維持管理HEADLINE
◆ ホワイトニングの維持管理
さて、ここからが本当は私が皆様じっくり読んで頂き、ホワイトニングをお勧めしたい真の理由を理解して頂きたい部分です。
■ホワイトニング後のタッチアップ
ホワイトニング効果の持続期間は、平均して三回のオフィス・ホワイトニング治療後で10ヵ月 から1年程度です。
なぜ効果が後戻りしてしまうのかという理由については、ホワイトニングのメカニズムで述べたとおりです。
オフィス・ホワイトニングだけで、白い歯を維持・管理していくためには、ホワイトニングの効 果がなくなり始めたころ、追加のホワイトニングをすればいいことになります。これを「タッチアッ プ」と呼びます。
上のグラフはオフィスホワイトニングのみでホワイトニングを行った場合の歯の色の変化を表したものです。
[タッチアップ」の費用および回数・間隔に関しては、各システムによって異なりますので、 ホワイトニング治療を受ける歯科医院で事前に相談しておくとよいでしょう。
一般的に[タッチアップ」の費用は、初めのホワイトニング治療のときより安価に設定されてい ることが多く、回数も初めてホワイトニング治療を受けるときより少なくて済むのが一般的です。
傾向としては、初めてホワイトニングをおこなったときよりもはるかに早く白くなります。通常1 ~2回のタッチアップで、治療終了時の輝く白い歯が蘇ります。
但し、この方法での管理は、毎年毎年オフィスホワイトニングの費用を支払わなくてはならず、経済的に負担が大きい割りには、歯が満足できる白さを保っている期間が短いのが欠点です。
効果的で経済的なタッチアップ法
当院でも、長期にわたるホワイトニングの管理のためのタッチアップのオフィス・ホワイトニング料金は安価に設定してあります。
しかし、私は通常オフィス・ホワイトニングによるタッチアップはお勤めしていません。
前述の通り、ホワイトニグ後に色落ちが起きることは決して愉快なことではありませんので、できるだけ色落ちしないようなタッチアップ法をお勧めしています。
上の図は、当院でホワイトニング治療を受けた方に勧めているタッチアップ法で、現在私白身もおこなっている方法です。
このタッチアップはホーム・ホワイトニングでおこなうことになります。
初てめのホワイトニング治療をデュアル・ホワイトニングかホーム・ホワイトニングで受けた方にしかできない方法です。
当院では、ホワイトニング治療を希望するほとんどの患者さんは歯の色がかなり美しくないために、9割以上の方がデュアル・ホワイトニングでの治療を受けていただいているのが実態です。
通常、ホワイトニング治療が終了した後、初めて色落ちしたと感じるのは、ほとんどのケースで1ヵ月経過前後のころです。
もちろん、この時期には傍目から見たらまだまだ十分に白さを保っている状態ですが、ご本人はちょっと色落ちしたと敏感に感じるようです。
この時期なら、一回のホーム・ホワイトニングで治療終了時の白さに簡単に戻ります。
しかも、ホーム・ホワイトニングにかかる費用は1回分の薬剤費のみで、1000円弱です。
その後、色が後戻りしたと感じるまでの間隔はだんだん長くなってきます。
ちょっと色落ちしたかなと感じるたびに、一回のホーム・ホワイトニング をおこなえば、再び治療終了時の白さが蘇ります。しかも、費用は1000円弱です。
私の歯は、最初の治療から数年経過しています。
現在このホーム・ホワイトニングから次のホーム・ホワイトニングまでの間隔は3ヶ月程度で、しかも1回のホーム・ホワイトニングで、治療終了時の色B1にまで簡単に戻ります。
この3ヶ月という間隔は、私にとっては、ちょうど髪が伸びて「美容院や理髪店に行って髪を切ってもらおう」と考える時期と一致しており、皆さんにとっても大して苦にならない間隔なのではないでしょうか。
タッチアップとしてのオフィス・ホワイトニングの場合、ほとんどの歯科医院が1回1万円から2万円前後に設定してあると思います。
もっと安く設定してある歯科医院もあるかもしれません。
しかし、私のお勧めするホーム・ホワイトニングでのタッチアップ法は非常に安価で、歯の白さが継続する上、いちいち歯科医院に行かなくても自分でできるので、非常に便利な方法であると確信しています。
■ホワイトニング後の維持管理
ホームホワイトニングにせよオフィスホワイトニングであれ、適切な術式で行われれば満足の出来る白さを獲得できます。問題はその後です
白い歯になった。当然、この白さを持続させたいという気持ちが起こってくるでしょう。
そのためにはその後のケアが大切です。
毎日、丁寧な歯磨きを行い、その上で歯の表面に付着した僅かな沈着物を除去すると共に歯質を強化する必要があります。
これには当院ではフッ素入りの練り歯磨きや、ホワイトニング後のお手入れに有効な練り歯磨きなどをお勧めしています。
こうなってくると口腔衛生に対する興味が湧いてきます。
デンタルフロス・歯間ブラシ・水流による洗浄器の使用に対して興味を持って勉強するようになります。
また、『タッチアップ』(白さを維持するための追加のホワイトニング)の時期や期間の相談のために定期的に歯科医院を受診するようになります。
これを受けて歯科医院では歯の状態をよく観察して、必要があればPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニングの略。P・M・T・Cは予防歯科学の発達しているスウェーデンのDr.アクセルソン博士によって提唱され、行われている定期クリーニングシステムです。歯科医師、歯科衛生士などの専門家により、さまざまな器具とフッ化物入りペーストを用いて、歯の隅々まで丁寧に清掃します。)等を行い、歯の健康の維持管理に勤めようとします。
こう書くととても大変な事のように思えますが、歯磨き・歯の健康管理は習慣がついてしまえば、きちんとしないと口の中が気持ちが悪いといった状態になります。
特に毎日の歯磨きの習慣は一度身について
しまえば、必ずするようになります。
別に難しい事ではありません。歯科医師・歯科衛生士は毎日普通の日課のように行っている事です。
そうすると、どうなるか?
お口の中の歯垢(歯のよごれ)が
殆どなくなる。
歯垢の無い歯には虫歯が
著しく起こりにくい。
歯と歯茎の境目の歯垢がなくなると、歯周病が著しく起こりにくくなる。
虫歯や歯肉炎が起こっても
歯科医が直ぐに見つ けて、
軽度のうちに治療が済む。
歯の白さは保たれる。
お口の中の健康も保たれる。
いかがですか?
ホワイトニングを行った後、その白さを維持するために、白い歯を見つめながら健康なお口の状態を維持できることになります。