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2017年05月10日

先ほど、東京の六義園(りくぎえん)について書いたので、そのモデルとなった「和歌浦」について書きます。
場所は和歌山県和歌山市。
車で行く方は、「片男波公園」を目指すと、大きな駐車場があるので停めやすいです(一日400円)。

7月8月は海水浴場となり、駐車料金が1,000円になるのでご注意を。




おすすめポイント



片男波公園から妹背山へテクテク進む。
晴天時はこんなに綺麗!
左手側に見えている橋は「あしべ橋」で、写真中央にコンモリとした小さな山がありますが、それが妹背山(いもせやま)です。
六義園の「中の島」は、この妹背山がモデルになっています。
昔は、妹背山(いもせやま)、鏡山、奠供山(てんぐやま)、雲蓋山(うんがいやま)、妙見山、船頭山の、六つの小島が和歌浦にありました。
現在は、妹背山を残して、五つの山は陸地化しています。



こちら、去年の秋に帰省したとき。
台風が来てました。



和歌浦の周辺マップはこんな感じです。
片男波公園駐車場に車を停めて、妹背山、塩釜神社、不老橋、玉津島神社へはすぐ近くです。
紀州東照宮と和歌裏天満宮は1kmくらい離れています。

→→和歌浦①紀州東照宮(関西の日光)の記事はこちら
→→和歌浦②和歌浦天満宮(学問の神様・菅原道真公が大宰府へ向かう途中寄った所)の記事はこちら
→→和歌浦③玉津島神社(天皇や有名歌人も参拝した和歌の神様を祀る神社)の記事はこちら
→→和歌浦④塩釜神社と不老橋の記事はこちら
→→和歌浦⑤妹背山の記事はこちら



妹背山はちょっと置いておいて、片男波公園~あしべ橋の間から撮った景色。



綺麗ですね~。
鵜が魚を捕っていました。



さてさて、妹背山へ渡りましょう。
よく観光客がこれを「不老橋」と間違えるそうですが、こちらは「三断橋」です。
不老橋は、あしべ端の左となりにあります。



手前が不老橋。
奥があしべ橋。



不老橋は、こっち。
→→和歌浦④塩釜神社と不老橋の記事に、説明を書いてありますのでご覧ください。



妹背山へ渡る三断橋。
青緑色の石は、紀州青石です。



紀州青石。
和歌山城の石垣や石畳も、紀州青石です。
→→徳川御三家紀州藩・和歌山城(国の史跡)の記事はこちら



橋を渡るとお堂があります。



もっと奥へ行くと、「海観閣(かいかんかく)」があります。
徳川頼宣(とくがわよりのぶ)が慶安年間(1648~1652)に、木造の水上楼閣として妹背山(いもせやま)の海辺に建立したもので、ここから名草山にある紀三井寺を遥拝したと伝えられているそうです。
→→名草山・紀三井寺の記事はこちら

現在の建物はコンクリートで再建されたものです。



ちょっと水が少ない
干潮に近いタイミングで訪れたようです。



前回の帰省時は、台風接近で曇天。
今回は晴天だけども、満潮ではない・・・。
なかなかタイミングが難しいですね~。



子どものころ、私はここで潮干狩りを楽しんだそうです。
今は、アサリがとれなくて、できないらしい・・・。
徳島から来たとおっしゃる方に「昔、ここで潮干狩りしたんですよ~」て言ったら、びっくりしてました。
やたらにカニが多かったなぁ。
この無数のアナには、何が棲んでいるんだろう・・・?



海観閣の後ろには階段があって高さ13mの多宝塔があります。
和歌山市指定文化財「海禅印多宝塔」。
紀州家初代藩主徳川頼宣(よりのぶ)の生母「お万の方(養珠院)」が亡き夫徳川家康の33回忌追善供養のため、多数の小石に書写した法華経題目を妹背山に埋納し、その上に小堂を建てたのが始まりだそうです。
お万の方が亡くなると、頼宣は母を弔うために多宝塔を改建したのだそうです。
お万の方(養珠院)は、紀州徳川家の家祖徳川頼宣、および水戸徳川家の家祖徳川頼房の母なんだそうです。



多宝塔の横には坂があって、妹背山の頂上へ上れます。
こちらが、そこから撮った写真。
もうちょい水が欲しいな!



もう一度、片男波公園~あしべ橋間で撮った水が豊かな写真を貼っておきます。



山部赤人(奈良時代の歌人)の歌
「若の浦に 潮満ち来れば 潟(いた)を無(な)み 芦辺(あしべ)をさして 鶴(たづ)鳴き渡る」



6つの小島は1つになり、芦もなく、鶴もいなくなってしまった和歌浦・・・。


大宰府へ左遷される道中の菅原道真公は、和歌浦へ寄り、景色を見て歌を詠みました。
和歌浦天満宮と菅原道真公の記事はこちら


726年(いまから1300年ほど前)、聖武天皇ははじめて和歌浦玉津島に行幸し、和歌の浦の景観を絶賛して、景観保全のために番人を置き、地霊祭祀の制度を定めました。


和歌の上達を願って玉津島神社へ参拝した小野小町も、和歌浦の景色にはうっとりしたことでしょう。


ああ、和歌浦、和歌浦よ・・・。
昔は、どんな景色だったの?


タイムマシーンがあればなぁ~~~~~~~~。




東京に、和歌浦を模した庭園があります。
→→六義園(りくぎえん)の記事はこちら


和歌浦観光の記事は、過去に書きましたので、参考にご覧ください。
→→和歌浦①紀州東照宮(関西の日光)の記事はこちら
→→和歌浦②和歌浦天満宮(学問の神様・菅原道真公が大宰府へ向かう途中寄った所)の記事はこちら
→→和歌浦③玉津島神社(天皇や有名歌人も参拝した和歌の神様を祀る神社)の記事はこちら
→→和歌浦④塩釜神社と不老橋の記事はこちら
→→和歌浦⑤妹背山の記事はこちら


次は、同じく和歌山市の「岩橋千塚古墳群(紀伊風土記の丘)」を取り上げたいと思います。
日本一、古墳が密集したところです。
続く。







→→記事一覧は、こちら 

→→東日本の記事一覧は、こちら

→→西日本の記事一覧は、こちら

交通アクセス

JR和歌山駅または南海和歌山市駅で電車を下車し、新和歌浦行に乗車し、玉津島神社前又は不老橋バス停下車です。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
バスの時刻表・運賃は和歌山バス運賃・路線検索でお調べください。

車で行く場合、片男波(かたおなみ)公園の駐車場が広いです。
200台停められ、駐車料金は一日400円です。(7月8月の海水浴シーズンは一日1000円になる)

じゃらんレンタカー
フリー切符

和歌山バスの全線フリー 一日乗車券・・・大人1000円、子ども500円。30施設で特典が受けられます。

和歌山バスと貴志川線の乗り歩きっぷ1日券・・・大人1600円、子ども800円。2日券なら大人2400円、子ども1200円です。
乗り歩きっぷ
貴志川線はネコの駅長「たま」で有名になった「貴志駅」へ行く電車路線です。
和歌山電鉄貴志川線フリー切符の記事はこちら
近くの宿泊施設

和歌の浦 木村屋。





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