に繋げられるのが特徴です。
ただし、化粧品とは違って医薬品に分類され、肌の赤みや痒みといった副作用のリスクがあるので注意しなければなりません。
【まとめ】
肌がポツっと黒くなる黒ニキビが形成されると、「中々治らないのではないか?」という疑問を抱える方は多いはずです。
しかし、洗顔を中心とするスキンケアに力を入れれば症状の悪化を食い止められますし、黒ニキビの段階で効果的な塗り薬は販売されているので1日でも早く治して美肌を手に入れられるように努力してみてください。