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いづな病気のお知らせ
いづなのキャラ崩壊やばいブラコン度が最近上がっててつらい()
副会長の弄り方とかわかんないせいで酷い出来です。ごめんなさい...orz
イライラ...サクサク...そわそわ...もぐもぐ...
放課後、いぐさが姿を見せなくなって15分。心配していたら手持ちのお菓子全てを完食していた。しかしそれでも心配なのは変わらない。私は職員室へと行って、調理室の使用許可をいつの間にかもぎ取っていた。こういう時は優等生で良かったと思う。だって先生にも誰にも怪しまれずに借りられるのだから。先生達用のお菓子も作らなきゃなぁと思いつつ、心配で破裂しそうな心臓を抑えるかのごとく生クリームを泡立て器で混ぜ出した。
あぁ、いぐさが心配。もしも誘拐されていたらどうしよう。きっといぐさの事だから誘拐と気づかずにホイホイついて行っちゃう。それで両脚を拘束された日にはいぐさ大ピンチ。やばい助けに行かないと。私如きが何が出来る?いぐさみたいに動物と話せる訳じゃ無いし、テリトリー内の相手の動きを予測するだけで誘拐された後どこに連れて行かれるのかわかる推理力も無い。ああああああああっっこういう時無力な自分に腹がたつわ!...落ち着きなさいいづな。きっと思い過ごしよそうよ。いぐさはいつもみたいに動物と戯れてるだけで...それでも心配なのは心配なのよちくしょう!いっそ動物になりたい!!そしていぐさと戯れたい!!!
最後の部分で机を思いっきり両手のひらで叩いた。痛さで思考が正常に戻っていく。見るといつの間にか完成してるガトーショコラの生クリーム添えと、先生達用のチョコチップクッキー。私は溜息をついて、余ったチョコと生クリームでホットチョコを作る。
その匂いに、つられた人間が居た。
「おや、誰かが何か作っているかと思えば...」
「あ、副会長さん...」
扉を開けて入ってきたのは、全員が全員...この学校に籍を置く者ならば知っている存在、三貫納なおき副会長さんだった。
「いつもえれいさんがお世話になっております。従姉妹の綿井です」
「こちらこそ、えれい君にはお世話になっています。えれい君から話はよく聞いていますよ」
なんて、綺麗に取り繕われた外面。綻びなんて一切見えない。なるほど、これが完璧人間ってやつかしら。
「話なんて...えれいさんの事だから、その話はきっと弟の方だと思いますよ?」
私は表情筋を一切動かさずに返す。立体視をしてみてが特に怪しいものは持っていないようだ。1番用心すべきは口って事ね。
「いえ、綿井さんの方ですよ。『とってもお菓子作りが上手な自慢の従姉妹がいる』と、言っていましたよ」
実際、上手なようで...そう言った副会長さんの目線は私が作ったお菓子達。
「本当だと嬉しいんですけれどね。...良かったら食べますか?少し作り過ぎてしまいまして」
さらっと誘い、答えを聞く前に副会長さんの分のカップとフォークとお皿を用意し、拒否権は無いと無言で伝える。
「良いのですか?では、お言葉に甘えてご相伴に預かりましょう」
誘ってしまった自分を、今の私は殴りたい。
ガトーショコラを取り分け、ホットチョコをカップに注いで渡す。
「「いただきます」」
ほぼ同時に声が重なった。どうやら食育もきっちりしているようだ。どこか欠点と言う綻びがあれば人間らしいのに...そう思いながらももぐもぐとガトーショコラを口に運ぶ。無意識に作ったとはいえ良い方の出来。ホットチョコも悪くない。
「これは...本当に上手ですね。とても美味しいです」
「...ありがとうございます。お世辞でもそう言ってもらえると嬉しいものですね」
私はまたもや顔を少しも動かさず、ガトーショコラに目を向けたまま答えた。
「お世辞ではありませんよ...ところで」
私がホットチョコに口を付けた時だった。その言葉が発されたのは。
「いつも一緒に居る弟君、今は居ないようですね」
「げふぉっ...ごほごほっけほっ...」
思いっきりホットチョコが気管に入り込みむせ込んだ。幸い制服も何も汚さなかったから良かったが、私は酷く狼狽する。
なんでいつも一緒に居るって思われてるの?確かに一緒だけど一緒じゃないっていうか...それぐらい私がいぐさにベタベタしてるって事は事実なんだけどなんでよりによって副会長さんが知ってるわけ?ちょっとどこまで知ってるのよ笑ってないで教えなさいよ!このキツネ目副会長が!
真顔にしていた表情が一気に崩れて慌てた表情になっていると自分でもわかる。急いで元に戻さないと副会長さんに何と言われるかわかったもんじゃない。
「どこまでと言うと...綿井さんが、弟の綿井君が大好きって事ぐらいですよ」
あんたは人の心が読めんのかよおい。
さとり?さとりなの?妖怪ですか??キツネ目妖怪さとり副会長。うん、語呂悪い。
「綿井君の為にいろいろ頑張るのは良いと思いますよ、健気で」
なんて笑いを堪えるように言われても説得力皆無よ。もうやめてください。本当に。私のライフはもうゼロよ。これ以上何言ってもオーバーキルよやめて。爆死するから。恥ずかしさで爆死するから!
「あ〜、いづなここに居た〜」
ほわっとした、今1番聞きたかった声が調理室に響き渡る。あぁ、いつも思うけどあなたの声は天使の鳴らすファンファーレよりも尊いわ。私をこのキツネ目妖怪さとり副会長から救ってくれてありがとう。心が浄化されていくわ。
「あれ〜?きつね君も居た〜、こんにちは〜」
と、いぐさは副会長さんにほわほわした笑顔で挨拶をする。あぁっあぁ...いぐさったらそんな人にもいつもの笑顔を崩さずに挨拶するだなんて...そういう分け隔てないところがっ好きっ!
「こんにちは綿井君」
「いづなのケーキ食べてたの〜?美味しいでしょ〜」
むふぅ...そんな音が聞こえてきそうなドヤ顔。いぐさが作った訳じゃないけどいぐさを考えながら作ったから美味しいのは当たり前よいぐさ!あぁもうなんで私の弟はこんなにも可愛いのだろう。
「えぇとても美味しいです。綿井君は今までどこに?」
「えっとね〜、子猫君が、木の上から降りれなくなってたから、助けたら、野良猫君達に囲まれたんだ〜」
「そこまで動物に好かれるとは羨ましいですね」
「えへへ、ありがとう〜」
さすがいぐさ!副会長さんの少し含みのある言葉すら無意識をかわしていて...さすがいぐさは天才っああもうわしゃわしゃしたいわしゃわしゃ。抱きついて思いっきり頰ずりしたいいいいいいいいいいいっ
ペースが乱れたのか、副会長さんは笑顔のまま小さくため息をつき、お皿とカップを洗うと一言。
「ごちそうさまでした。また機会があればいただきたいですね」
と言い残して去っていった。あの人は何がしたかったんだろう...そんな事よりいぐさ可愛いマジ天使。本当に天界からの使者じゃないのかしら。訳がわからなくてキョトンと小首を傾げてるいぐさほんと殺人級で可愛いわああああああああっっ((((
-強制終了-
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