いつも乾燥肌のケアを怠っていないし、食事も気を付けているし睡眠も取っているのに、なぜかどうやっても乾燥肌が改善されないとお悩みの方も多くおられるでしょう。その乾燥肌が改善されない原因とは、今施しているケア以外に原因があることを考えた方がよさそうです。
意外と見落としがちなのは生活習慣です。食生活や普段のスキンケアに問題がなければ、その他に原因があるはずです。その中の1つには運動不足が挙げられます。運動不足ではもちろん体全体の健康にも影響があるはずですが、それは肌の調子にも現れます。
運動をしないことで、体の新陳代謝がかなり落ちているはずです。新陳代謝が鈍った状態では、血行も悪くなり老廃物をうまく排出できなくなるだけではなく、肌のターンオーバーも正常に保てなくなってしまいます。そして血行不良によって潤いも行きわたらなくなり、肌は乾燥したままという事態に陥ってしまいます。
体そのものを健やかに導くためにも、少しでも運動することを日課にしてみてはいかがでしょうか。体調も肌の調子も少しずつ変わってくるはずです。
運動不足によって訪れる弊害は体の随所に現れます。新陳代謝が落ちることで肌は乾燥して荒れてきますし、胃腸の機能もだんだん鈍ってきて、せっかく栄養のある食事をとってもうまく栄養分を体に吸収できなくなります。また、消化活動や蠕動運動もうまくいかなくなった結果、便秘などの不調も引き起こしてしまう可能性があるのです。こうなるとさらに体内に無駄な老廃物が溜まっていくことになり、何一ついいことが起こらず悪循環を起こすだけです。
運動とは確かに面倒くさいものですが、適度に体を動かしておかないと体の機能はどんどん低下していきます。乾燥肌に関して言うなら、潤いが行きわたらなくなってターンオーバーもうまくいかなくなってしまうだけではなく、皮脂を含んだ汗をかかなくなることで肌のバリア機能も失われ、ただでさえ保てていない潤いがさらにどんどん逃げて行ってしまいます。これでは、外からどんなにリッチな成分で保湿を行っても、その成分はつけては出ていくだけとなります。
このようなループに陥ってしまっては、何のために外からの保湿ケアを頑張っているのかわからなくなってしまうわけです。これを機に、体の中の機能を正常化することに考えをチェンジしましょう。
まずはストレッチなどの軽い運動から毎日始めてみてください。
運動不足によって体の機能が鈍り、乾燥肌の原因ともなってしまうことには理由があります。前述のように、体全体の新陳代謝が低下するために、血流の流れが悪くなり、肌にまで潤い成分が届かなくなってしまいます。そうなると肌はどんどん砂漠化していってしまいます。
また、便秘など内臓機能にも停滞が起こるほか、汗をかかなくなることによって体内の老廃物を溜めたままとなり、その毒素は血液にも溶け込んでしまいます。血液は潤いは肌に届けないのに毒素をかゆみとして肌に表してしまうのです。結果、肌が乾燥するだけではなくかゆみを伴ってさらにひどい症状を引き起こします。
運動と新陳代謝の関係性は密接につながっていると医学的にも証明されており、数々の疾患において体が動くなら運動を行うことが推奨されています。激しい運動を急に行うと逆に体を痛めてしまうことにもなりかねないため、少しずつできる範囲での運動で構いません。
例えば、出勤途中や出かけた先でついエレベーターやエスカレーターを使ってしまうといったことであれば、そこを階段での移動に変えるだけでも違ってきます。また、近所の移動にも車を使ってしまうところを歩いてみるなど、少しの工夫で運動量を少しずつ増やすのがおすすめです。
その生活を続けていれば、少しずつ体調が変わってくるのがわかるはずです。
日常に軽い運動を取り入れて運動不足を解消するだけでも、体調も肌の調子も随分変わってきます。その運動方法は特別なものでなくても構いません。じんわりと効いてきそうな軽い運動でも大丈夫です。
また、そこまで運動不足の状態を維持してしまったということは、多少面倒くさがり屋さんであることが想定されます。張り切りすぎると逆にやる気をなくしてしまうことも考えられるため、無理なく続けていけるような工夫をしましょう。
普段の生活に組み込めるものを
【有酸素運動を中心に】
ちょっとした空き時間のストレッチや軽いスクワットなどを行うと、体の内側からじんわりと効いてきて、血行がよくなると同時に酸素を体内に取り入れやすくなります。その結果、肌を始め体中の機能が生き返ってきます。
【頑張りすぎない】
一気に頑張ってしまったり、きちんと何分間に何回といった決まり事をしてしまったりすると、それだけで疲れてしまって次からやる気をなくしてしまうことも考えられます。3日坊主の典型です。
特に決まった回数や時間、また運動量を定める必要はありません。もしかしたら明日から続かないかもしれないと思ったら、何となくテレビを見ているときにでもちょっとだけ行って、飽きたらやめてしまうくらいでも、やらないよりはましです。
そのちょっとが毎日続いて、1日の回数も少しずつ増えてきたらこっちのものです。
ストレスをためないことが大事
運動を普段しない方にとっては、運動をすることだけでもストレスに感じてしまうかもしれません。前述と重複しますが、無理をしないことが毎日運動を続けるコツです。
【できなかったらあきらめる】
あまりおすすめはしませんが、それでも嫌だ嫌だと思いながら続けるよりはまだよいでしょう。ノルマを決めないということはここにも生きてきます。毎日の健康のためにストレスを溜めてしまっては本末転倒ということです。
楽しんで体を動かせるようになるために、余計な負荷はかけないようにするのが無難です。
【運動でストレス解消できるように仕向ける】
運動に慣れてくると、普段のストレスを運動で解消できるようになります。通勤時のウォーキングも少しずつ続けていたら体がスッキリしてくるはずです。動くことが爽快だと思えるようになったら、もうその運動は習得したも同然です。
日々の運動が大事であることは、何となく皆さんがお気づきのことでしょう。軽い運動をしておいて体に損は1つもないのです。運動を生活の中に組み込むようになってから、体が軽くなったという声も聞かれます。もとは乾燥肌対策であったはずなのに、そこには思わぬ副産物が発生するということです。
このような副産物を得られるということが、運動がいかに人の体にとって重要で有益かということがよくわかります。
まずは目の前の車に乗る前に、歩ける距離かどうかを考えることから始まります。