2016年04月17日
過去にイブニングプリムローズ(月見草)に含まれているγリノレン酸は内服・外用ともに美肌効果があるハーブらしいぞ、と書かせていただいたのですが…実は現在γリノレン酸補給源としてボラージオイルのサプリメントを飲んでおります。最近飲み始めました←
アトピーさんとか(健康・美肌マニアさんも?)には比較的知名度の上がってきたボラージオイルですが、おそらく全体的にはイブニングプリムローズ(月見草)の方がまだまだ知名度が高いと思われます。日本のγリノレン酸サプリとかPMSケアサプリとか月見草配合だしね。
…というわけで、今回は注目のハーブ「ボラージ」をご紹介させていただきます。
ボリジ(ボラージ)とは
英名Borageからボリジもしくはボラージという呼び名が日本でも定着していますが、正式な和名は瑠璃萵苣(ルリジサ)と言います。シソ科の植物で、和名の元となっている瑠璃色(青紫色)の花が特徴。かつてこの花の青色が聖母マリアの青い衣を描く際の染料として使われたことから「マドンナ・ブルー」とも呼ばれるそうですし、5枚の花弁を持つことからオーストラリアではスターフラワーという別名もあるのだとか。
ハーブとして広く利用されているほかスープやサラダの付け合わせとかにも利用されているそうですし、その色と形から観賞用の園芸植物としても人気があるそうです。余談ですが私はこの外見、食中植物っぽい感じがしてちょっと苦手(*´д`*)毛が…
ボリジは古代ギリシアの長編叙事詩オデュッセイアで「この葉や花を酒に浸して飲めば、あらゆる悩み悲しみを忘れた」と詠われている植物ではないかとも推測されており、古代ギリシャ時代の医者ディオスコリデスも「心を明るくし、精神を高揚する」とその効能を認めていたのだとか。
古代ギリシア・ローマで強壮薬として利用されていたと考えられています。気持ちを高める・勇気をもたらす薬草として剣闘士や兵士が服用したことから“勇気をもたらすハーブ”とも言われている存在デス。
ボラージオイルについて
サプリメントなど服用するオイルとしても、スキンケア用のキャリアオイルとしても注目されているボラージオイル。ちふれさんのボラージオイルを配合した「ボラージクリーム」が手頃な値段設定やTVの影響から売り切れが続出したことを覚えていらっしゃる方もいるかもしれません。
ボラージオイルが注目を集めているのはと言われているため。オイルで比較した場合は月見草オイルのγリノレン酸含有率が10%前後であるのに対し、ボラージオイルは含有率が18~26%と約2倍の含有量です。
このことからボラージオイルの摂取はγリノレン酸に期待されているアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こす炎症物質の抑制、うつ病の予防や緩和、ホルモンバランス調整などによるPMS(月経前症候群)の緩和、肌トラブルの改善などにより効果を感じやすいのではないかと考えられています。ちなみにアトピー性皮膚炎の緩和などが報告されている「γリノレン酸」も、月見草由来ではなくボラージ由来のものなのだとか。
オイルサプリメント(海外製)の成分含有を見てみると、
「イブニングプリムローズオイル」と銘打っているものは
1粒に月見草油1000mg
⇒うちガンマリノレイン酸(GLA)100mg
もしくは
1粒に月見草油1300mg
⇒うちガンマリノレイン酸(GLA)120mg
「ボラージ」と銘打っているものは
1粒にボラージオイル1000mg
⇒うちガンマリノレン酸(GLA)240mg
…くらいの割合が多いようです。
やっぱりγリノレン酸含有量が倍くらいになりますね。
価格もボラージの方が若干高めですが倍までの差はありませんから、γリノレン酸をたくさん摂りたい場合はコスパが良いと言えるでしょう。ただ何オイルにしろ海外製のオイルサプリは1粒がかなりデカイ(小指の先~第一関節くらいまで)ので、嚥下力に自信がない方は飲むのに苦労しそうです。ちょっと高め&γリノレン酸少なめになりますが国産品の方が飲みやすい小粒です。
ボリジティー(ボラージティー/瑠璃萵苣茶)について
しっかりとγリノレン酸を摂りたいという場合、抽出されたオイルを利用した方が間違いはないと思います。サプリであればγリノレン酸含有量も明記されているので分かりやすいですが、お茶の場合はどの程度含まれているのか、もしくはほとんど含まれていないのか分かりません。
しかしボラージオイルもにしろイブニングプリムローズオイルにしろ、どちらの油にもリノール酸が含まれていますのでサプリメントの摂取は良い・良くない両説があります。そのため、安全さ(リスクの少なさ)・ナチュラルさを重視する場合はハーブティーとしての摂取も良いと思います。他の栄養成分の補給にもなりますし^^
ボリジ茶に期待される働き①精神安定
冒頭の説明でも少し触れましたが、ボリジ(ボラージ)は今から2000年くらい前には「気持ちを高揚させる」作用があるハーブとして利用されていました。現代の研究においてもボリジには副腎皮質を刺激してアドレナリンの分泌を促進されることで気分を高揚させる働きが認められており、抗うつ作用を持つハーブとされています。
どちらかに極端に働く医薬とは異なり、ボリジには精神を鎮静させる(気持ちを落ち着ける)働きもあると考えられています。疲労や緊張などが原因で起こる興奮状態を鎮めることにも役立つと考得られていますし、心臓の強壮作用により動悸を鎮める効果も期待されています。
ボリジ茶に期待される働き②風邪予防
ボリジティーには粘液質が含まれており、粘膜の保護・修復促進に役立つと考えられています。呼吸器系の粘膜を保護することで喉の痛み・不快感の緩和に役立ちますし、ウィルスの侵入を防ぐ働きも期待出来ます。加えてボリジには免疫力向上効果があるとされる「サポニン」も含まれていますから、風邪やインフルエンザなどの予防にも役立つと考えられています。
またカルシウム・カリウムなどのミネラルが含まれていること、抗炎症作用が期待できることから、風邪の症状を緩和したり、体を強壮して病後の回復促進や疲労時の免疫低下を防ぐなどの働きも期待できるでしょう。
ボリジ茶に期待される働き③むくみ解消
ボリジは血液・リンパ液など体液の循環をスムーズにする働きがあると言われています。ティーの効能としては発汗・利尿作用があるとされていることが多いので、体液循環促進+発汗・利尿作用からむくみの改善にも役立つのではないかと考えられます。
ハーブティーは入浴剤やパックとしても利用できるそう。オイル系にアレルギー症状が高確率で出る(ぼラージクリームにもかぶれた)私としては、ハーブティーを化粧水代わりに使えたら良いなぁと考えてみます。オイルサプリで何か体調に変化があるのかをモニタリングしつつ、ドライハーブの購入を検討中でございます。
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