ニキビ跡治療、サリチル酸マクロゴールピーリングのリスク



美容皮膚科やクリニックで受けられるケミカルピーリングが人気ですが、乾燥肌・敏感肌で、肌トラブルにつながらないか心配で踏み切れない・・・という方もいると思います。

そんな方に人気なのが、サリチル酸マクロゴールピーリングです。これまでのケミカルピーリングに比べ肌トラブルのリスクが少なく、かつ効果が得られる施術として注目されています。

ここではサリチル酸マクロゴールピーリングがどのようなピーリング法で、どんな効果があるのか、そして施術のリスクや注意点について触れます。


サリチル酸マクロゴールピーリングとは


改良されたピーリング法

ケミカルピーリングは、肌に直接化学薬品を塗布して古い角質層を剥落させることで、新陳代謝を促す美容目的の施術です。

薬品の刺激が強いため、人によっては施術中から熱感やピリピリした痛みを感じることがあり、施術後に赤みが出たり肌が剥けてしまうといった苦情が寄せられていました。


そこで考案されたのが、サリチル酸マクロゴールを使用したケミカルピーリングです。日本皮膚科学会の上田説子医師が研究を重ね考案したもので、安全性と効果を併せ持つピーリング法です。

皮膚への浸透性が強すぎて副作用が多かったサリチル酸ピーリングのピーリング剤を、軟膏基剤として用いられるマクロゴールに溶かして作った薬剤を用います。

サリチル酸マクロゴールピーリングの特徴

その特徴は、強力な角質除去効果と安全性です。サリチル酸は角質軟化・溶解作用で知られますが、ピーリング剤のサリチル酸濃度は30%と強力であるため、充分な効果を期待できます。

同時にマクロゴールが、サリチル酸の皮膚深度までの浸透を防いでくれます。こうして皮膚の角質層だけをしっかり剥離し、新しい角層の誕生を促していくのです。従来のグリコール酸や乳酸を使用したピーリングと比べても、効果の高さが認められます。


炎症や瘢痕形成のリスクが少なく、頑固なニキビ跡の改善も期待できます。ケミカルピーリング特有のピリピリした痛みがほとんどないこと、少ない施術回数で確かな効果が得られるのも嬉しい点です。

通常ケミカルピーリングは2週間に1回、月に2回程度の間隔で行われますが、サリチル酸マクロゴールピーリングは月に1回で大丈夫。1回の施術費用は少し高めですが、回数が少なくて済むので経済的な負担は増えません。

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サリチル酸マクロゴールピーリングの効果


効果が期待できる肌トラブルは?

・ニキビ、ニキビ跡
ニキビができる時の肌は、新陳代謝が遅れることで皮膚表面が厚く、硬くなって毛穴がふさがりやすい状態になっています。

サリチル酸マクロゴールピーリングによって角質層を溶かし、遅れていた新陳代謝を促すことで、薄く柔らかい皮膚を取り戻すことができ、毛穴がふさがりにくくなってニキビ予防になります。大人ニキビに効果があるのが嬉しいですね。

既にニキビ跡になって肌が凸凹になってしまっている場合も、サリチル酸マクロゴールピーリングによって凸凹部分を少しずつ溶かしていくことができ、施術を進めるうちに目立たなくなるのを期待できます。

・シミ、色素沈着
角質層に沈着してしまったシミやくすみは、通常の新陳代謝ではうまく排出されません。サリチル酸マクロゴールピーリングならば、角質層を溶かすことで色素の排出を期待できます。肌が生まれ変わることで美白効果もあります。

・毛穴の黒ずみ
サリチル酸マクロゴールピーリングの効果は、角質層の毛穴の奥に及びます。ピーリング剤によって、毛穴を黒ずませている汚れが溶かしだされ、キメが整い、毛穴が目立たなくなる効果があります。

粘着シートなどで角栓を取ると肌が傷みがちですが、ピーリング剤は皮脂との親和性が高く、少ない刺激で角栓を取り除くことができます。

・肌のアンチエイジング
ターンオーバーが促進されることで、肌内部のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の増加も促されます。生まれ変わった肌にはハリや潤いが生まれ、小じわが目立たなくなるなどアンチエイジング効果を感じられます。

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サリチル酸マクロゴールピーリングのリスク・注意点


副作用のリスクがないわけではない

従来のケミカルピーリングに比べ副作用の心配が少ないとはいえ、リスクが全くないわけではなく、サリチル酸マクロゴールピーリングを受けた後に、ピリピリ感や痛み、赤み、腫れ、水ぶくれが出たり、膿が出た、ニキビが増えた、シミができた、カサブタになったというケースが聞かれます。

皮膚深部までは届かないと言っても、化学薬品で角質層を剥離させるという施術では、このようなリスクが存在します。肌に対しピーリング剤のサリチル酸濃度が高すぎて刺激になったり、敏感肌など肌質によって症状が出る場合もあるようです。

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好転反応として一時的にニキビが増え、その後改善していく可能性もあります。この場合でも、なかなか良くならない時には担当医に相談する必要があります。

サリチル酸濃度の決定や施術法、ケア内容などは、担当医の経験料やスキルによっても違ってきます。病院選びではその点も重視すると良いかもしれません。万が一のリスクについてもしっかり説明があり、何かあればすぐに診てもらえる体制があればより安心です。


ニキビをなんとかしたいけれどやはり副作用のリスクが心配という場合には、まずは安心して使えるニキビ化粧水などのコスメを試してみることをおすすめします。

注意したいアフターケア

施術後のアフターケアで防げる副作用もあります。第一に、施術後は日焼け止めクリームでのケアを忘れずに行いましょう。

ピーリング後の角質は薄く、肌のバリア機能が低下して紫外線による色素沈着が起こりやすくなっています。外出時や室内にいる時でも、日焼け止めクリームを欠かさないようにします。

角質が薄いと肌の水分が奪われやすいため、定期的な保湿にも気をつけます。ポイントメイクであれば手術後すぐでも可能ですが、そのほかの化粧品は術後12時間が経過してから使用するのが一般的です。

<ニキビ跡治療、サリチル酸マクロゴールピーリングのリスク・まとめ>

  • 従来のサリチル酸ピーリング剤にマクロゴールを溶かして使用
  • 確実な効果を、より安全に得られる
  • ニキビ、ニキビ跡、シミ、シワ、黒ずみの改善が期待できる
  • 赤みや痛み、シミなどの副作用が全くないわけではない
  • 実績があり信頼できる病院を選ぶ
  • 日焼け止めや保湿などのアフターケアが大切

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