- ミュージシャン嶺川貴子さんが語る「オーガニックとあふれるエネルギー」
- テーマ:ミュージションとオーガニック
- ミュージシャンとして、母として、そしてひとりの女性として、国内外の幅広い層から厚くて熱い支持を得ている嶺川さん。
去年はmurmur magazine編集長服部みれいさん、元Stoned Green Applesのギター忍田彩さんと3ピースの女性バンド「mma(ンマー)」を結成! ライヴなどイベント出演も精力的なこのバンドでは、嶺川さんはドラムを担当されています。音楽にとどまらず、「さんかくさん」というキャラクターの発明など、その独創的なアウトプットは多岐にわたり、目が離せません。どんどん変容しているようで、どっしりとした普遍性も感じられる嶺川さんの魅力はどこから来るのでしょうか。テラクオーレやオーガニックのお話をうかがいながら、その世界をちょっとだけ、覗かせていただきました。
―テラクオーレはご存知でした?
嶺川:「はい。以前アグロナチュラを使っていましたし、今もショップにふらっと入って、買いものをすることもありますよ。テラクオーレは、上質な素材を使ったオーガニックコスメティック、というイメージをもっています。丁寧な作り手の印象が感じられるブランドですね。」
―ありがとうございます! お気に入りのアイテムはありますか?
嶺川:「ダマスクローズ クレンジングミルク! まず、使い心地がとてもソフトでやわらかく、ぜんぜんべたつかないですし、洗い流したあとの肌がしっとりもちもちになるところが最高。ダマスクローズの香りも大好きです。それから、一時期せっけんシャンプーばかりを使っていて、すっかりそれ以外のシャンプーが使えなくなってしまっていたのですが、ダマスクローズ ディープケアシャンプーは大丈夫だったんです。頭皮と髪にやさしい感じが伝わってきて、使用感が抜群。ダマスクローズ ディープケア コンディショナーも、洗い上がりの髪がふわっとして、いい香りに包まれるので気に入っています。」
―オーガニックコスメって、ほんとうにいい香りだし、やさしいのにパワーがあるんですよね。
嶺川:「それは実感しますね。テラクオーレさんのものではないのですが、ずっとカレンデュラのクリームやエッセンスを薬がわりに愛用しているんです。肌にやさしいのに効き目がパワフルなので、とても助かっています! もっとカレンデュラのコスメがあったらいいのにな。」
―なるほど…。その旨、テラクオーレの開発者に伝えます! 嶺川さんは、オーガニック一辺倒なのですか?
嶺川:「すべてがオーガニック、というわけではないです。でも、直接肌に触れるものや、からだの中に入っていく食材に関しては、自分が心地よいとか、美味しいと感じられるオーガニックのものを選ぶことが多くなりますね。」
―最近のおすすめなどあれば。
嶺川:「ヨガの先生、渡辺えり子さんにいただいた「ORGANIC INDIA」のTulsi Teaですね。トゥルシーはホーリーバジルとも言われる万能ハーブなのですが、4種類あるうちの「SWEET ROSE」がお気に入り。ローズの香りが甘くひろがってとっても美味しい! 大切に飲んでいます。それから「COSMIC WONDER Light Source」の服は、オーガニックコットンを使っているものも多く、着心地が素晴らしいです。服の染色も、天然の染料を使っていて、その色はとても魅力的。青山のお店に行くと心が癒されますよ。」
―素敵! 感覚も磨いてくれそうです。嶺川さんにとってのオーガニックって、どんなイメージですか。
嶺川:「魂がこもっているもの、自然のちからのつよいもの。だから、そこからの感動も特別なものだと思っています。以前、息子の学校でたけのこ堀りをしたことがあるんですが、収穫したものをお母さんたちで天ぷらにしたんです。たけのこのほかにも、よもぎやホトケノザ…といった、摘みたての野草などを使って。それがもう、植物の魂とかエネルギーみたいなものをダイレクトにいただく、って感じで、ものすごく美味しかったです。あと、たいがいの野草や野の花は、食べられるんだなって思いました(笑)。」
―それは息子さんにとっても最高の経験ですね。嶺川さんは、子育てを通じてオーガニックにシフトした部分ってあったのですか?
嶺川:「息子は粉ミルクを飲んでくれなかったので、母乳で育てたんです。そこから、“自分の食べたものがそのまま息子の栄養になる”と考えるようになって、まず食事に気をつけるようになりました。」
―もっともダイレクトなところですもんね。
嶺川:「はい。それで、食事の次には洗剤の匂いが気になりだして、天然の洗剤を使うようになったり。そのうちに、いろいろなことに意識が向きはじめて、いいなぁと思うものや、選ぶものに、自然とオーガニックのものが多くなっていきました。子どもが小さいうちは、母親は本当に大変! ついつい自分のことは後まわしにしがちだし、余裕がなくなって疲れてしまう。でも、オーガニックなどの良質なものを使うと、子どもだけじゃなくて自分の気分もよくなる(笑)! そうすると、多少のストレスはどこかへ飛んでいってしまうような気がしています。」
―なるほど…。お母さんが気持ちいい状態でいることって、子育てのうえでとても大切だと思います。子どもにも伝わってしまいますよね。
嶺川:「オーガニックという文字にこだわるのではなくて、あくまでも自分が心地よいものを選ぶことですね。結果としてオーガニック、というだけ。そういう意味では、スパイスのようなものとして、ジャンクなものの存在も必要かもしれません。ジャンクなものがあるからこそ、オーガニックのありがたみもわかるような気がするし。」
—自分の内側から答えがでてくるイメージですよね。好きとか気持ちいいとか。自分が整っていないとできないことですね。
嶺川:「そうですね。自分の感覚が冴えていることがとても大事だから。それを研ぎすませるためには、ジャンクもオーガニックも、いろいろあるほうがよいかなと思ったりします。」
—あくまでも精神とか、感覚とか、そういう内側の部分を育むためのオーガニックですね。内側が素敵なエネルギーに満ちていればアウトプットも素敵でないはずがない。嶺川さんに対してそういったイメージを持たれているかたは多いと思います。
嶺川:「ありがとうございます。これからも、音楽に限らず、情熱をもっていろいろなことをしてみたいと思っています。一昨年結成したmma(ンマー)でもついにレコーディングしようって、メンバーで話しているんです。たのしみにしていてくださいね。」
(取材:AYANA)
化粧品メーカーにて商品開発・店舗開発を経験後、ライター・プランナーに。ブランド開発、販促プランニング、書籍執筆等の幅広い分野でホリスティックビューティに関わる。得意分野はオーガニックコスメ、メイクアップ、アーユルヴェーダ。