10ヶ月の妊娠期間を終えて、無事の出産で赤ちゃんに出会えた喜びをかみしめるママ達。産後少し落ち着いてお腹を見てみると…びっくりするくらいお腹に黒ずみが!という人は意外に多くいます。今回は、産後のお腹に見える黒ずみの原因や対処法についてご紹介します。
産後のお腹に現れる黒ずみの原因は?
1.女性ホルモンの影響でメラニン色素をつくりやすい
妊娠によって女性の体に現れる変化は大小関わらず非常にたくさんあります。その中でも、悩みが深くなりがちなのはお肌のトラブル。妊娠中の女性は女性ホルモンの影響を大変強く受けているので、この女性ホルモンが原因で肌が黒ずみしやすくなったりもしています。
例えば「妊婦さんは極力紫外線に当たらない方がよい」という話をよく耳にしますが、これも妊婦さんが紫外線の影響を受けるとメラニン色素をつくりやすいから。さらに、妊婦さんがメラニン色素を生成しやすいという特徴は、紫外線の影響だけでなく、衣服の摩擦でも起こりますし、そもそも何もしなくても妊婦さんの肌はメラニンをつくりやすい状態にあるのです。
妊娠をして乳首の色が濃くなったり、正中線とよばれるお腹の真ん中に縦に出るラインが濃くなったりという妊婦さんがたくさんいます。そして妊娠中にメラニンのせいで色が濃くなった部分は、産後になってもしばらくは色素沈着として残ることが多いのです。
ただ妊娠中に女性ホルモンの影響で濃くなっていた体の部位というのは、産後しばらく時間が経てば色も元に戻ってきます。これは産後の女性の体内で、女性ホルモンのバランスが落ち着いてくるから。もしあなたが妊娠中から濃くなっている乳首などのことで悩んでいても、そうした部位は産後しばらくすれば元の色に戻ってくるので安心してください。
2.老廃物と誤認識して黒ずみになってしまう?
他にも、産後のお腹が黒ずんで見える原因としては、出産によってたるんでしまった皮膚を、体が老廃物と誤認識してかさぶたのようにしてしまう、というものがあります。
このお腹の皮膚のたるみが原因となっている産後のお腹の黒ずみも、ホルモンが原因となっていた時と同じで、産後しばらく時間をおけば、皮膚のたるみも改善するので、一緒に改善していくことがほとんどです。
3.妊娠線が黒ずみになってしまう
最後に、お腹の黒ずみの原因としてよく挙がるのは妊娠線が黒ずみに見えてしまうというもの。これについては産後の妊娠線ケアが大切です。産後ケア次第で、妊娠線は薄くすることが可能です。
色素沈着でできたお腹の黒ずみを改善するには
お腹の黒ずみをクリームを使って保湿マッサージ
お腹にできた黒ずみの原因が色素沈着による場合は、改善の方法で効果的なのは顔のシミ・そばかすのケアと基本的には同じです。
顔にできたシミやそばかすのケアには何よりも新陳代謝を促すための丁寧な保湿が大事。これがお腹にできた黒ずみのケアにも言えることなのです。
そしてこの産後のお腹にできる黒ずみケアに有効なのが妊娠線予防クリームです。妊娠線予防クリームには、お肌の潤いに必要な成分が安心・安全を大前提につくられている製品がほとんど。ですから、産後のデリケートな肌も、妊娠線予防クリームでしっかりケアをすることができます。
他に、メラニンによる色素沈着由来の黒ずみでなかった場合で、お腹の皮膚のたるみが原因になっている場合は、何よりもお腹の皮膚の引き締めが大事になってきます。お腹の皮膚のたるみは、産後数週間から長くて数か月で大分元に戻るようです。
この時に、前述と同様に妊娠線予防クリームを使って皮膚をマッサージするようにすれば、皮膚の新陳代謝が促進されて、美しい皮膚が再生されてくるはずです。産後のお腹の黒ずみは、とにかく保湿とマッサージを早々に始めるのがカギになっているのです。
産後のお腹の黒ずみ改善はお風呂で温めると効果的
お腹の黒ずみに限らず、お肌の黒ずみを改善するために日常的にできる対策といえば入浴です。
日本人は一般的に諸外国の人に比べて肌がキレイと言われることが多い人種なのです。では日本人がどうして多人種の人たちより肌がキレイと言われることが多いのかというと、毎日入浴する習慣をもっているから。入浴と言うのはそれだけで肌の新陳代謝を促進してくれます。肌の新陳代謝がしっかりできるということは、黒ずみの原因の1つである肌の色素沈着も改善しやすくなるということ。
妊娠中は暑がりになる人が多いので、長く熱いお風呂につかることはできないかもしれません。また産後1か月は多くのママが湯船につかることはNGといわれている期間です。しかし、妊娠中も産後の入浴解禁になってからも、色素沈着改善=黒ずみ改善のためには、ゆっくり湯船につかることがおすすめ。その際に、熱いお風呂に短くつかるのではなく、ぬるめのお風呂にゆっくりつかる方が、黒ずみ改善には効果的です。
お肌はゴシゴシこすらず泡の力でやさしく洗う
さらに、お風呂でお腹の黒ずみや色素沈着を改善するためのポイントは、体を洗う時などに肌をゴシゴシこすらないこと、です。お肌はゴシゴシこすったり、ナイロンタオルなどでギュッと洗うと、摩擦による色素沈着ができてしまい、黒ずみ改善には逆効果。できれば泡立てネットでつくったモコモコ泡を使って、やさしく肌を洗うようにしてください。
そして、お風呂上りには、妊娠線予防クリームのような肌に栄養成分をたくさん与えてくれるような高保湿クリームを使って、お肌のケアをするようにしてください。
諦めないで!産後のお腹の黒ずみはケアで改善されます
例えば、ニキビ跡のような傷跡が黒ずみや色素沈着になっている場合は、自力のケアでもなかなか色素沈着や黒ずみは治りにくくなります。しかし、産後に気になるお腹の黒ずみは、大抵の場合が皮膚の乾燥やホルモンバランスによるものなので、ケアを続けていればしっかり治すことが可能です。
そのために、確かにお風呂上がりのマッサージや保湿クリームでのケアをする必要はありますが、産後のお腹の黒ずみについてはもう治らないんだと悲観的になりすぎないようにしましょう。
妊娠中もママはもちろん大変ですが、育児はやはり産んでからが長丁場で大変です。そんな大変な中ではありますが、いつまでも女性として美しくあるために、毎日5分で良いので、自分の体をケアする時間をとってみてください。あなたの努力に応じて、きっと産後のお腹の黒ずみは少しずつキレイになっていくはずです。