今あなたが悩まされているニキビは、どんな状態だろうか。赤みを帯びて見るからに痛そうなものや、痛みは特に無いが黒ずんで目立つようなものだろうか?
ニキビに長年悩まされている方ならご存じのように、これには色々な種類があるものだ。上記したような赤みを帯びたものや黒ずんだものの他、白色や赤紫、茶色をしたものがある。
赤、黒、白、赤紫、茶色と様々な色をしているが、この色が種類や状態を判断する材料となる。
例えば、赤紫や茶色は現役のニキビというよりも「ニキビ跡」の種類に区分されるだろう。白色をしているものならば、治療がしやすい「初期段階」のものだ。
今回は、先程挙げた白ニキビも含まれる、「現役のニキビ」の種類について紹介する。これは、「白」、「黒」、「赤」、「黄色」と全部で4つの色に分けられる。
以下から、それぞれの特徴や原因などについて紹介しよう。
ちなみに、ニキビ跡についての詳しい紹介は以下で詳しく紹介しているのでこちらを参考にしてほしい。
① 白ニキビ(閉鎖面皰)
ふと鏡を見るとこちらの白ニキビができていた、なんて経験はないだろうか?
このニキビの見た目は白色で、他と比べるとサイズが小さめなのが特徴だ。良く見るのは1mm~3mm程度のものだろう。痛みや腫れがない初期段階のニキビで、治療しやすいのが救いである。
これができる原因は、ずばり「角質」や「皮脂」である。以下で、その仕組みについて紹介する。
毛穴のつまり
正常な毛穴は、分泌された皮脂がスムーズに排出されているため「つまり」が起きない。
しかし、そこへ角質が溜まったりストレスや食生活の乱れなどで皮脂が過剰に分泌されるとどうだろう。毛穴は本来の働きである皮脂の排出をうまくできなくなってしまい、みるみるうちに毛穴つまりを起こしてしまう。
これが白ニキビへとつながる。
毛穴のつまりはもちろん、これによって表面に膜が張ったように塞がれてしまうのも特徴だ。この特徴からも、「閉鎖麺麭」と呼ばれる。
つまりの原因となるのは角質や皮脂の他にも、タオルや衣類の繊維、ホコリ、化粧品、整髪料、洗顔料など日常生活のなかで使用するものや触れるものも関係してくる。
治しやすい
白ニキビの救いとも言えるのが、「治しやすい」ことだ。まだ初期段階である為、適切な治療や対策を行えば直ぐによくなる。
しかし、だからといって余裕をかますのはおすすめしない。「どうせすぐ治る」と何もせずに過ごすと、赤や黄色ニキビへと成長を遂げてしまうのだ。
② 黒ニキビ(開放麺麭・ブラックコメド)
文字通り黒色をしているため、どうしても目立ってしまうのが黒ニキビだ。これができる原因は白ニキビと同じであるが、違うのは毛穴が開いた状態であることだろう。
このように毛穴が開いていると、その中につまった皮脂や角質などが空気に触れ、黒く変色を起こす。黒ニキビが黒く見えのは、こういった理由がある。
甘く見ない
黒ニキビは白ニキビと同じく初期段階状態にある。その為、他と比べると治療もしやすく治りやすい。
しかし、これも白ニキビと同じく甘くみてはいけない。通称ブラックコメド。少々強そうなその名前に負けずと、これは一歩間違えば非常に厄介な赤ニキビになってしまう。
ついやってしまいそうになるが、毛穴から無理に押し出したりするのはやめておこう。
③ 赤ニキビ(赤色丘疹)
赤ニキビは笑えない。私からするとこの一言に尽きるだろう。
これの正式名称は赤色丘疹だ。
白や黒のニキビとはわけが違い、ニキビが「本気をだしている」という証拠と考えて良いだろう。
皮膚炎
赤ニキビはどんなに小さくポツンとできているものであっても、そこへは炎症が起き大きなダメージを与えてしまっているには違いない。これは立派な皮膚炎なのだ。
これができるのは、毛穴つまりによって繁殖したアクネ菌やそれによって誕生した「遊離脂肪酸」や「マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)」、「サイトカイン」などが原因となる。
一度では覚えられないような名前をしている奴らだが、こういったものが「炎症」を引き起こす原因となる。
腫れや痛みがある
赤ニキビは、皮膚に炎症を起こしていることもありそう簡単には治ってくれない。そればかりか、治療やケアを間違えると「ニキビ跡」として肌に残ってしまうこともある。
わたしが笑えないと思えるのも、こういった厄介な特徴があるからである。
また、見た目が気になるだけでなく「腫れ」や「痛み」なども気になる。しかし、そんなニキビを消してやろうと間違っても指や手で潰しては行けない。
消え去ってくれるどころか、悪化やニキビ跡として残ってしまう可能性が高くなるからだ。
④ 黄色ニキビ(膿麭)
白や黒のニキビが可愛らしく思える時があるとすれば、こちらの黄色ニキビに出会った時だろう。これは現役ニキビが最も悪化した状態である。
黄色に見えるのは、「膿」だ。膿が出てくるまで状態が悪化していることもあり、肌へのダメージも角質層だけにとどまらず「真皮層」にまで及ぶ。肌へ与えるそのダメージは他と比べても相当なもんだ。
ニキビが治った後に、色素沈着や凹みといったニキビ跡ができるケースがあるが、それはこういった黄色ニキビを経験した際にできやすい。
それなりの治療期間を覚悟する
赤ニキビと比べて見た目は更にひどくなり、痛みや腫れも更に強くなるだろう。こうなると、すぐにでも治療にとりかかるのが大切である。
治るまでの期間はそれなりに長い期間を見ておいた方が良い。人それぞれだとは思うが、2~3日で完治するようなものではないと考えて良いだろう。
ここまでくれば、日常生活の見直しや皮膚科へ通うなどして、それなりに長い時間をかけて治療に取り組む覚悟が必要だ。
段階を見分けて適切な治療を
今回紹介したように、ニキビの種類は大きく分けて4つだ。これは、今自分のニキビがどの「段階」にあるのか見分ける目安にもなる。
全ての種類のニキビに言えることだが、確実に治療をしたいならばすぐにそれぞれに合った適切な治療を行なうのがポイントだ。
間違っても放置をしたり、適切でないケア(押し出したり潰したりなど)を行なうのはやめよう。