2010年04月27日
自分の身近かな人に「もっと痩せた方が良いよ」とか
「最近ぽっちゃりしてきたね」とか
そのような一言が胸に深く突き刺さった経験はありませんか?
そういう一言も「右から来たものを左へ受け流す(byムーディ勝山氏)」
ことができれば人生は苦労しないのですが、
中にはまじめに受け止めてしまう人もいるようです。
かといって、これを読んで強迫観念とか持たないでくださいね。
あくまで「知識篇」ということで
全ての人に当てはまるということではありませんので、
気軽に読み進めてください。
以前に「みんなの家庭の医学」というテレビ番組で
美と栄養のエキスパート エリカ・アンギャルさんと
カリスマ家庭料理研究家 奥薗壽子さんのコラボレートで、
夢のダイエット食をやっていました。
エリカ・アンギャルさんは、
「日本の女性は[痩せる]=[きれい]だと思っていますが、
それは大きな間違いです。
「逆に、賢くしっかり食べることが痩せる方法なのです」
と指摘しています。
日本では、20代~30代の女性が、
低カロリーダイエットを行い、
どんどん体重が減少しているというのです。
標準より痩せた女性が妊娠すると、低体重児が生まれて
その子供が将来的にメタボ等の生活習慣病にかかりやすくなる、
といわれています。
摂食障害とは、極端な食事制限や、
過度な量の食事の摂取等に伴い、
それによって体に様々な問題を引き起こされることをいいます。
この摂食障害には、「拒食症」と「過食症」がありますが、
だんだん食事がとれなくなってしまい、
どんどん痩せていってしまうというものです。
宮沢りえとか中森明菜が拒食症にかかって、
激痩せしたのは有名な話ですよね。
この摂食障害は未だに原因がよくわかっていないために、
根本的な治療法はないというのが現状のようです。
強いて考えられるとすれば、
無理なダイエットを行った場合、
他人からの何かを言われたことが強迫観念となってしまった場合、
などに起こりうるようです。
一例として、23歳の女子大生Kさんの場合、
5年前に体重が25kgまで落ち込んだのです。
ことの始まりは、Kさんが中学3年の時でした。
身長159㎝、体重54㎏、BMI21の標準的な体型だったのです。
しかし、友人から「もう少しスリムになった方が良いよ」と言われて、
その言葉が彼女にするどく突き刺さったのでした。
それからKさんは、ダイエットに目覚め、
低カロリーダイエットを始めたのです。
ダイエット前には、1日平均2388kcalで標準でした。
しかし、ダイエットを始めてからは
朝食:食べないかシリアルバー1本(136kcal)
昼食:子供用の弁当箱に少しのごはんと野菜の煮物(147kcal)
夕食:少しのごはんと低カロリーのおかず(199kcal)
1日合計で482kcalという必要量の4分の1以下だったのです。
Kさんは、低カロリーダイエットを始めてから半年後、
54㎏が40㎏ほどになってしまったのです。
そもそも私たちの体は、
生命に必要な機能から栄養が優先的に使われるのですが、
飢餓状態では生命維持だけに栄養が使われるようになってしまうといいます。
Kさんの場合は、飢餓状態で甲状腺から出るホルモンの質が低下し、
皮膚の新陳代謝や体温などの調整機能が衰えていたのです。
Kさんは、それでもダイエットを止めなかったのです。
そして3年後の18歳の時、体重が25㎏を下回ってしまったのです。
そのことで、全身の骨にまで異変が生じてしまい、
骨密度が70歳代後半のレベルにまで低下してしまったのです。
閉経した更年期の女性と同じような状態になってしまったのです。
これは、拒食症の症状だといいます。
心理的な原因から食べ物を摂ることを拒む病なのです。
ただ、Kさんの周りの人たちに助けられて、
Kさんは一命を取り留めることができたのです。
平均的な女性(体重が50㎏)の場合、
内蔵や骨格、皮膚、血液、脳を合わせた重量は22㎏だといいます。
つまり、Kさんのように体重25㎏を下回ってしまうということは、
まさに命の危機だったのです。
そうなっても食べることができない、これが拒食症の怖いところなのです。
実例として「ザ!世界仰ニュース」(2010/02/24)でやっていた
話題をかいつまんでご紹介します。
高松市議員の岡野儒朱里子さん 36歳
彼女の拒食症との壮絶な戦いを再現していました。
彼女が拒食症を克服した裏には母の大きな愛があったのです。
彼女は生まれつきの丸顔にコンプレックスがあり、
大学入学で親元から離れたのを機会に、
油ものは一切口にせず、
ご飯も1回に100gしか食べない日が続いたのです。
46kgあった体重が、2年後には33kgになってしまいました。
彼女は痩せたことで初めてみんなに体型をうらやましがられるのですが、
それが嬉しくてますますエスカレートしていくことになるのです。
太ると人に認められなくなると考えてしまい、
朝昼夜にわずかなご飯とシソ1枚、梅干し1個だけを食べる日が続きます。
時折「食べるな」という幻聴までもが聞こえるようになってしまうのです。
彼女は病院で「摂食障害」だと診断されてしまうのですが、
体重を少しでも増やされるのが嫌で、病院に通わなかったのです。
その後も、1回約20gのご飯しか食べないことに決めていたのです。
「食べたい」と「食べてはいけない」という気持ちの
せめぎ合いが1日中続き、
時には、夜の台所のゴミ箱に捨ててあった、
父が食べ残した魚の骨をしゃぶるなどの異常行動もしたといいます。
そして大学4年の春、彼女の体重はついに28kgになってしまいます。
ある時、彼女が倒れたことを聞きつけた母親が駆けつけた時には、
彼女は痩せこけてぐったりしていたのでした。
急いで病院に連れて行ったものの、彼女は断固入院を拒んだのです。
しかし、医師はこのままでは彼女の命が危険と判断し、
24kgを切った時点で強制入院を告げたのです。
そのうち、彼女はごく少量のひじきしか口にしなくなってしまったのです。
娘の心の傷が深いものだと知り、母は毎日声を殺して泣いたそうです。
ついに、彼女は1人で階段を上り下りができなくなってしまったばかりでなく、
道のちょっとした段差でも転んでしまったり、
大学の和式トイレでは、ドアを開けっ放しで、
母が立ち上がらせてあげるという状況だったのです。
彼女は、母の望む良い子になりたいと、
大学をなんとしても卒業したかったのです。
この時は、彼女の体重はすでに24kgになっていました。
大学の4年間も終わりに近づき、
彼女は必死の思いで卒業論文を書き上げ、
母と一緒に提出に行った帰り道でのことです。
彼女はいきなりしゃがみ込んで「寒い」「骨が痛い」と・・。
寒さが骨にまでしみていたのです。
岡野さんはこの後も摂食障害と戦っていくのですが、
長くなってしまいましたので続きは次週ということで・・。
「最近ぽっちゃりしてきたね」とか
そのような一言が胸に深く突き刺さった経験はありませんか?
そういう一言も「右から来たものを左へ受け流す(byムーディ勝山氏)」
ことができれば人生は苦労しないのですが、
中にはまじめに受け止めてしまう人もいるようです。
かといって、これを読んで強迫観念とか持たないでくださいね。
あくまで「知識篇」ということで
全ての人に当てはまるということではありませんので、
気軽に読み進めてください。
以前に「みんなの家庭の医学」というテレビ番組で
美と栄養のエキスパート エリカ・アンギャルさんと
カリスマ家庭料理研究家 奥薗壽子さんのコラボレートで、
夢のダイエット食をやっていました。
エリカ・アンギャルさんは、
「日本の女性は[痩せる]=[きれい]だと思っていますが、
それは大きな間違いです。
「逆に、賢くしっかり食べることが痩せる方法なのです」
と指摘しています。
日本では、20代~30代の女性が、
低カロリーダイエットを行い、
どんどん体重が減少しているというのです。
標準より痩せた女性が妊娠すると、低体重児が生まれて
その子供が将来的にメタボ等の生活習慣病にかかりやすくなる、
といわれています。
摂食障害とは、極端な食事制限や、
過度な量の食事の摂取等に伴い、
それによって体に様々な問題を引き起こされることをいいます。
この摂食障害には、「拒食症」と「過食症」がありますが、
だんだん食事がとれなくなってしまい、
どんどん痩せていってしまうというものです。
宮沢りえとか中森明菜が拒食症にかかって、
激痩せしたのは有名な話ですよね。
この摂食障害は未だに原因がよくわかっていないために、
根本的な治療法はないというのが現状のようです。
強いて考えられるとすれば、
無理なダイエットを行った場合、
他人からの何かを言われたことが強迫観念となってしまった場合、
などに起こりうるようです。
一例として、23歳の女子大生Kさんの場合、
5年前に体重が25kgまで落ち込んだのです。
ことの始まりは、Kさんが中学3年の時でした。
身長159㎝、体重54㎏、BMI21の標準的な体型だったのです。
しかし、友人から「もう少しスリムになった方が良いよ」と言われて、
その言葉が彼女にするどく突き刺さったのでした。
それからKさんは、ダイエットに目覚め、
低カロリーダイエットを始めたのです。
ダイエット前には、1日平均2388kcalで標準でした。
しかし、ダイエットを始めてからは
朝食:食べないかシリアルバー1本(136kcal)
昼食:子供用の弁当箱に少しのごはんと野菜の煮物(147kcal)
夕食:少しのごはんと低カロリーのおかず(199kcal)
1日合計で482kcalという必要量の4分の1以下だったのです。
Kさんは、低カロリーダイエットを始めてから半年後、
54㎏が40㎏ほどになってしまったのです。
そもそも私たちの体は、
生命に必要な機能から栄養が優先的に使われるのですが、
飢餓状態では生命維持だけに栄養が使われるようになってしまうといいます。
Kさんの場合は、飢餓状態で甲状腺から出るホルモンの質が低下し、
皮膚の新陳代謝や体温などの調整機能が衰えていたのです。
Kさんは、それでもダイエットを止めなかったのです。
そして3年後の18歳の時、体重が25㎏を下回ってしまったのです。
そのことで、全身の骨にまで異変が生じてしまい、
骨密度が70歳代後半のレベルにまで低下してしまったのです。
閉経した更年期の女性と同じような状態になってしまったのです。
これは、拒食症の症状だといいます。
心理的な原因から食べ物を摂ることを拒む病なのです。
ただ、Kさんの周りの人たちに助けられて、
Kさんは一命を取り留めることができたのです。
平均的な女性(体重が50㎏)の場合、
内蔵や骨格、皮膚、血液、脳を合わせた重量は22㎏だといいます。
つまり、Kさんのように体重25㎏を下回ってしまうということは、
まさに命の危機だったのです。
そうなっても食べることができない、これが拒食症の怖いところなのです。
実例として「ザ!世界仰ニュース」(2010/02/24)でやっていた
話題をかいつまんでご紹介します。
高松市議員の岡野儒朱里子さん 36歳
彼女の拒食症との壮絶な戦いを再現していました。
彼女が拒食症を克服した裏には母の大きな愛があったのです。
彼女は生まれつきの丸顔にコンプレックスがあり、
大学入学で親元から離れたのを機会に、
油ものは一切口にせず、
ご飯も1回に100gしか食べない日が続いたのです。
46kgあった体重が、2年後には33kgになってしまいました。
彼女は痩せたことで初めてみんなに体型をうらやましがられるのですが、
それが嬉しくてますますエスカレートしていくことになるのです。
太ると人に認められなくなると考えてしまい、
朝昼夜にわずかなご飯とシソ1枚、梅干し1個だけを食べる日が続きます。
時折「食べるな」という幻聴までもが聞こえるようになってしまうのです。
彼女は病院で「摂食障害」だと診断されてしまうのですが、
体重を少しでも増やされるのが嫌で、病院に通わなかったのです。
その後も、1回約20gのご飯しか食べないことに決めていたのです。
「食べたい」と「食べてはいけない」という気持ちの
せめぎ合いが1日中続き、
時には、夜の台所のゴミ箱に捨ててあった、
父が食べ残した魚の骨をしゃぶるなどの異常行動もしたといいます。
そして大学4年の春、彼女の体重はついに28kgになってしまいます。
ある時、彼女が倒れたことを聞きつけた母親が駆けつけた時には、
彼女は痩せこけてぐったりしていたのでした。
急いで病院に連れて行ったものの、彼女は断固入院を拒んだのです。
しかし、医師はこのままでは彼女の命が危険と判断し、
24kgを切った時点で強制入院を告げたのです。
そのうち、彼女はごく少量のひじきしか口にしなくなってしまったのです。
娘の心の傷が深いものだと知り、母は毎日声を殺して泣いたそうです。
ついに、彼女は1人で階段を上り下りができなくなってしまったばかりでなく、
道のちょっとした段差でも転んでしまったり、
大学の和式トイレでは、ドアを開けっ放しで、
母が立ち上がらせてあげるという状況だったのです。
彼女は、母の望む良い子になりたいと、
大学をなんとしても卒業したかったのです。
この時は、彼女の体重はすでに24kgになっていました。
大学の4年間も終わりに近づき、
彼女は必死の思いで卒業論文を書き上げ、
母と一緒に提出に行った帰り道でのことです。
彼女はいきなりしゃがみ込んで「寒い」「骨が痛い」と・・。
寒さが骨にまでしみていたのです。
岡野さんはこの後も摂食障害と戦っていくのですが、
長くなってしまいましたので続きは次週ということで・・。
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