今日はちょっと、皆様にご紹介したブログがあります。

全身脱毛症を、13歳で発症した方のブログです。


彼女と私は、去年くらいから、少しずつ親しくなってきました。
始めてお会いした時から、笑顔がものすごく魅力的で
すごく心魅かれました。
ただ、きれいな女性というのではない、何かある、この方には、と思いました。
それから、自然と、私も娘も、この方がとてもフレンドリーで暖かな方で
いつしか、お友達になりました。

そして、あるとき、
ご自分のお病気のことを、教えてくれました。
すごく、納得しました。
何に納得したかと申しますと、
彼女の素敵な笑顔のわけがわかった気がしたのです。
あのとびきり素敵な笑顔は、いろんなことを乗り越えて初めて
出てくる笑顔だと思いました。
今彼女は、本当に素敵な大人の女性です。


全身脱毛症。
13歳。
女の子。

髪も眉も、全部全部、なくなってしまうのです。
毎朝、鏡を見て、どんな気持ちになるのかな、と思います。
そのご本人を、ご両親はどんな思いで見守り、病に向き合われたのでしょう。

学校には、かつらです。夏の暑いときも。どんなにかゆくなっても。
昔は、かつらは、すごく、高かったです。

あるとき、みんなの前で、かつらを、とられてしまったそうです。
あるときは、やっとやっと、勇気を出して、
たった一人だけ、お友達に、自分の病気のことをお話しできて、聞いてもらえて、
2人だけの秘密だねって、わかってもらえて、すごく嬉しかったそうです。
でも、翌日学校に行くと、クラス中が彼女の病気を知っていたそうです。


私は、仕事では、脱毛症の方は、2人しか、存じません。
ただ、髪だけでした。私が知っているケースは。
眉も何もかもではなかった。
それでも相当やっぱり、大変です。
長く、最初から最後まで立ち会えなかったんですけど。
秘書時代の経験だったので・・・
どうして、おられるかな、と思います。

そして、
自分が思春期にそうなってたら、と考えてみる。
娘がそうなったら、と考えることがあります。
友達との旅行や合宿、部活、
ちょっとした、ヘアースタイルの話題、恋。

自分が思いつくことが、
彼女の思うこと、現実と=と錯覚するのは良くないし、失礼だと思いますが
ああ、うまく言えないです。
勝手な傲慢な思い込みを、思いやりと勘違いして自己満足に陥りたくはないのです。
でも、何が違うかは、理解して、お互い楽しくコミュニケーションしたい。
それは、どんな人とも同じですよね。


あの、震災の後、彼女はすぐ、
被災地に、かつらを止めるテープなどを、送っていました。
ああいうとき、マイノリティの方が一層大変な思いをなさったと思います。


私が、彼女のブログを、見ていただきたいと思ったのは
彼女に同情してくださいということではありません。
1人でも多くの、同じ病を持っておられる方に見ていただきたいなとまず思いました。
彼女は精神面だけでなく、具体的に解決する方法を沢山知っています。
髪のこと、眉のこと、他いろいろ。

それと、何より、
この病気でない私たちに、とても、幸福のヒントをくれると思ったからです。
私たちは、彼女のような病気の人が願っても得られない、髪も眉も、いろいろ
「普通」があるのに、
でも、そのありがたさを無視して
不平不満でいっぱいになってしまって、毎日を楽しくなくしてしまうことは
なんてたやすいのでしょうか。

変な話、これはちょっと軽い例ですが
たとえば私は彼女に出会ってから
自分の髪を丁寧にブローするようになりました。
前は、自分の髪は、まったくもう多すぎだよ~、こんなにいらないよ~
と、思って適当でした。
でも、彼女に出会ってから、なんだか、ああ、一人一人に違う「髪」が与えられているんだな
と思って、大切にしよう、せっかく生えてくれているのだから、
少しでもキレイにしてあげようと思うようになりました。
それでも、時々、お風呂上りに濡れたまま子供に本を読んでやりながらぐーぐー、ということはあるのですが
でも、ブローすることが楽しくなりました。
ヘアースタイルも、いろいろ試してみようかな、と思うようになって
美容院に行くことが前よりもっと幸せな、すごく恵まれた時間のように思えるようになりました。
そうすることが、とても大事なように思えたのです。
家族がアトピーに苦しんだ時に、同じようなことを思ったのですが。


感謝しなきゃいけない、と思うと苦しくなりますが
持っているもののありがたさや嬉しさを自然と感じられたら、気づけたら、
それは誰にも幸せが増すことになると思うのです。
私は彼女からすごく沢山のことをもらっています。
毎日を楽しむ達人だなって、思います。


自分にこの病気がなくても
マイノリティの人がどんな風に生活しておられるか知ることは
とても私たちに沢山のことを教えてくれると思いました。
そしたら、また、社会が幸福に近づく気がします。

同じ病気でなくても、違う病気でも、
マイノリティの方は、同じ思いだ、ということが沢山あるのではないかなとも思います。

マクロビオティック実践者もマイノリティで、悩むこともありますが
私たちは自らの意志でそれを選んでいます。
それに、マクロビオティックは、やっぱり効果があるし、楽しい。

でも、病気は突然やってきて、マイノリティであることを、
その日から強制しますよね。いつ終わるかがわからない。


彼女ももちろん、マクロビオティックに興味を持って
試しています。いろいろ、情報をシェアするのが楽しいです。


良かったら、そんな彼女のブログ、ご覧になってみてください。
二つあります。
一つが
SilkyーHairの二人生活です。
←こちらは、メンタルのこと

もう一つが
脱毛症歴26年・・・SilkyLifeの幸せシングルマザー生活←こちらは、具体的な、髪とかまつ毛の方法

なお、私は、彼女の経験は、本や記事になったらいいのではないかな、って思っています。
彼女ももしそれが、同じ悩みを持つ方の役に立つならと思っているので
もし、良かったら、出版関係などで、共感なさった方は、彼女にコンタクトを取ってくださるか
オーガニックベース奥津あて、メールか、お電話くださると嬉しいです。


彼女は、毎日を本当にイキイキと素敵に過ごしています。
その事実を知るだけでも、同じお病気の方や、そのご家族には、
すごく励まされることではないかと思います。
私も彼女に会うとすごく楽しい。

珍しい、特別な病気や、体質を持った方もどんどん増えています。
マクロビオティックはあらゆる問題の改善に適応できますし、
いろいろな技術や科学の力で、解決法も増えていくけれど、
+やっぱり、
いろいろなお病気に対する社会の理解というか
違うだけで、普通なこと
を知ることは、解決法と同じくらい必要だと思います。