これからトレチノインを始める人は、どれくらいの量のトレチノインを塗る予定でしょうか?初めてだし、勝手が分からないから、適当に使うつもりだった人もいると思います。

しかし、塗る量よって、トレチノイン治療の炎症は大きく差が出ます。それに伴った、炎症性色素沈着・赤ら顔のリスクが大幅に変わることも私は痛感してきました。

もし、適当に塗ろうとしているのであれば、初心者はまず米粒くらいの量から塗ってみる事を推奨します。それだけでもメチャクチャ効きます。

それにしても、何で米粒くらいの量?と思うかもしれません。まずはそこを説明します。

メチャクチャ効くから米粒くらいの量でもいい

初めてトレチノインを使う場合は少量でも効きます

トレチノインは劇薬です。普通じゃ治らないような重症ニキビを治すポテンシャルがあるほどです。だからこそ、少量でもメチャクチャ効きます。

初めてトレチノインを使う人の場合、耐性がついていないので特に効きやすいです。体質によっては最低濃度の0.025%のトレチノインでもバリバリ皮剥けする人もいます。

↑紫色がニキビ・ニキビ跡だとしたら、そこに米粒くらいの量のトレチノインを置き、薄く塗り広げます。たったこれだけの量?と思うかもしれませんが、これだけでも充分なくらい皮剥けします。

↑また、トレチノインを塗る時は、雑に塗り広げずに、患部ごとに丁寧に塗っていって下さい。

詳しくは後述しますが、まずは低い濃度で米粒くらいの量から始める事で、治療の安全性を劇的に高められます。

効かなかったら量・濃度を増やして下さい

もし、米粒くらいの量を3日間塗り続けても全く反応が出なければ、塗る量を増やすか濃度を高めて下さい。ただ、全く反応がなかった場合は濃度を高める方が効率的に皮剥けします。

トレチノインは効き目に個人差があり、低濃度でも効きまくる人もいれば、高濃度でも全く効かない人がいます。

自分がどちらの体質かは塗ってみなければ分からないので、臨機応変に色々な濃度を使いながら治療を進めていきます。

どれだけ塗るか、どの濃度を使うかで皮剥け具合は大きく変わりますが、最初から沢山塗っていくと危険なデメリットが待ち受けています。まずは少量から始めてみて下さい。

トレチノインの炎症によるダメージを低減させる

効くという事は赤みも強く出るという事

トレチノインの塗る量を増やせば当然皮剥けは起こりやすくなりますが、それはつまり炎症(赤み)も強く出る様になるという事です。

ニキビを治す上で皮剥けが起こるのは良い事ですが、炎症が強くなり過ぎるのはデメリットにしかなりません。

沢山塗れば早く治るという訳でもなく、むしろ沢山塗る事は肌トラブルを悪化させる原因になる可能性もあり、注意が必要です。

炎症性色素沈着のリスクが高まる

トレチノインを沢山塗りすぎると、それに伴って炎症も強くなります。炎症が強くなるに従って刺激が強まり、その刺激を緩和するために色素沈着の原因であるメラニンが分泌され、炎症性色素沈着が発生します。

せっかくのトレチノイン治療を行っても、早く治そうと沢山の量を塗りすぎて炎症を強くし過ぎてしまうと、最終的にはシミだらけの肌になり、プラマイゼロです。

また、強い炎症が続き血管の拡張クセがつくと、肌が赤くなり、赤ら顔のような状態が続く事になります。血管が元のサイズに戻るのには時間がかかるので、この赤みはとても消えにくいです。

自分がどれくらいトレチノインが効く体質なのかも分からずに最初から大量に塗る事は、これ等のリスクを高めるだけで、全くメリットがありません。

↑このように細かくトレチノインを塗る事で、使う量も少なくなり、大雑把に塗った時に比べ炎症の強さ・範囲が抑えられます。

↑大雑把に塗ると、その分大量のトレチノインが使われるので、赤みも赤みの範囲も広がり、治療のリスクが高まります。

まずは、低濃度のトレチノインを少量から始めていき、自分の許容量を把握してから濃度変更&量変更を臨機応変に変えていくべきだと私は考えています。

高濃度を大量に塗りまくった人の失敗談

初めてのトレチノイン治療なのに、高濃度の0.1%のトレチノインを1クールで使い切るくらい大量に使った人がいます。

皮剥けは勿論として、当然の様に激しすぎる炎症に悩まされる事になります。赤いというレベルを通り越して赤黒いレベルでした。

しかもその人は、早くニキビを治したい!という一心で生き急いでいたので、1クール(最長12週間)をオーバーして塗りまくり、見事に治療を失敗することに成功しています。

またまた当然のように、激しすぎる炎症による炎症性色素沈着・重度の赤ら顔が残ってしまい、クールダウン期間を終えても消えない赤みとシミに悩まされる事になります。

なんとか、次のトレチノイン治療やほかの薬で色素沈着、ニキビは大幅に改善したようですが、赤みだけは中々消えずに残り、色々と苦労をした様です。

そんな人もいるので、トレチノイン初心者なのに焦って高濃度・大量のトレチノインを使う事はおすすめしません。まずは、自分の許容量を把握し、焦らず堅実に治療を進めていって下さい。

トレチノイン治療において焦り・慢心は禁物です。堅実に治療を行えばそうそう失敗はしません。

以上、私の失敗談でした。

まとめ

トレチノインは効きやすい薬なので、初心者はまずは「米粒くらいの量」を意識して塗ってみて下さい。それで効かなければ、塗る量を増やすか濃度を高めればいいだけの話です。焦らなくても大丈夫です。

最初から大量に塗りすぎてしまうと、炎症性色素沈着・赤ら顔などのリスクが激増します。まずは自分のトレチノインの許容量を把握し、そこから炎症が強くなり過ぎない程度の量を塗っていって下さい。

早くニキビを治したいという気持ちが前に出過ぎると、たくさん塗ろう!高い濃度でやろう!と、どんどんリスクが高い方向に行き、私のように失敗するかもしれません。充分注意して下さい。

この準備するだけでトレチノイン治療の「安全」「効率」が飛躍的に高まります。

 

トレチノインの知識があっても、適切な準備がされていないと治療の安全・効率は激減します。

私がトレチノイン治療の失敗を経て編み出したこの準備方法は、

  • ・効率的に皮剥け(ターンオーバー)を促進し続けられる

  • ・赤みが強くなり過ぎた時にスムーズに治める事ができる

  • ・炎症が強くなり過ぎないように調節しながら治療できる


など、トレチノイン治療のデメリットを緩和し、治療を安全・効率的に行えるように考えたものです。

トレチノイン治療初心者は見て損する事はないです。無料で公開しているので、是非参考にして下さい。

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