ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
同化
どうか
assimilation
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どうか
assimilation
同化
どうか
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同化
どうか
assimilation
出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報
デジタル大辞泉の解説
どう‐か〔‐クワ〕【同化】
1 異なる性質・態度・思想などが、感化されて同じになること。また、感化して同じにさせること。「現地の風習に
2 知識などを取り込んで、完全に自分のものにすること。「西欧の文化を
3 生物が外界から摂取した物質を、特定の化学変化を経て、自己の成分あるいは有用な物質に合成する反応。植物の光合成など。アナボリズム。同化作用。⇔異化。
4 音変化の一種。同じ語の中にある一つの音(おん)が他の音とまったく同音になるか、一部の性質を共通する音に変わるかする現象。前の音が後の音を同化する場合(順行同化。フロシキ→フルシキ)と、後の音が前の音を同化する場合(逆行同化。オシルコ→オシロコ)とがある。
栄養・生化学辞典の解説
同化
大辞林 第三版の解説
どうか【同化】
( 名 ) スル
①
本来異なる性質や考え方が同じものになること。 ↔ 異化 「その社会に-する」
②
外から得た知識などを理解して自分のものとすること。
③
生物体が外界から摂取した物質に特定の化学変化を加え、その生物に固有あるいは必要な物質を作り出すこと。同化作用。アナボリズム。 ↔ 異化
④
マグマが周囲の岩石や外来物質を取り込み、一つのものに混合すること。同化作用。
⑤
〘言〙 ある音素が隣接する音素に影響されてそれと同じ、または似た性質のものに変化すること。エビス(ebisu)の i が先行する e と等しくなってエベス(ebesu)となる類。 ↔ 異化 〔奥山虎章「医語類聚」(1872年)に英語 assimilation の訳語「同化、新陳代謝ノ」と載る。明治初期は医学・植物学で、後期から哲学・心理学でも用いられた〕
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
同化
どうか
生体内における代謝によって、簡単な化学構造の化合物から複雑な構造の化合物がつくられる過程も同化とよび、その反応を生合成とよぶ。糖、タンパク質、脂質、核酸、ホルモン、その他莫大(ばくだい)な種類の物質が同化によりつくられる。生合成は、エネルギーの増加を必要とする吸エルゴン反応からなり、生成される物質は、一般に出発物質より高いエネルギーをもった物質となる。したがって、同化が進行するためには、エネルギーを供給する過程が同時に進行していく必要がある。独立栄養型生物では、このエネルギーとして、光のエネルギーや無機物の酸化エネルギーが用いられるが、ここで固定された化学エネルギーは、すべての生物体内で異化の過程で放出され、同化に用いられる。この異化と同化の両過程の間のエネルギーの授受に関係しているのが、アデノシン三リン酸(ATP)をはじめとする高エネルギー化合物である。このように、物質の同化経路と異化経路は互いに独立したものではなく、共通の中間物質を介してつながっている。両経路ともきわめて複雑で、異化は摂取した物質を直接炭酸ガスや水のような簡単な物質に変えるのではなく、出発物質にすこしずつ化学変化を加え、各段階ごとに異なる物質に変えながら分解していく。この中間産物は同化経路の中間物質と共通のものも多く、そのまま同化経路に入り、他の物質の生合成に用いられる。このように同化と異化の経路は密接に連絡し、ある物質が十分あれば、その物質の合成が抑えられ分解が促進されるという調節が行われる。[嶋田 拓・吉田精一]
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