これから紹介する12のスキンケアを知ることで、今起こっている肌トラブルの原因を突き止めたり、数か月後のお肌の状態を改善させることができます。
逆にこれらの基本的なことを知らないと遠回りなスキンケアをすることになりかねません。
賢く美肌になるために必須の12の情報をまとめました。
1. 美肌になるための洗顔
まずは洗顔方法です。
以下の手順に従って正しく洗顔することが美肌への第一歩です。
夜クレンジング編
夜のクレンジングは丁寧に行い、しっかりとすすぐことがポイントです。
力を入れず、落とす方向も正しく行ってください。
メークにかかったのと同じ時間をかけてメークオフします。
朝洗顔編
朝は洗顔料を使いません。
素洗いだけで十分です。やさしく円を書くように洗います。
タオルも押さえるだけ、絶対にこすりません。
こすることで角質が落ち過ぎてしまいます。
泡洗顔編
泡を使った洗顔は指と顔の肌が触れないように行います。できるだけ摩擦を少なくします。
2. 美肌になるための基礎化粧品
続いては基礎化粧品です。
基本的に評価が高くその中でも口コミが数多く寄せられている優秀な化粧水・美容液だけをピックUPしました。
高評価で口コミ件数ハンパない優秀【化粧水・美容液】@cosme
実力派チープコスメ・基礎化粧品
「余計なことはしない」という肌断食のスキンケア
3.美肌になるための肌測定
肌の状態を科学的に見ることで、スキンケアの過不足が分かります。
何が足りていて、何が足りないのか、正確に知ることができます。
先端的なところでは真皮のコラーゲン量を測定することもできます。
ダーマラボによるコラーゲン量の測定
実際にお肌のコラーゲン量を測定してみると、年齢とともにコラーゲンは減少しています。
画像の左が30代のコラーゲン量、右が40代のコラーゲン量です。
白や黄色く光っているところがコラーゲンです。
左:30代のコラーゲン量 右:40代のコラーゲン量
測定器:ダーマラボ 年齢によるコラーゲン量の違いの画像
資料:きめやか美研
年齢を重ねた肌でコラーゲンが少なくなっている一番の原因は、長い間紫外線を浴びてきたことです。紫外線対策が必要なことがわかります。
マイクロスコープによる肌のキメの観察
マイクロスコープで肌のキメを確かめます。
同じ人の前腕内側の肌と(左)と顔の頬骨のあたりの肌(右)です。
日光が当たらない前腕の肌はキメが整ってキレイな三角形ができています。
顔の頬骨付近の肌はほとんどキメがなく赤く炎症を起こしています。
左:腕の内側の肌 キメが三角に整っている 右:顔のほほ骨付近 キメがなく赤く炎症している
資料:きめやか美研
顔の肌のキメは残念ですがほとんどの方がありません。
キレイな方を探すほうが難しいです。
キメを整えるには出来るだけ肌に摩擦、クレンジングなどによる刺激を与えずに、栄養をとって細胞の力と代謝で内側から整うのを待つしかありません。
4.美肌になるための正しい食事
体は食べたものを材料として作られています。
美の基本は食事にあります。
肌は外から作られるのではなく、ほぼ100%内側から作られるのです。
食べた栄養素が吸収され、体を作り上げる仕組みにのって、私たちの体になっています。
コラーゲンもヒアルロン酸もセラミドも体の中で作られます。
発酵食品を食べる
古くから日本に伝わる発酵食品は微生物が介在することによって栄養素が生み出されます。
納豆、みそ、麹などの発酵食品で腸内の微生物バランスを整えます。腸内細菌のバランスが崩れるだけで美肌にはなれません。それくらい大切なことです。
外食は油に気をつける
外食で油料理を食べるとだるくなることがあります。
食べた後にスッキリ元気になる料理を提供するレストランもあります。
ライスは玄米がオススメです。体験済み。
家では普段からコラーゲンを補給する
激うまのコラーゲン鍋ひとつで一日に推奨されるコラーゲンを補うことができます。
一度作ればその簡単さと美味しさ、コラーゲン量を取れるということで必ず鍋のローテーションのひとつになると思います。コリコリ感がたまらない!
5.美肌になるための睡眠
睡眠によって得られる美肌ホルモン
人が睡眠によって得られるのは成長ホルモンやプロラクチンというホルモンです。
成長ホルモンは細胞の生まれ変わりを促して美肌にし、プロラクチンはバストの維持や母性本能を司る女性にとってはとても大切なホルモンです。
寝不足が続くとこれらのホルモンのバランスが崩れ、お肌が荒れるようになります。
6時間、または7時間半の睡眠を確保
浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返す「睡眠単位」はおよそ90分で、成人の場合はこれを4~5回繰り返しています。
美肌のためには6時間、または7時間半の睡眠を確保する必要があります。
ドラキュラホルモンでぐっすり!
メラトニンは睡眠や休息時に分泌されるホルモンで朝に分泌されるコルチゾールと入れ替わるように増減するホルモンです。
メラトニンは寝る前の1~2時間前から分泌がはじまり、深夜2~3時に分泌のピークを迎えます。夜に分泌されるのでドラキュラホルモンと呼ばれています。
メラトニンが分泌されるにはビタミンB12が必要です。
メラトニンがしっかり分泌されることでノンレム睡眠になり、成長ホルモンも分泌されて美肌になります。
6.美肌になるための紫外線対策
肌のコラーゲン量を減少させてシワを増やしたり、シミを作ったりする一番の原因は紫外線です。
人が生まれてから今まで受けてきた紫外線の量で、現在のコラーゲン量が決まっているといっても言い過ぎではないと思います。
出来れば日光にあたらない、帽子や長袖などで物理的に紫外線から身を守ってほしいのですが、それが無理なときは日焼け止めを正しく塗ってください。
15分日光に当たるだけで肌は赤くなり、炎症が徐々に始まります。
正しい日焼け止めの塗り方
プロが実践する正しい日焼け止めの塗り方を覚えてください。
- 曇っていても紫外線は降り注いでいます。毎日紫外線対策を!
- 日焼け止めはたっぷり厚めに塗ること
- 日焼け止めだけでなく、日傘やサングラスも併用すること
- 腕の内側、首の後ろ、耳などは、塗り忘れに注意を
- 赤くなるほど日焼けしたときは、とにかく冷やすこと!
日焼け止めの正しい落とし方
塗った日焼け止めは正しく落とさないと肌荒れの原因になります。
2つの種類を目安に日焼け止めを落とします。
1.ウォータープルーフタイプ
2.日常使いのミルクタイプやジェルタイプ
1.ウォータープルーフタイプは普通の石鹸や洗顔フォームでは落としきれません。クレンジングオイルまたは専用のクレンジング剤で落とし、その後通常の洗顔料で洗います。
2.日常使いのミルクタイプ、ジェルタイプは水性のクレンジングで落とせます。体は全身洗顔料で洗ってください。
札幌市の冬期にはつくば市の3倍以上の日光浴が必要
悪者扱いの紫外線ですがビタミンDを作り出すという重要な働きがあり、まったく浴びない生活はオススメできません。
ビタミンDは肌が紫外線を受けることにより、肌でコレステロールからつくられます。
札幌の冬期にはつくばの3倍以上の日光浴が必要です。
国立環境研究所より目安が示されています。
ビタミンDは魚から取る
ビタミンDを補給するには食べ物からビタミンDを取ることもできます。
日光浴は必要以上にしないようにし、魚を多く取るようにすることでビタミンDの不足を防ぐことができます。
7.美肌になるための入浴方法
お風呂では皮脂を落としすぎることが多いです。
美肌のための入浴法は以下の5カ条を守りましょう。
美のためのお風呂 5カ条
- 熱いお湯はとにかくNG
- 洗いすぎはNG
- 湯上り後10分以内にスキンケア
- 長過ぎるお風呂はNG
- 入浴後は良質な睡眠を
乾燥肌です、という人に限って洗い過ぎていたり、熱いお湯に長く浸かっていたりします。
体を洗うのは素手で石鹸を泡立てて、なで洗いするだけで十分です。特にナイロン系のボディタオルは肌の角質を落とし過ぎますので乾燥肌の方は使ってはいけません。
温泉の効果には相性がある
美肌の湯とよばれる温泉が日本各地にあります。
アトピーや皮膚病に悩む方が温泉療法として利用することもありますが、同じ温泉でも人により効果が違うため、実際は入ってみないとわからない部分があります。
また温泉は温度が高く、長く浸かるために皮脂は落ちます。
アルカリ性泉のうち重曹成分やメタケイ酸イオンが多いとお肌にヌルッとした感触があり、硫黄泉は肌の油分が流されやすく、入浴後肌が乾燥します。
美肌のためにオススメな温泉は長野県の鹿教湯温泉です。
軽度のアトピーの方も肌がしっとりします。体験済み。お湯はほぼ無臭で軟らかめですが長く湯船には浸からずに、上がる時には水道のお湯でかけ湯をして温泉の成分を流します。軽度のアトピーでも温泉成分がずっと肌にあると刺激になります。
8.美肌になるための皮膚常在菌
肌には菌が住んでいる
肌表面には1平方cmあたり1,000個から10,000個の菌が住んでいます。
アルコールなどで消毒してもいったんはほぼ無菌になりますが、毛穴や汗腺に残った菌でまた元通りになります。
つまり菌が住みついているのです。菌というと悪いイメージですが、実はこの菌が私たちの肌を守る働きをしているのです。
洗顔すると美肌菌まで失われる!?
肌表面で生きている美肌菌たちは、皮脂を餌として食べ、グリセリンを排出しています。
グリセリンは化粧品成分にも使われる保湿成分。
グリセリンを作り出す美肌菌であれば肌の表面でどんどん活躍してほしい菌なのです。
ところが洗顔をするとこの大切な美肌菌までも洗い流してしまいます。
過度な洗顔をしないことも美肌菌を育てるスキンケアになります。
9.美肌になるためのかかとケア
女性に多いかかとのガサガサ。足の裏には汗腺はたくさんありますが、皮脂腺はありません。だから厚くなった角質が乾燥してガサガサしてしまいます。
こまめにワセリンを薄く塗るだけで全く違います。
週に一度の角質削りの方法
ラップで保湿する方法
10.美肌になるためのニキビケア
ファンデーションなどで毛穴が詰まると、酸素が少なくなり皮脂が毛穴内部にたまって偏性嫌気性菌であるアクネ菌が生育しやすい状態になります。
思春期ニキビと大人ニキビは違う
思春期のニキビは皮脂の過剰な分泌が原因ですから乾燥させるタイプのケア用品を使います。
30代以上の大人ニキビはホルモンのバランスなどが原因ですからなるべくメークを控え、睡眠不足や不規則な食事にならないように気をつけます。
アロマテラピー
11.美肌になるための運動
ストレッチ運動はコラーゲンやヒアルロン酸を作り出す線維芽細胞を活性化させます。
まずは骨盤をほぐすことから始めましょう。
ほとんどの方は骨盤の仙腸関節が固まることで体のスムーズな動きが制限されています。
仙腸関節をほぐすことで体の他の部分もほぐれやすくなります。
仙腸関節のストレッチ
仙腸関節をほぐすストレッチ 1パターンを2~3分かけてゆっくり行うことでジワーっと仙腸関節がゆるむのがわかります。
デコルテの張ったキレイな姿勢になるストレッチ
このストレッチをすると大腰筋、ハムソトリングが正しく働くようになり、デコルテの張ったキレイな姿勢が自然と身につきます。
正しい姿勢でいることでリンパの流れも正常となり、美肌になることができます。
12.サプリメント
繊維芽細胞を活性化させるのはサプリメントでも期待できます。
コラーゲンやセラミドは食べることでも肌の繊維芽細胞を活性化させて、肌の機能を助ける働きがあります。
- コラーゲン・・・ジペプチドやトリペプチドなどの吸収しやすく、血流にのって肌に届くものがいいです。ツヤ、うるおい、皮脂膜の回復、美白、ハリが期待できます。
- セラミド・・・肌のうるおいをキープして、明るい肌にしてくれます。
- プラセンタ・・・肌をふっくらした質感にして、年齢による不調を緩和してくれます。
- ビタミンACE・・・活性酸素を打ち消してくれる水溶性と脂溶性のビタミンを併せてとるといいです。
まとめ
以上の12の知識を持って美肌のためのスキンケアを行うことで、回り道せずに美肌を手に入れることができます。間違った知識で時間を無駄にしないでください。
正しい知識を理解した毎日のスキンケアは数か月後のあなたのお肌を必ず変えているはずです。
はじめまして
篠田といいます
美肌についていろいろな肌についての本を読んできてたどり着いたのがスキンケアを一切しないという肌断食でした・・・・
私は化粧をする前、高校生の頃は色白でとても美肌でしたが、大学生になってお化粧とスキンケアをするようになってから、肌の赤みと黄ばみが目立つようになってきました・・・
それから、スキンケアはよくないというのをきき、化粧水や乳液は一切やめて
朝は水洗顔、化粧、夜に化粧を石鹸で落とすというのをして一年近くいたちますが
一向に肌の赤みと黄ばみは解消されません・・・・悲しいほど荒れた色をしています・・・
肌に悪いことは何もしていないのに、原因が全く分かりません・・・
毎日のコーヒーのせい?二度寝?指ぱっちん・・・?就寝前のPC?
全く思い当りません・・・
やはり美肌にはせめて保湿はした方が良いのでしょうか・・・
篠田さま
コメントありがとうございます。
管理者の齊藤です。
お肌のお悩みをご相談いただきありがとうございます。
スキンケアにてお悩みされていることを詳細に教えていただきました。
お気持ち良く共感いたします。
お聞きしたいのは栄養面のことなのですが、普段のお食事内容や回数、栄養バランス、
好き嫌い、他に習慣的に取られているサプリメントなどあればお教えください。
栄養面も含めて考えた方が良いような感じを受けました。
よろしくお願いいたします。
栄養面は一応気を付けています
糖分も控えているし、野菜もきちんととっています。。。
納豆もよく食べます。
コーヒーは一日一杯飲むか飲まないかです。サプリメントは飲みません¥
栄養のバランスは偏ってはいなさそうですが・・・
篠田様
お返事ありがとうございます。
管理者の齊藤です。
栄養面のお話もお知らせいただきありがとうございました。
特に偏った食生活という訳ではなく普段からお気をつけていられるのですね。
私が思いましたのはひとつずつ原因かもしれないものを消していくという方法です。
1.お化粧やスキンケアをする前はお肌は健康的だったとのことですから、いったん洗顔以外の化粧、基礎化粧をやめてみる。
これを3ヶ月~半年ほどチャレンジしてみて、肌の変化を見てみるという方法です。お肌の赤みは何かしらに反応している可能性がありますから、もしかすると化粧品が合わずに赤みが出ているのかもしれません。ただこの方法はお仕事柄出来る場合と出来ない場合があると思います。
2.肌の黄ばみは隠れ貧血の場合があります。通常の血液検査ではわからないフィリチン(貯蔵鉄)の不足が原因で肌荒れが起きている場合があります。鉄分は一般的な食事では足らずにほとんどの女性が不足していますから、ヘム鉄などのサプリメントを3ヶ月ほど飲んでみて変化を見ます。
3.ビタミンA,B,C,Eのサプリメントを3ヶ月ほど試す。マルチビタミンなどでこれらの入ったものを選んでください。1日の量はたくさんは必要ありませんから続けて飲んでみて変化を見ます。
これらを時期をずらして行うことで何かが不足してお肌の調子が悪いのか、あるいは肌に合わないものを使用しているのかがわかります。
まずは3と2、最後に1を試していただく順がよいと思います。
なるほど!目からうろこです!ぜひ試してみたいです。特に三と二!
そういえば思い出しましたが、色白だった実は高校時代は朝は石鹸洗顔 化粧なし 夜も石鹸洗顔していました
やっぱり朝は洗顔しなかったのが赤ら顔につながってるのかなとも思いました
アドバイス有難うございます。ぜひとも参考にします!
篠田様
お返事ありがとうございます。
管理者の齊藤です。
朝の洗顔も水だけで洗顔でも問題ないように思います。
高校生当時と皮脂の量がどう変わっているかというのもあります。
少なくなっていれば水洗顔でも大丈夫だと思います。
ですが調子の良かった時にいったん戻してみるというのも
ひとつの方法ですので、当時の方法を数カ月試して変化を見てみてください。
次に調子がよくなってから次のステップに移っていきます。
お化粧を再開されるときはお肌にあった化粧品とそれを確実に落とせる負担の少ないクレンジングをセットで探すことになります。