脇の下にできた黒ずみは脇をさらすことの多い女性にとっては大敵です。
黒ずみのせいで着たい服が着られなかったり、プールや海に行けないのは残念ですよね。
だからといってレーザートーニングなどの治療を行うのは少し「怖い」気がしますし、美容整形に該当しますので費用も高額です(安価にトーニングをやってくれるクリニックもゼロではありませんが)。
そんな貴女にオススメしたいのが「ピーリング」です。
ピーリングは顔だけでなく、脇の黒ずみにも有効です。
皮膚科でピーリングを受けられますが、自分でもできるのがお手軽です。
そこで今回は脇の黒ずみを解消するピーリングのやり方と注意点をご紹介します。
脇の黒ずみにピーリングが有効である理由
入浴時によく洗っても落ちないワキの黒ずみは、脇の皮膚にメラニン色素が沈着しているのが原因です。
色素が沈着すると、お風呂でこすったぐらいでは決して落とせません。
メラニン色素が沈着した皮膚はメスを入れることなしに取り去れます。
皮膚は新陳代謝を繰り返す組織です。
古い皮膚は角質となり、やがてはアカとして肌からはがれ落ちます。
同じ要領で、色素が沈着した肌を新陳代謝によって皮膚から追い出せれば、黒ずみはとれるのです。
しかし、皮膚が生まれてからはがれ落ちるまでには28日〜56日の期間を要します(諸説あります)。
部位によって対象の誤差はありますが、1カ月〜2カ月も待っていては脇を露出する夏はあっという間に過ぎてしまいます。
「何とか肌の新陳代謝をスピードアップできないかな…」とお悩みの方にオススメなのが「ピーリング」です。
ピーリングには肌の新陳代謝を促す力があります。
新陳代謝のスピードがあがれば、脇の黒ずみが早期に解消することが期待できます。
脇の黒ずみを解消するピーリングのやり方
最近、女性の間で顔のピーリングは一般的になってきました。顔と同じように脇の下も自分で(セルフで)ピーリングを行えるものなのでしょうか。顔と脇は同じピーリングジェルで良いのでしょうか。
また、医療機関でピーリングを行ってもらうこともできるのでしょうか。
以下では、セルフで行う場合のピーリングのやり方と、皮膚科でしか行えないピーリングのやり方についてご紹介したいと思います。
ピーリングジェルを用いたセルフピーリング
自分でピーリングを行う際は市販のピーリングジェルを用います。
ピーリング剤には2つのタイプがあります。1つはクロスポリマーというゲル化剤を含むもの。
摩擦の力で白いツブツブができますが、角質が取れているわけではありません。
洗顔料のスクラブのようなマッサージ効果がある程度です。
もう1つは微弱な酸を含んだピーリングジェルです。
AHA(alpha hydroxy acids)と呼ばれ、グリコール酸がその代表格です。
グリコール酸は別名フルーツ酸とも言われ、サトウキビ、パイナップル、ブドウなどに含まれています。
グリコール酸は皮膚細胞の結合力を弱めることで、古い皮膚細胞を取り去り、新しい皮膚細胞をあらわにできます。
ピーリングジェルは価格も手頃ですし、薬局などで手軽に入手できます。
その半面、問題もないわけではありません。クロスポリマータイプは過剰な摩擦で、脇の皮膚を痛める可能性があります。
また、AHAタイプは肌に合わないと肌荒れの危険性があります。
また市販のAHAは酸性を弱めているため、ひどい黒ずみには効果がない可能性があります。
皮膚科で行うケミカルピーリング
皮膚科や美容皮膚科など医療機関で行われるピーリングを「ケミカルピーリング」と呼びます。
皮膚の表面に酸性の薬剤を塗布して、古くなった角質や毛穴に詰まっている老廃物を溶かして除去します。
古い角質を取り去ることで皮膚の新陳代謝を高め、肌の再生を促すので、黒ずみの除去に効果があるとされています。
AHAを含むピーリングジェルで行うセルフピーリングと仕組みは同じです。
ケミカルピーリングにおいても用いられる酸は、グリコール酸、クエン酸、乳酸、リンゴ酸などのAHAです。
セルフピーリングと異なる点は、より高濃度な酸を用いてピーリングが行われる点です。
医師が黒ずみの状態、肌質、アレルゲンなどを調べた上で、使用する薬剤、AHAの濃度や塗布時間を決めます。
ケミカルピーリングは医師の診察の上で施術が行われますので、肌トラブルのリスクを低減させながら、高い効果が期待できます。
皮膚科選び、3つのチェックポイント
医師が治療に当たるとはいっても、全ての医師が同じクオリティの治療を行えるわけではありません。
医師にも得意・不得意、良心的な医師とそうでない医師がいます。皮膚科を選ぶ上で、必ずチェックして欲しいポイントを3つ取り上げます。
第一に、脇の黒ずみ治療の実績が多いことです。他の仕事と同様に、医療においても経験が大切です。
経験が多いほど、肌トラブルも起きにくいことが期待できます。
自信と実績がある医療機関は必ず治療実績を公開しています。
写真や数字のエビデンスで、実績を公開している医療機関を優先して選ぶようにしましょう。
第二に、医師のプロフィールです。医療機関のホームページには、必ず医師のプロフィールが紹介されています。
専門医の資格を有しているか、皮膚科関連の学会に所属しているか、これまでどこの医療機関に所属していたのかなどをチェックし、専門性を確認しましょう。
第三に、料金に関する情報です。
自由診療の黒ずみ治療は、医療機関が自由に価格を設定できます。
良心的なクリニックはたいてい治療内容ごとの料金の目安を明示しています。
明示していない医療機関は、不正な費用を請求する場合がありますので避けるようにしましょう。
脇の黒ずみを解消するピーリングの注意点
脇の黒ずみ対策として有効なピーリングについてご紹介してきました。
セルフピーリングは手軽に、安価に行える点はすぐれていますが、方法を間違えると肌への負担が増し、黒ずみを悪化させる可能性がありました。
また、セルフで使われるピーリングジェルは酸性が弱いため、深刻な黒ずみへの効果には疑問符がつきました。
一方、医療機関で行われるケミカルピーリングは、医師の診断に基づいて適切な薬剤、濃度、時間、頻度でピーリングが行われます。
そのためセルフピーリングに比べ、黒ずみ解消に高い効果が期待できます。
ただし、医療機関選びは慎重に行う必要がありますし、費用がかさんでしまうのも難点です。
みなさんのニーズに合わせて、最適なピーリングを選択し、脇の下の黒ずみが解消することを願っています!
脇の黒ずみの対策総合記事なら