医療レーザー脱毛施術時の麻酔の効果は?本当に痛くない?


    美容クリニックで受ける、医療レーザー脱毛は痛いと言われていますよね。
    特にVIOの痛みはハンパなものではなく、あまりの痛さに一度の施術で、脱毛に通うのが嫌になってしまった・・・という人もいるようです。

    その痛みを軽減するために、麻酔を用意しているクリニックも少なくはありません。
    麻酔といっても種類はいろいろありそうですが、脱毛の時はどんなタイプの麻酔が使われるのでしょうか?

    また、実際に麻酔をすれば、痛みは感じなくなるのでしょうか?
    今回は脱毛施術時の麻酔の効果について、まとめてみましたのでご覧ください。

    脱毛施術時に使用される麻酔の種類って?

    麻酔と聞くと、注射針を思い浮かべる人もいますが、脱毛の施術時に使用される麻酔は以下の3種類が一般的です。

    ・クリーム
    ・シールorテープ
    ・笑気ガス

    麻酔クリーム

    麻酔クリームってどうやって使うの?

    麻酔クリームの代表的なものには、“エムラクリーム”というものがあります。
    美容クリニックで、1部位3,000円程で脱毛施術時に使われることもありますし、ジェネリックをインターネット通販で購入することも可能です。

    使用方法は、まず患部の毛を剃り、清潔に洗い、完全に水気を拭き取ります。
    エムラクリームを3cm程チューブから出して手に取り、10円玉程の範囲に塗っていきます。
    肝心なのは範囲が広い場合にも丁寧に、均一な厚さで塗っていくこと。
    薄すぎると麻酔効果が低くなってしまいますし、塗りすぎても副作用のリスクがあります。
    均一な厚さで塗布できたら、サランラップでカバーします。

    およそ1時間後にラップをはがして、クリームを拭き取り、レーザー照射を行います。
    個人差はありますが、効果としては、「全く痛みを感じなくなる」というレベルのものではなく、皮膚表面がジンジンと麻痺しているような感じになります。
    麻酔の持続時間は1~2時間程です。

    残念ながら、VIOなどの毛が濃くて太い箇所へのレーザー照射の場合は、普通に鋭い痛みを感じてしまうことも少なからずあります。

    麻酔クリームの副作用は?

    以下のようなものが副作用の可能性としてあげられていますので注意してください。

    ・メトヘモグロビン血症・・・唇や爪が紫色になるチアノーゼ反応を起こしてしまう疾患のひとつです。
    ・アナフィラキシー様症状・・・アレルギーが原因で、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、全身潮紅、呼吸困難、血管浮腫、血圧低下、顔面蒼白、脈拍の異常、意識障害等の症状が出る可能性があります。
    ・意識障害、痙攣などの中毒症状
    ・その他、めまい、嘔吐、蒼白、紅斑、発疹、皮膚炎、倦怠感など

    これらの症状が現れたときは、ただちに使用を止めて、皮膚科の専門医へ相談してください。

    麻酔シール・テープ

    麻酔シールorテープどんなもの?

    麻酔シールも麻酔テープも、施術を受ける患部に貼れば、テープに含まれた“リドカイン”という麻酔薬が浸透して、痛みを感じにくくすることができるものです。

    基本的な使用方法は、まず患部の毛を剃り、清潔に洗い、完全に水気を拭き取ります。
    そして、テープにシワがよらないように、患部に貼って1時間放置してはがし、レーザー照射を行います。

    代表的なものには“ペンレステープ”というものがあります。
    個人差はありますが、麻酔クリーム同様、肌表面が麻痺した感覚になる程度で、VIOなどへのレーザー照射の痛みが完全になくなるということはあまりないようです。

    貼っている時間が長ければ、麻酔の効果も高まるらしく、1時間~2時間前に貼付すると効果が高いと言われています。
    麻酔の効果はおよそ4~5時間持続すると言われています。

    麻酔シールorテープの副作用は?

    以下のものが麻酔シールorテープの副作用としてあげられています。

    ・アナフィラキシー様症状・・・アレルギーが原因で、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、全身潮紅、呼吸困難、血管浮腫、血圧低下、顔面蒼白、脈拍の異常、意識障害等の症状が出る可能性があります。
    ・意識障害、痙攣などの中毒症状

    身体がいつもと違うと感じた場合は、ただちに使用を止めて、皮膚科の専門医へ相談してください。

    笑気麻酔ってなに?

    最後に笑気麻酔について見ていきましょう。
    笑気麻酔の場合、ガスを吸引します。

    このガスを吸引してしばらくすると、頭がぼーっとしてきて、まるで酔っ払っているときのような感じになり、痛みや恐怖、緊張に対しての感覚が鈍くなります。
    こちらも残念ながら、完全に痛みを感じなくさせるというものではありませんが、人によってはかなり効果があるようです。

    また、麻酔クリームやテープは1,2時間前に行わなければ効果がありませんが、笑気麻酔であれば、吸引して数分で効果が現れ、ガスの吸引をストップすれば麻酔の効果も切れます。

    笑気麻酔の副作用は?

    笑気麻酔には、亜酸化窒素という物質が使われます。
    この亜酸化窒素は非常に毒性の低いガスで、濃度さえ管理しておけば人体には無害です。

    麻酔クリームやテープを貼っても痛いって本当?

    上で述べたように、個人差はあるものの、麻酔クリームやテープを使用しても、VIOなどの毛が濃く太い部分へのレーザー照射は、普通に痛いことが少なからずあるようです。
    というのも、VIOなどの毛が濃い部分の毛根は皮膚から3mm程深い部分にあると言われています。

    レーザーを照射してこの毛根を破壊するわけですから、痛みが発生するのは肌表面ではなく、表皮から深さ3mm程下の部分。

    一方、麻酔クリームやテープによる麻酔の効果は、表皮から0.1~0.3mmくらいまで。
    あくまでも皮膚表面上のものなので、表面麻酔ではカバーしきれないというのが現実です。

    手術などの際には、表面麻酔を施した上で、深部への麻酔を注射で行っていくわけですが、これは医師が行う必要があるため、手間やコストの面からも、脱毛のために深部への麻酔が行われることはありません。

    ただし、表面麻酔であっても、人によっては痛くなかったというケースもあるので、あくまでも、痛みには個人差があるものだということを理解しておいてください。

    医療レーザー脱毛の麻酔の痛み「まとめ」

    脱毛施術時の麻酔について、詳しく見てきましたがいかがでしたか?
    基本的に、VIOやワキなどの毛が濃く太い部分は、麻酔をしても多少の痛みを感じると言う人が多いようですので、過度に期待するのは避けたほうが良さそうです。

    それでも、レーザー脱毛のあの鋭く刺すような痛みを緩和してくれるお守りのようなものなので、痛みが心配な人は利用してみてはいかがでしょうか。