保湿を考える-馬油-

昨日、消極的保湿について書いたあと、いろいろ調べてたどり着いたのが・・・


馬油です。



宇津木さんの本



の中には、オリーブ油、ホホバ油、スクワラン・・・などとともに馬油についても、

・界面活性剤を含んでいないのでクリームよりはマシかも
・しかし油は油に溶けるので、少量なら細胞間脂質に溶け込み不純物として作用
・量が多いと細胞間脂質を溶かしてしまう
・オイルを使い続けると、皮膚が萎縮して薄くなる(新陳代謝が低下するから)
・オイルは酸化して過酸化脂質=異物に変わり、皮膚は炎症を起こす
・それが慢性化するとメラニンが増えて、皮膚が黒ずむ=オイル焼け


などと書かれていますが、さて。


もともと馬油は、消炎作用のある皮膚治療薬として使われていたようです。

他のオイルと何が違うのか?については、下記のサイトなどをご参照ください

馬油と梅雲丹の研究

【美容・スキンケア】馬油の効果的な使い方【肌質により人それぞれ】


私自身、けっこうオイルが好きなので、いろんなオイルを使ってきましたが、
馬油はちょっと他のオイルとは違うな~、という使い心地でした。


よくよく調べてみると、

・皮膚浸透作用がハンパない(馬油のあとにつけたものまで、皮膚に浸透させてしまう)
・人間の脂肪と酷似している
・馬油100%だと、非常に酸化しやすい


使ってみるとわかりますが、確かに皮膚への浸透度はすごいです。
つけた直後はオイルっぽくベタつきますが、すぐに表面はサラサラになり、
その状態が比較的長く続きます。


私が長らく愛用していたアルガンオイルより、浸透力はあるように思う。


宇津木さんは、植物性・動物性オイルをすべて同じものと見なしていますが、
どうなんでしょう、馬油は美容オイルでもなく、食べ物でもなく(食べられますが)
ヤケドなどの特効薬、皮膚治療薬として、古くから用いられてきたことに
着目しても良いのではないかと。



以下は素人考えですが。

・油は油に溶けるので、細胞間脂質に溶け込み不純物として作用
  →馬油は人間の脂肪に酷似した成分なので、不純物は少ないのでは?

・量が多いと細胞間脂質を溶かしてしまう
  →これは何でも同じ。適量を使う分には問題ないのでは?

・オイルを使い続けると、皮膚が萎縮して薄くなる(新陳代謝が低下するから)
  →他のオイルはそうかもしれないが、馬油は皮膚の新陳代謝を早める作用あり

・オイルは酸化して過酸化脂質=異物に変わり、皮膚は炎症を起こす
・それが慢性化するとメラニンが増えて、皮膚が黒ずむ=オイル焼け
  →自分の皮脂も過酸化脂質に変わるが、水溶性なので水洗いで落ちるby宇津木さん
   ならば、馬油が過酸化脂質に変わっても、水洗いで落ちるのでは?
   馬油はヤケドに用いられるほど消炎作用があり、すぐさま炎症の原因になるとは思えない
  →毎日毎日、大量にすり込むなど、間違った使い方を避ければメリットの方が大きいのでは?



とまあ、個人的にこういう結論に達し、
馬油で保湿してみることにしました。 



馬油は抜群の浸透力があるため、洗顔直後、何もつけない肌に伸ばします。


ここはワセリンと一緒ですね。


私は馬油パックの話などを調べていたので、以下のように使ってみました。


宇津木流のぬるま水洗顔
 → 水分を軽くふき取り、湿った肌に馬油を優しく伸ばす
 → このときの馬油は米粒2つ分くらい
   (ほんの少量で非常に伸びます)
 → お風呂に10分程度浸かる
   (馬油が浸透する・・・と思う(笑))
 → シャワーで湯シャン、体洗い
   (湯シャンに使う炭酸水が顔面にも流れるので、
    ここで多少の油分が落ちる・・・はず)
 → 最後にもう一度、ぬるま水洗顔
 → 風呂上がりに温泉水スプレー(すぐふき取る)



お風呂に浸かっている間は、まだ肌表面がオイリーな感じでしたが、
シャワーの最後の段階では、オイルのベタつき感なし。


風呂上がりは、肌の表面はしっとり、内部がもっちりした感じで、
ぬるま水洗顔だけの時より、はるかに潤っている感じでした。



すごいと思ったのは、このしっとり・もっちり感が、長時間続いたこと。
いわゆる化粧品を使っていた頃の、つけた直後だけの潤い感ではなく、
ずーっと自分の肌そのものが、柔らかく潤っている感じです。




いや~、馬油で保湿、クセになりそう(笑)




でも、これはあくまでもスペシャルケアにしようと思います。



今朝はいつもの「ぬるま水洗顔」だけで、乾燥感一切なし。
肌はブツブツが改善されたかな?
いつもより毛穴が目立たないかな?という程度で、
馬油のおかげなのかどうかは不明ですね。



もともとが「消炎作用の高い皮膚治療薬」として使われてきたものですから、
特に問題がない状態で、常用するものではないというのが私の考えです。


言うなれば、ステロイドと同じ・・・でしょうか(個人的見解ですが)。




もうひとつ、気になるのが馬油を常用すると、皮膚が薄くなる?という話。
これは宇津木さんが言う「新陳代謝が低下する」のが原因ではなく、
「新陳代謝が進みすぎる」のが原因のようです。



かなり前の話ですが、
「何十年も馬油だけしかつけていない」というお年寄りに会ったことがあります。


その方は年相応のシワはありましたが、よく見かける老人性のシミもなく、
確かにつるっとした肌でした。



ただ、なんだかつるっとしすぎな肌というか、薄くて張りつめた肌というか。



透明感のないビニールみたいな肌に見えたのも事実です。




まだ落ちなくて良い角質まで、どんどん肌から落ちてズル剥けになってしまうのか?
そのへんはよくわかりませんが。




あと、馬油は浸透力が強いので、一般の化粧品と一緒に使うと、
配合されている界面活性剤、防腐剤など、
すべての成分を強力に浸透させてしまうようです。
これはどう考えても良くないでしょう。


なので、私は馬油のあとに温泉水をスプレーしてみました(笑)


アヴェンヌウォーターみたいなものでも良いのかも?


んでもって、馬油は血行促進するので肩こりにも効く!
というので、すごい凝り性の私は、肩にもすり込んでみましたが、
こちらの効果は・・・あまり感じられませんでした。


たまに、何もしないスキンケアから逸脱してみるのも面白いですね。



私が使っている馬油はこちらの商品です




馬油100%なので、酸化しないよう冷蔵庫に入れてますが・・・。
いつまでもつのか、ちょっと不安。


そうそう、馬油には発毛促進効果がある!という人もいます。
顔に使っていたら産毛が濃くなったとか。
まつげの増量のために使っている人もいるようです。


まつげの増量・・・トライしてみるか(笑)
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