肌タイプで異なる角栓対策
水洗顔や肌断食の挫折の原因に「角栓」があります。
角栓はそのまま放っておいても垢となって自然と剥がれますが、角栓でザラザラしていると化粧ノリが悪く不便な場合もあります。
また、不要な角質が剥がれにくかったり、角質の異常角化によってニキビなどが発生しやすい場合、角栓対策は必要になってきます。(ただし無理やり擦って剥がすのはNG)
このページではそれぞれの肌のタイプに適した角栓対策をお知らせいたします。
1.接触性皮膚炎、酒さ、アトピー、普通肌の場合
接触性皮膚炎や酒さ、アトピーなどの肌や超敏感肌(触っただけで赤くなったり痒みが出る肌)、赤みなどの肌荒れを起こしている場合は、角栓対策はもっともやさしく行う必要があります。
いちばんやさしくてカンタンな角栓対策は、下記のとおり。
1.湯船で10~15分温まって角栓をふやかします。
※角栓がふやけると白いニョロっとしたものになります。
※のぼせやすい人は蒸しタオルでもOK。
2.顔の水気を一旦タオルで取ります。
3.角栓が気になる部分(白いニョロっとしたもの)を指でやさしくこすります。
※強くこすらないように気を付けてください。
4.ぬるま湯で流します。
手ぬぐいを使っても良いですが、力加減に注意!
できれば自分の指でそっと落としましょう。
弱っている肌もこの方法で乗り切りましょう。
こんな肌にピーリングとか自爆です。
たいていの角栓がこの方法でスッキリ落とせます。
2以降の方法は、上記の方法を試したうえで、物足りない、やはり気になる、という場合にお読みいただければと思います。
2.敏感肌~普通肌の場合
上記の接触性皮膚炎や酒さ、アトピー、超敏感肌ほどではないけど、敏感肌の方には、米ぬかを使った角栓対策が可能です。
※1の方法に越したことはないので、まずは1の方法を実践してみてください。
私が使っていたのは米ぬか、麦ぬか、微生物でできたとれるNo.1。
肌荒れ、手荒れしやすい人に適した洗剤ですが、角栓対策にも便利です。
方法は、とれるNo.1の粉末をよく泡立てて、顔に付着させて1~2分放置。ドロドロにといたものでもOKです。
ポイントは擦らないこと。顔に付着させるだけ。
その後は宇津木式もしくは低圧のシャワーで流します。
その後、一旦タオルで顔の水気を取り、そっと撫でて角栓を落とします。
湯船で温まるとより角栓が取れやすくなります。
私は角栓が気になる頃、湯船で温まりながら落としていました。
なお、とれるNo.1には、お掃除用と洗顔用とありますが、私は成分構成がもっともシンプルなお掃除用を使用しています。粒子は洗顔用より粗いですが、こすらないように気をつければOK。→より詳しい違いを知りたい方はこちらをご参照下さい。
私の肌にはどうかな?という微妙なラインの人はお試し用がおススメです。
米ぬかや麦ぬかがほとんどなので刺激はありませんが、界面活性効果がありますので、顔に使う頻度はできるだけ少なめにしましょう。
(日常の洗剤としてはいくらでもOKです)
3.普通肌~ある程度肌が整っている場合はピーリングも可能
上記のような敏感肌でない場合(普通肌)、肌トラブルがない場合にはグリコール酸などのピーリング液が使えます。
グリコール酸は肌の新陳代謝を整え、コラーゲンやエラスチンの生成を促すので、シミ、ハリなどにも有効。
接触性皮膚炎や酒さ、アトピーなどの肌には使えませんが、普通肌の方で肌荒れはなくてもちょっとハリがないなという時など、一番濃度が低いものを肌の様子を見ながら使うことができます。
普通肌の方や肌が強い方は10%でもOK。
それよりも高い濃度のものもあり、市場に出回っていますが、この範囲は皮膚科やクリニックの使用の範囲。個人が自己判断で使用するのは危険です。
ちょっとでも肌荒れ(肌に痒み、痛み、炎症、ピリピリ感、つっぱり感など)があれば見送りましょう。(痛くないニキビは除く)
また、普通肌の人でも、肌の強い人でもそうですが、肌の調子によって、使用の間隔をあけたり、濃度を落としたりすることが必要です。昼間は使わないようにしましょう。最低でも5日はあけたほうがよいでしょう。
なお、効果が実感できるのは5~6週目あたりからなので、それまでは必要に応じて1の角栓対策、つまり湯船で温まって指でそっと拭って角栓を落とすという方法も併用して下さい。
5~6週目を過ぎると擦らない宇津木式洗顔でも十分になってきます。
また、グリコール酸はビタミンCの吸収率をよくするというメリットもあります。
ASVCをお持ちの方で、肌が整っている人は様子を見ながら挑戦してみるとよいでしょう。
まずは右の5%から始めて、慣れてきたら10%と濃度を上げるとよいでしょう。
肌に異常が出た場合や、必要がなくなった場合は、1の方法に戻りましょう。
※非接触生活ではピーリングはNGとされています。
4.低用量ピル(敏感肌~普通肌まで)
低用量ピルは、ホルモンの調節により、皮脂が少なくなります。
その結果、皮脂と角質でできてしまう角栓ができにくくなります。
水洗顔初期のベタつきや角栓でお悩みの方は、皮脂の分泌や常在菌環境が整うまでの間、低用量ピルを使うという方法もあります。
肌に直接つけるものではないので、どの肌にも使えるのがうれしいところ。
デメリットとしては、体質によっては使えない(特に高血圧、肥満)、ひと月当たり2~3,000円程度の費用がかかる、副作用等があります。
角質クリアゲルに注意!
角質クリアゲルは、肌に塗ってこするだけで角栓をすっきり落とせる便利なアイテム。角質の異常角化の問題もクリアするので、ニキビが改善することが多い。
しかしこの角質クリアゲル、強く肌を擦るという行為、果てしなくポロポロとカスが出るからいつまでもゲルで肌をこするという点で問題あり。
このようなことを繰り返しているとニキビは改善できても、帯状毛穴、たるみ毛穴、ほうれい線の促進といったデメリットが生じます。
肌を強くこする、下にこするという行為は、小じわやたるみの元。
マッサージといえば聞こえがいいですが、長期にわたって使った挙句に後悔しないように。
肌タイプ別角栓対策 まとめ
1.接触性皮膚炎や酒さ、アトピー肌、極めて敏感な肌の角栓は、何も使わず、湯船で温もってそっと肌を撫でてやさしく落としましょう。
2.接触性皮膚炎や酒さ、アトピー肌、超敏感肌(触っただけで赤くなる)とまでいかなくても敏感肌の方はとれるNo.1を泡立てる、もしくはドロドロにといて顔に付着させて流すと角栓がよく落ちます。
3.ピーリングは普通肌向き。敏感肌でも一番低い濃度だと使えますが、肌の調子をみながら使う必要があります。
私は超までいかない敏感肌なので、とれるNo.1を基本に対策し、肌の調子がいい時にピーリング液の一番濃度が低いものを使っています。