シブトラミンの作用と特徴は?
シブトラミンは食べたい気持ちを抑えてくれる薬よ。リデュースなどに使われている成分よ。
(まだなにも聞いてないのに…)
セロトニンの再取り込みを阻害して、満腹中枢を刺激して食欲を抑えるの。
いわゆる食欲抑制剤のひとつよ。
効果や作用はほとんど同じといっていいわね。でも、サノレックスとはちょっと違うの。
なにが違うの?
サノレックスの成分マジンドールとは副作用がちょっと違うの。
それにサノレックス(マジンドール)は日本で認可されている薬だけど、シブトラミンは未認可なの。
同じ食欲抑制剤なのに、なんでシブトラミンは認可されてないの?
シブトラミンは日本でも承認申請予定だったの。
そうなんだ。なんで予定で終わったの?効果がなかったの?
…実はね、海外ではシブトラミンを飲んで死亡したケースがあるの。効果はあったんだけど、リスクのほうが問題になってね。
ええ!?死ぬの!?うそ!?
もちろん、必ず命にかかわるってわけじゃないわよ。だけど、アメリカではいくつも死亡報告があるわ。日本でも重篤な副作用の事例があるのよ。
日本でも??認可されていないのにどうして??
シブトラミンや危険な成分を過剰に配合してる怪しいダイエット薬が出回っているの。それを危険なものとは知らずに使用してしまったのね。
なにそれこわい。
最近ではタイ製の痩せる薬に使われていることがわかっているわ。タイ製のダイエット薬は使わないように注意も出ているのよ。
タイ製のダイエット薬…なんとかクリニックダイエットとかってやつか。
シブトラミンを使った薬品はすでに自主回収されたり、製造や販売を禁止した国も増えてるの。
…。
だから、最近はシブトラミンを使った薬は入手すら困難になっているんだけど、それでもまだ少し流通しているのね。
うっかり手を出さないように気をつけないと。
そうね。それが賢明よ。
シブトラミンはリデュースなどの食欲を抑制する薬に使われている成分です。セロトニンの再取り込みを阻害して、満腹中枢を刺激して、食欲を抑制します。
医薬品として認められていないわけではありませんが、現在では各国で自主回収や製造中止をしている薬ですので、軽い気持ちで使用するのはやめましょう。
シブトラミンの使用を希望する際には、必ず医師に相談してください。
シブトラミンが使われている薬はどれ?
リデュースをはじめとして、シブトラミンを使っている痩せる薬はたくさんあります。
シブトラミンを主成分とした痩せる薬は多数販売されていました。今では製造中止のものもありますが、おもな薬品には、リデュース、メリディア、リダクティル、オベスタットなどがあります。
シブトラミンを使った薬は、通販ではほとんど取り扱いがありません。
要注意!タイ製のクリニックダイエット薬
ヤンヒーホスピタルダイエットや、MDクリニックダイエットなどのタイ製の痩せる薬には、シブトラミンが配合されている場合が多く報告されています。これらは通販でも購入できるため、被害報告がたくさんあります。とても危険ですので、使用しないようにしましょう。
シブトラミンの仕組み・作用機序は?
脳神経に作用し、食べたい気持ちを抑えてくれます。
シブトラミンは、神経伝達物質であるモノアミン(セロトニン、ドパミン、ノルアドレナリン)の再取り込みをを阻害して、モノアミンの濃度を高め、満腹中枢を刺激します。この作用によって、食べたいという気持ちを抑えることが出来、過食を防ぐことが出来ます。
食事制限と併せて、シブトラミンの服用を1日10~15mgを6ヵ月継続服用したところ、およそ6~10kgの減量が確認されたと報告があります。
シブトラミンは食欲を抑制し、過食を防ぐことを目的としていますので、飲むだけで、痩せていくという作用はありません。
サノレックスの主成分マジンドールと同じで、セロトニンの再取り込みを阻害して、食欲を抑える効果がありますが、成分は全く違います。
シブトラミンは、抗うつ薬であるSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)と作用が似ていますが、抗うつ薬としての効果は、期待できず、ダイエット薬に分類されます。
シブトラミンのおもな特徴は?
シブトラミンは元々、抗うつ薬として開発されました。
シブトラミンは、もともと抗うつ薬としてドイツで開発されました。しかし、抗うつ薬としては効果が薄く、期待通りの成果をあげられませんでした。
かわりに食欲を抑制する効果が認められ、ダイエット薬として1997年、アメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を受け、販売されました。
その効果が薄かったことから、通常の抗うつ薬としては分類されず、海外でも、抗うつ薬として処方されることはありません。
シブトラミンとマジンドールの大きな違いは副作用にあります。
シブトラミンとマジンドールは似た作用をするため、なにが違うのか困惑する人もいるかもしれません。
シブトラミンは日本国内で未認可の薬ですが、マジンドールは認可されています。
副作用にも違いがあり、シブトラミンでは心臓発作による死亡事例も多数ありますので、心臓や血管に持病がある人は飲まないでください。
シブトラミンの副作用
- 血圧上昇及び心拍数増加
- 食欲不振
- 便秘
- 頭痛
- 手足のふるえ
- 動悸
- 頻脈
- 心筋梗塞
シブトラミンを飲んではいけない人
- 心臓病の既往がある人
- 血管系に病気の既往がある人
- 緑内障の人
- 精神が不安定な人
- 妊娠している人
- 抗うつ薬を飲んでいる人
- 頻脈
- 心筋梗塞
シブトラミンによる重篤な死亡事例が各国で起こっています。
2003年8月までにアメリカ国内で54名の死亡事例(うち30件は心臓や血管に原因あり)が報告されています。
他の国や日本でも、シブトラミンに関連する事件、事故は相次いでいます。なかでも漢方やサプリと偽って、シブトラミンを違法に配合して販売する海外業者もありますので、十分注意してください。
シブトラミンは、2010年10月にアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの製薬会社で自主回収することが決定しました。
開発した大元の製薬会社も販売、流通を中止して、インドやフランスでも禁止されています。
日本の製薬会社によって、2007年に日本国内の医薬品製造販売承認が申請されましたが、リスクが高いということで、2009年9月26日に却下されました。
どう?シブトラミンについて理解できた?
こわくなった。
減量の効果は治験で立証されているんだけど、BMI32以上かつ体重87kg以上の人が対象だから、適正体重の人はむやみに飲まないほうがいいわ。
なんか、食欲を抑える薬って、使い方注意なものが多いね。
ルミコちゃん
ルリコちゃんのお友達。しっかりもので、お世話好き。痩せる薬についてちょっと詳しい。
ルリコちゃん
オッチョコチョイだけど憎めない女の子。なるべく楽に痩せたいと思っている。身長156cm。BMI24。