ヨーグルトで美白になるには?
ツイートヨーグルト大国のグルジアやブルガリアなど、東欧では若い女性の美容法としてヨーグルトパックが一般的です。歴史もあり、民間療法のように祖母から母へ、母から娘へと伝えられてきた方法です。
色の抜けるような美人が多いといわれている東欧の美容法は、日本人にも効果があります。ヨーグルトがなぜ美白に効果があるのでしょう?パックだけではなく、後半には「食べて美白」もご紹介します。
ヨーグルトの美白サポート成分
フルーツ酸
ヨーグルトに含まれている乳酸は、AHA酸(アルファヒドロキシ酸)の一種です。AHA酸そのものほど強いピーリング効果はありませんが、穏やかなピーリング作用があります。
AHA酸は、古い角質を剥がして新しい皮膚細胞が生まれる働きを促し、みずみずしい肌を保つ効果があります。AHA酸は大変強い酸なので、1週間に多くても2回ほどしか使用できない製品がほとんどです。
乳酸の働きは、AHA酸よりはおだやかですので、毎日でも使え、肌が赤くなったりヒリヒリしたりという副作用もありません(肌質によりますので、敏感肌の方は様子を見ながらご使用になることをおすすめします)。
フルーツ酸の力を最大限発揮したい場合は、パック剤として使用するのが良いでしょう。
新しい細胞には、老廃物も、もちろんメラニンもたまっていません。赤ちゃんの肌のように透明感のある肌に近づく効果が期待できます。
乳清
乳清は、ヨーグルトをしばらく置いておくと上にたまる水分のことです。水切りヨーグルトなどを作るときに、ザルの下にたまる水分でもあります。
乳清は人の肌と似ている成分構成を持っています。そのために肌なじみが良く、保湿効果が高いので、肌の自然治癒力やターンオーバーを正常化する力があります。
肌のターンオーバーを正常化すると、過剰に生成されたメラニンが肌細胞の中に蓄積しなくて済みます。メラニンの蓄積が、シミやそばかすの原因です。
ターンオーバーを正常化し、乳酸のピーリング効果が加わることによって新しい肌細胞を生む働きが活発化すれば、くすみなどの肌トラブルはなくなります。
乳清には、水溶性のビタミン、タンパク質、ミネラルが豊富に含まれています。捨ててしまうのはもったいないので、飲むのに抵抗がある方は、化粧品として利用するのをお勧めします。
ヨーグルトの効果はパックで発揮されます
ヨーグルトの利用方法はいろいろありますが、その中でも一番効果を与えてくれるのはパック剤として用いることです。
肌の炎症を和らげ、保湿効果によって肌の再生力を高め、メラニン色素や肌の老廃物を排出し、肌本来の白さに戻す力があります。
また、フルーツ酸は、少し時間を置くことでより深く浸透し、くすみを取る効果があります。AHA酸だと強すぎるのですが、ヨーグルトなら少し長く置いておいても問題なしです。すっきりするのに、潤う力はすごいです。
ヨーグルトパックの作り方
ヨーグルト大さじ1、はちみつ小さじ1を混ぜ合わせます。もしゆるいのが気になるようなら、小麦粉小さじ1を混ぜ合わせると垂れなくなります。小麦粉の汚れを吸着する力もプラスされます。
顔にパックして、5~10分放置した後、洗い流します。「色が抜けるように白くなる」「化粧水が要らないくらい潤う」「ニンジンをすりおろして混ぜるとニキビ予防に効く」など、効果も確かなようです。
ヨーグルトパックは、刺激が穏やかなので毎日使用することができます。ヨーグルトは食品なので、賞味期限を過ぎたものを使用するのはやめましょう。
ヨーグルトをコスメとして利用する方法
ヨーグルトローション
乳清小さじ1と、日本酒小さじ1を合わせ、肌に塗ります。アルコールの苦手な方は、乳清だけでも構いません。日本酒の血行を良くしてくれる力もプラスされるので、とても肌の活性化するレシピです。
ヨーグルトクレンジング
お好みのオイル小さじ半分と、ヨーグルト小さじ1を混ぜ、肌に載せて優しくマッサージします。保湿効果が高いので、オイルの洗浄力に加え、肌をしっとりさせる力があります。
ヨーグルトの乳酸の力で、古い角質も一緒に剥がすことができます。
ヨーグルト洗顔
はちみつ小さじ1と、ヨーグルト小さじ1を練り合わせ、顔に塗ってマッサージをし、そのまま洗い流します。
はちみつには必要な皮脂を残して汚れを洗い流す作用があります。また、潤いを残してくれるので肌が突っ張ることがありません。
ヨーグルトが保湿効果をプラスし、はちみつの洗浄力を強化します。
はちみつの殺菌効果も注目です。必ず純粋はちみつをお使いください。
ヨーグルトは食べても美白に効く
ヨーグルトは腸を浄化します
ヨーグルトには、乳から乳酸を作り出す乳酸菌がたくさん含まれています。乳酸菌は生きていても死んでいても、腸まで届いて腸の善玉菌を元気にする効果があります。
実は、肌は排泄器官です。腸に悪玉菌が多く、腸の環境が悪化すると、悪玉菌の作り出す有害な成分が体中を回り、肌から排泄されるのです。
もちろん、有害物質は肌から排泄されるときに悪影響を及ぼします。肌からしてみると刺激的な物質ですから、炎症の原因となります。毛穴を詰まらせてしまうこともあります。排泄しきれずに、にきびの原因になることもあるのです。
あなたの肌は、そのまま腸の状態を表しているといわれます。善玉菌を優勢にして、腸を健康に保つことは、美しい肌への第一歩なのです。
肌に良い成分が詰まっています
ヨーグルトには、肌の再生に欠かせないビタミンB群がたくさん入っています。また、良質のタンパク質も肌細胞を作り出すのに欠かせない栄養素です。ヨーグルトを食べることにより、肌を作り出すのに必要な栄養素をすべて摂ることができるのです。
ヨーグルトに一つだけ足りない栄養素があります。それはビタミンCです。ビタミンCは、メラニンを作る酵素であるチロシナーゼが活発に働くのを妨げる力があります。そのため、メラニンが過剰に発生するのを防ぐことができます。
肌の再生に欠かせない栄養素を持つヨーグルトと、ビタミンCの豊富な果物を一緒に摂ることによって、肌にパーフェクトな栄養を摂ることができます。