アトピーが引き起こすニキビの改善方法

アトピーで悩んでいる方の中には、ニキビで顔がぶつぶつになっている方が多い。私自身も中高生の頃、重度のアトピーとニキビを併発しており、引きこもるぐらい人生に絶望していた時期もありました。

ニキビの症状はある程度放っておけるのですが、何せアトピーは痒くて我慢ができるものではありません。全身掻き毟った際に、ニキビまで掻いてしまい、ニキビの痕が残ってしまうことも。アトピーとニキビって同じようなものに見えてぜんぜん違うんです。

今回こちらでは、アトピー体質が引き起こすニキビとその治療法を紹介します。ニキビの原因菌であるアクネ菌と、アトピーの皮膚の炎症の原因であるブドウ球菌を退治して、両方を同時に改善していきましょう。

ニキビの主な原因

そもそもニキビはどうしてできるのでしょうか。ニキビは、皮脂分泌が活発になり、毛穴に皮脂(死んだ細胞)が詰まってしまい、そこにニキビの炎症を引き起こすアクネ菌が繁殖してしまうことで、引き起こされます。

皮脂の分泌が活発になってしまう理由は様々で、男性ホルモンの分泌過多、ストレス、食生活に起因します。特に思春期にニキビが発生している原因の多くは、成長ホルモンと同時に男性ホルモンが分泌されやすくなるだけでなく、思春期特有のストレスが原因で、男性ホルモンを分泌しているからなんです。

また、枕の汚れなどの寝具汚れや、メイク道具などの汚れも気をつけなければなりません。日常的に使っているものをないがしろにしていると、そこにアクネ菌が住み着いてしまい、使用するたびにアクネ菌を肌に付着させてしまいます。清潔なものを使用するように心がけましょう。

間違ったアトピー治療が原因のニキビ

アトピーの間違った治療方法が、新しいニキビを生み出してしまうこともある。気をつけておきたいのは、ステロイドの間違った使用方法とワセリンなどの油分で膜を覆うタイプの保湿剤だ。自分自身の薬の使い方が間違っていないか、問いただしてみよう。

まずステロイドだが、この薬は免疫力を下げて、細菌感染を受け入れながら皮膚を補修するもの。したがって、ステロイドはニキビの原因であるアクネ菌の増殖を助長させてしまう。そもそも、ステロイドは基本的には顔に使うものではない。ニキビだけでなく様々な皮膚感染症を引き起こす恐れがあるので、使い方には気をつけよう。

次にワセリンなどの油分で覆うタイプの保湿剤だが、これはアトピーの保湿の点では申し分ない。しかし、油分の膜で毛穴まで塞いでしまうため、ニキビの原因である皮脂を毛穴に閉じ込めてしまい、アクネ菌が繁殖してしまいます。そのため保湿剤の必要があれば、ヒルロイドなどの浸透性の保湿剤に切り替えるなどの対処が必要です。

潰していい白ニキビ黒ニキビと、潰してはいけない赤ニキビ

ニキビは痕が残るから潰してはいけないと言われていますが、実はそうでもないんです。むしろ細菌の繁殖していない症状が出始めのニキビは押し出してしまったほうが良いこともあります。潰して良いニキビを早期に潰してしまうことで深刻なニキビを防ぎましょう。

まず最初に、潰していい 白ニキビと黒ニキビの説明から。この二つは厳密にはニキビというより毛穴に皮脂が詰まってしまった状態です。白ニキビは皮脂が詰まった初期の状態で、黒ニキビは詰まった皮脂が酸化してしまった後期の状態。白ニキビと黒ニキビはアクネ菌などの細菌に感染していないため、潰してしまっても問題はありません

潰してはいけないニキビはアクネ菌に侵された黄色のニキビや赤いニキビです。と言っても芯まで取れるようなニキビであれば潰しても構いません。問題は取り切れないほど深いニキビです。この場合のニキビは、押しつぶしても皮膚の内部を傷つけて内部に菌を押し込めてしまいます。このやり方ではニキビの痕が付いてしまいますので控えましょう

ニキビもアトピーも消毒が最も効果的

ニキビとアトピーを同時に改善していくには消毒が一番効果的です。ステロイドや薬を塗れば良いやと思っていませんでしたか?ニキビもアトピーも炎症を起こす原因菌さえ退治してしまえば、炎症の拡大を防ぐことが出来るんです。

アトピーの炎症悪化の原因は黄色ブドウ球菌。ニキビの原因はアクネ菌。それぞれ原因菌が違いますが、そのどちらにも効く消毒液がヨード消毒液です。ヨード消毒液は皮膚への刺激も少なく、両方の細菌を殺菌することができるため、非常にお勧め。

ただし、このヨード消毒液は体細胞や他の良い菌も殺してしまう消毒液です。消毒液を長期間つけておくことは、治りが悪くなってしまう原因になってしまいます。そのため、消毒した後、5分ほどで水で洗い流して、細菌だけを殺すことを心がけましょう。

アトピーが引き起こすニキビの改善方法 まとめ

アトピーが引き起こすニキビの改善方法を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。アトピーとニキビを併発すると、痒みとともにニキビも引っ掻いてしまい、痕が残って後悔していた方もいるのではないでしょうか。アトピーの痒みが酷くても、間違った治療法では、ニキビを誘発してしまうので気をつけましょう。

また、ニキビは潰したほうがいい白ニキビ、黒ニキビと、潰してはいけない赤ニキビがあります。白ニキビや黒ニキビは細菌に侵される前のニキビですので、気が付いたら取ってしまいましょう。そうすることで、アクネ菌の繁殖を抑える事ができます。

最後にアトピーもニキビも炎症を起こす原因菌を退治することが重要です。炎症さえ防いでしまえば、アトピーもニキビも炎症が拡大するようなことはありません。しっかりヨード消毒液で消毒して、原因菌を退治してしまいましょう。

しかし、ここで紹介したのはあくまで炎症の改善方法です。残念ながらアトピーもニキビも引き起こしてしまう体質を改善しなければ、対処療法にしかなりません。お勧めの体質改善方法として下記の情報もありますので、参考にしてください。

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