この記事は

 

 

の続きになっております。

まだ、この記事をお読みになってない方は先にコチラをご覧ください。

 

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ワキ汗を病院で治療するためのガイドラインに載っている治療の順番から、

 

 

①塩化アルミニウム液の外用塗布

 

 

②BT-A(ボトックス)局部注射

 

 

についての情報を紹介してきましたが、ガイドラインには併用療法として、

神経ブロックレーザー療法内服療法精神(心理)療法交感神経遮断術という

治療方法が上記の①と②の療法と併用して用いても良いと記載されています。

 

 

下の図の赤い点線囲った部分です。

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引用元:日本皮膚科学会 原発性局所多汗症診療ガイドライン 2015 年改訂版

 

 

 

ただし、診療の推奨度が赤の点線で囲った内容と、

なっていますので、ご注意ください。

 

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引用元:日本皮膚科学会 原発性局所多汗症診療ガイドライン 2015 年改訂版

付表 1 「エビデンスのレベルと推奨度の決定基準(皮膚悪性腫瘍グループ)」から一部抜粋。

 

 

 

その中で、一番併用されるケースが多い、

「内服療法」についての詳しい情報を、まずは、ご紹介したいと思います。

 

 

 

多汗症治療の内服薬について

 

汗が出るメカニズムと抗コリン剤の作用について

 

 

多汗症治療に使われる内服薬では、「抗コリン剤」が使用されています。

「抗コリン剤」というのは、発汗をコントロールしている交感神経が出す

精神伝達物のアセチルコリンの働きを抑制する作用があります。

 

 

その「抗コリン剤」の作用を理解するのに、

まず「汗が出るメカニズム」を知ることが一番の早道です。

 

 

汗が出るメカニズム

 

①皮膚にある受容体が皮膚の温度上昇を知覚神経を通して、脳の視床下部に情報を伝達する。

②脳の視床下部から汗を出す命令が出る。

③汗を出せという命令が交感神経を通って、交感神経の末端部に届く。

④その命令を受けた交感神経の末端部から、アセチルコリンという精神伝達物質が出され、

 エクリン汗腺に汗を出す命令が伝わる

エクリン汗腺から汗が分泌される

 

 

という流れになります。

 

 

ここで、先程説明した内容につながると言う訳です。

 

抗コリン剤というのは、発汗をコントロールしている交感神経が出す

精神伝達物のアセチルコリンの働きを抑制する作用があります。

 

 

だから、汗が抑制されるのです。

 

 

お分かりいただけたでしょうか。

 

 

 

抗コリン剤の種類について

 

 

それでは、交感神経の末端部から出るアセチルコリンという精神物質の働きを抑制する

抗コリン剤」にはどんな種類があるのでしょうか。

 

 

多汗症の治療に使用されている抗コリン剤には以下の3種類があります。

 

 

・臭化プロバンテリン(商品名:プロバンサイン)

 

・オキシブチニン(商品名:ポラキス)

 

・コハク酸ソリフェナシン(商品名:ベシケア)

 

 

この中で唯一、保険適用になってるのが、

臭化プロバンテリン(商品名:プロバンサイン)です。

 

 

 

それでは、

臭化プロバンテリン(商品名:プロバンサイン)が、

どういった薬なのかを詳しく説明させて頂きます。

 

 

プロバンサインの効果と副作用について

 

 

プロバンサインは多汗症に効果がある飲み薬として、
皮膚科で保険適用で入手可能な薬です。

また、一部の薬局のネット通販でも購入できます。

 

 

実はこの「プロバンサイン」という薬は、汗を抑える目的で作られた薬ではなかったのですが、
副作用として汗腺を抑制する作用があることから、多汗症に使用されているのです。

もともとは潰瘍の治療薬で、消化液や唾液などを止める薬として使用されていました。

 

 

プロバンサインは神経遮断薬であるため、
脇汗だけを止めるという薬ではなくて、全身に作用します。

 

 

ですので、局所的多汗症、全身多汗症、代償性発汗などの
全ての多汗症の症状や通常の発汗に作用します。

 

 

プロバンサインの薬の効果時間としては、
服用後30分~1時間ぐらいから効き始め、
2~5時間、汗を止める効果があると言われています。

 

 

その効果については、服用する人の体質によって違うため、
服用して試してみるしかないようです。

 

 

ネットの口コミにあった情報ですと、
お医者さんから1日3錠まで飲んでもいいと言われたので、
まずは1錠飲んだら汗がどうなるのか調べ、

 

 

翌日は2錠一度に飲んだらどうなるか、
そのまた翌日には、3錠飲んだらどうなるのか?
とように細かく情報を取っていき、

 

 

絶対に汗を止めたい時にだけ、効果が出るまでの時間時間から逆算して
薬を飲むようにしているとありました。

 

 

なぜこのような面倒なことをするのかと言いますと、
人によってはプロバンサインの副作用が強く出る可能性があるためです

 

 

薬が効いている間には以下のような副作用が生じる可能性があります。

 

 

・激しいのどの渇き
・胸やけ
・消化不良
・便秘
・頻尿
・めまい
・脈拍異常
・目の渇き

 

ですので、服用には注意が必要です。

 

 

ただ、プロバンサインの効き目をしっかりと自分で把握し、
薬を常に持ち歩くことで、心に余裕が持てるという人の意見も多くありましたので、
多汗症で悩んでいる方たちのお守りとして持つのもありかと思います。

 

 

プロバンサインのまとめ

 

 

・プロバンサインは神経遮断薬抗ですので、
 局所的多汗症だけでなく、全身多汗症、代償性発汗など、
 全ての多汗症の症状や通常の発汗に作用します。

 

 

・薬の効果には個人差があるものの、30分から1時間内に効き始め、
 2~5時間汗を止める効果がある。

 

 

・プロバンサインには薬が効いている間、副作用が出る可能性があるので、
 服用は慎重に行うようにして下さい。

 

 

・プロバンサインの効き方を自ら把握し、薬を携帯することで心に安心感が
 生まれるので、多汗症に悩んでいる方にはお勧めでです。
 ただし、服用はいざという時だけに限ります。

 

 

・あくまでも対処的療法に使う薬なので、常に服用する薬ではないことを、
 肝に命じてください。

 

 

 

 

薬の作用と副作用をよく考えて、ご使用して下さいね^^

 

 

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この記事からご覧になった方は、下の記事を一緒に見ていただくと

よりワキ汗について理解が深まりますのでお勧めです^^

 

 

 

 

 

 

 



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