芸能人やモデルさんのニキビ対策どうしてる?
女優さんやモデルさんでもニキビに悩む人は多いといいます。お仕事が不規則なことや、一日中お化粧をしたままの状態が続くことも多いため、にきび肌荒れを引き起こすことも少なくないようです。
撮影時に肌が荒れているとお仕事にも影響してくるため、肌のお手入れには十分に気を使っている人が多いようですが、ではモデルさんたちは実際にどのようなニキビ肌荒れ対策をしているのでしょうか。
女優さん・モデルさんたちのニキビ対策とは?
食生活は野菜中心
モデルさんたちの食生活は野菜中心の食生活をおくっている人が多いといいます。
特に、ニキビができやすい人や皮脂分泌が多い人ほど、脂肪分の多い食生活を控えて野菜を多く摂取しているといいます。お肌のためでもあるでしょうが、プロポーションを維持するという理由もあると思います。
実際に野菜中心の食生活というのは血中男性ホルモンの濃度を減らし、皮脂分泌を抑制する働きがあります。
男性ホルモンは皮脂を促す作用の他にもニキビの初期段階である角化異常(ターンオーバー異常によって角質が厚く硬くなる現象)を引き起こす要因であるため、肉類を控えて野菜を多く摂取することはニキビ対策に有効な食事法だといえます。
水分を多く摂取する
モデルさんは水分摂取をこまめに行う人が多いといいます。人間の身体は約6割が水分であり、身体が新しく生まれ変わるには適量の水分摂取が必要です。水分が不足すると、代謝が悪くなって肌荒れを起こすようになることがあります。
また、水分摂取によって血液中の男性ホルモンの濃度が抑えられることがわかっています。男性ホルモンはニキビや吹き出物の原因になることがあるため、水分摂取はニキビ対策に理想的な方法だといえます。
モデルさんの水分摂取は、ジュースやコーヒーなどは控えてミネラルウォーター中心の水分補給が基本みたいです。
水分摂取は1日あたり1.0~1.2リットル程度、汗をたくさんかいた日は1.5~2.0リットルが目安です。水分摂取が良いからといって1日にミネラルウォーターを2~3リットルも飲んでいると、かえって体調を乱す原因になることがあります。
ビタミン剤の活用
モデルさんや女優さんの多くは、サプリメントによってビタミン剤を摂取しているといいます。
女性誌のモデルさんの特集を見ても、モデルさんのほとんどがバッグにビタミンのサプリメントを携帯しているようです。美肌のためにサプリメントを摂取するように周囲からすすめられることもあるでしょう。
服用しているビタミン剤は製薬メーカーが販売している医薬品のものではなく、DHCやファンケルなどの健康食品メーカーのマルチビタミンやビタミンB群といったコンビニなどでも手軽に買える安価なものが多いそうです。
肌の健康とビタミンは深く関係しています。それは、ビタミンが肌作りに深く関与しているためです。特に、ビタミンB2やB6、ビタミンCなどはニキビや色素沈着予防のためにはとても大切なビタミンです。
ピルの活用
女優さんやモデルさんはニキビ対策とともに、撮影スケジュール調整のためにピルを服用している人も多いそうです。
ピルはエストロゲンとプロゲステロンの2種類の女性ホルモンがバランスよく配合されたお薬ですが、それを服用することで生理(月経)をコントロールすることができます。生理不順にも効果があります。
そして、ピルはニキビにも効果があります。ピルにはエストロゲンが配合されますが、それが男性ホルモンを抑制することで皮脂の抑制にもつながります。
また、卵巣で作られる男性ホルモンを抑制する働きや、皮脂分泌を促すプロゲステロンの体内量を抑えるので総合的にニキビ抑制になるのです。
ニキビ対策のピルは、マーベロンやファボワール(マーベロンのジェネリック)などがよく使用されます。にきび治療の場合は保険は効きません。自由診療です。
ピルのニキビ改善効果は70%くらいというデータもあり、わりと高い効果が期待できます。
ケミカルピーリング
ニキビが多発した場合、皮膚科などでケミカルピーリングを受ける芸能人は少なくありません。ケミカルピーリングは、角質を剥がす作用がある成分(フルーツ酸など)を使用して毛穴をふさぐ角質を除去し、毛穴つまりやニキビを予防する治療法です。
ケミカルピーリングは、ニキビに対して非常に即効性があり、毛穴トラブルに対して広く用いられます。
また、エステサロンなどでも皮膚科ほど高い濃度ではありませんが、ピーリング効果のある施術を行っていて、それを利用している芸能人は多いといいます。
アメリカのセレブもケミカルピーリングを利用している人も多いそうです。(アメリカ人の場合はシワや小じわ治療目的で行うこともあります)。
私が以前勤めていた美容クリニックにおいても、ある有名なタレントさんが来院されたことがありました。
その方はUゾーン(フェイスライン)に大きな赤ニキビが左右共に10コほどできていたのですが、ビタミン剤の服用や塗り薬(抗生物質)などと共にケミカルピーリングを継続したことで新たなニキビの出現や再発がなくなり、2ヶ月ほどでニキビ跡も薄くなっていきました。
腫れが酷かったため、微小のクレーター状の凹みがポツポツと残っていましたが、メイクでほとんどわからなくなるレベルまで早期に治すことができました。
角質ケア化粧品の使用
若いモデルさんは、ニキビ対策として定期的に角質ケアを行っている人が多いといいます。
角質が厚くなることで毛穴がふさがれ、毛穴汚れやニキビなどにつながってしまうことから、ふき取り化粧水などで優しく角質ケアを行っている人も多いようです。
実際に、肌にポツポツと小さなニキビができた場合、角質ケアを行うことでニキビの悪化の予防や、ニキビの芯の排出を促すことができます。
ただし、角質ケアをやりすぎると肌老化を促してしまい、肌が薄くなって敏感肌になってしまうことがあります。
ニキビ跡の赤み・黒ずみに暗めのコンシーラー
ニキビやクレーターなどの跡はメイクでカバーすることができます。
芸能人のメイクを手がけるメイクアップアーティストによると、ニキビ跡の赤みや黒ずみには、肌色よりもやや暗めのコンシーラーを使用してカバーすることが多いといいます。
明るい色のコンシーラーの場合は、薄く塗っても仕上がりが不自然になって浮いて見えてしまうことがあるためです。やや暗めのコンシーラーを使ったほうが、しっかりカバーしても自然な仕上がりを実現できるそうです。
また、頬にできたニキビにはチークで赤みをぼかすことでニキビ肌が反対にかわいらしく見えるようになることもあります。