梅毒とはどんな病気?

性感染症(性病)のなかでよく聞かれるものに「梅毒」というものがあります。
この「梅毒」は以前はとても怖い性感染症「性病」として知られているものでした。
その頃は治療する薬がなかったため、かかると治らない病気だったからです。
しかし現在では「ペニシリン」が治療薬として登場し、早期の段階で治療することで完治できるものとなりました。
「梅毒」はなぜ移るのか、やはり異性との性的な接触(SEX、オーラルSEX、アナルSEXなど)によるものです。
「トレポネーマ」という菌が原因となって感染し、粘膜や肌のごく小さい傷などから入っていき血液とともに全身に広がっていきます。
口元に梅毒の病変が合った場合はキスをするだけでも移ります。

 

梅毒の症状ってどんな感じ?

男性も女性も症状は同じようなものがでる

 

①第1期

粘膜やお肌にあったごく小さい傷などから菌が入っていくことにより感染し、そこから血液で全身に広がっていきます。
第一期ではしこりができます。
しこりが出来る場所は感染したところで、主に手や指、口もと、性器まわり、おしりなどが多いようです。
そのしこりは痛みを伴わないため、放置してしまうことも。
だいたいこのしこりは数週間程度で消えてしまいます。

 

②第2期

血液から全身に菌が広がることで、今度は円形のあざが出来始めます。
色はうっすらとしたピンク色。
体の中央に位置する部分、手足や顔などにこのような変化が現れます。
また他にも豆のような大きさの茶色がかったぶつぶつが出来ます。
さらには「脱毛」するようになります。
こういった状態が数ヶ月から長いと3年ほど続き、また自然に消えていきます。

 

③第3期

皮膚の下の組織に大きいしこりができます。
これが「ゴム種」とか「結節性梅毒疹」と呼ばれるもの。
しかし現在ではここまで悪化する人が少なく、ほとんど見られないようです。

 

④第4期

最終的には、血管や心臓、目や神経などに障害がでるようになります。
これも最近では早期に治療することによって見られなくなりました。

梅毒の治療ってどんなことをするの?

受診して感染が確認された場合、その時期に応じて「経口合成ペニシリン剤」というお薬を飲みます。
第1期の場合は半月から1ヶ月程度、第2期の場合は1ヶ月から2ヶ月程度、第3期の場合は2ヶ月から3ヶ月程度になります。
お薬を服用し、定期的に検査を行い、ウイルスがいなくなったことを確認して治療が終了します。

梅毒の予防と、なってしまったときの対策

異性との性的な接触により感染する病気ですが、コンドームでは完全に防げません。
病変している皮膚が接触することでも感染するためです。
ただし感染する可能性を低くする効果はあるでしょう。
もし感染していることが分かった場合は、パートナーも受診することがベスト。
同時にかかっている可能性が高いため、一緒に治すことが重要になります。
また梅毒になるとエイズウイルスにも感染しやすくなるので注意が必要!
梅毒の感染がわかった時点でHIVの検査もしておくことが重要です。

◆梅毒になった!体験談

急にしこりみたいなのが…(女性)

 

高校で彼氏ができてから、いろんな人と経験するようになって、まさかでも病気になるとは思ってなかったですね。
ある日なんだかアソコらへんにぷくっとしたものが出来てて、そのときの彼に指摘されて、恥ずかしいけど一応病院に行ってみたら、「梅毒」の感染だって…。
先生から関係を持った人から感染してて、また他にも広げてるかもしれないから、その人にも検査をするようにって言われました。
でもかなりそれは言いにくい…って躊躇したんだけど、この病気は放置してるとほんとに酷くなるらしく、またエイズにかかる人もでてくるっていわれて、とりあえず連絡することにしました。
まあ最初が私からっていうことじゃないですしね。
でもこんな病気にかかるなんて思ってもなかったです。
後で調べたらけっこうヤバイ病気だったみたいですね。

 

手当たり次第でいつだか分からない(男性)

 

かなり真面目に勉強しまくって、大学に入ってからはじけてしまって、サークルとか合コンとか楽しむようになっちゃって、けっこういろんな女性とそういった感じになりました。
そんな中、突然体に赤いあざ?みたいなものが出来て、「これは普通じゃない…」と思い、ネットで検索…。
どうも性病の梅毒か?という感じだったんで、すぐに病院に行きました。
やっぱり梅毒ということで、治療の薬をもらって何とか治ったけど、痛いとか症状があんまりないのが逆に怖い名と思いました。
さらに「いつ誰から感染したのかよく分からない」って感じ…。
そう考えると、自分が関係した人はどんどん感染しているんじゃないか…とちょっと不安になりました。
医者からエイズウイルスの感染の可能性が上がるなんていわれてびびったので、これからはちょっと大人しくします…。

デリケートな部分だからこそ対策しなきゃ!

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