塩野義製薬、ニキビの疾患啓発キャンペーンを実施、ブラックマヨネーズを起用した新TV-CMも放映開始

2013.10.16 20:16 更新

 塩野義製薬は、2010年からニキビに罹患した患者が早期に皮膚科を受診してもらうための啓発活動に取り組んでいる。これからもニキビに罹患した患者に正しい情報を伝え、自己対処で済まさず、痕が残らないように、患者が皮膚科を受診しやすい環境づくりをバックアップするべく、今年も10月17日からニキビの啓発キャンペーンを実施する。今回のキャンペーンでは、お笑いコンビのブラックマヨネーズを起用した新TV-CMを順次放映開始する。このキャンペーン概要および新TV-CMの内容についての発表会を10月16日に開催した。発表会では、ブラックマヨネーズが登場し、新TV-CMのシチュエーションを披露した他、ニキビができた場合の正しい対処法などについて紹介した。

 今回のキャンペーンでは、お笑いコンビのブラックマヨネーズ(吉田敬さん、小杉竜一さん)を起用し、新TV-CM「もしもブラマヨの吉田がもっと早く皮膚科へ行っていたら」第1話を10月17日から、第2話を11月から順次放映を開始する。「ニキビができたらまず皮膚科へ」をメッセージとして、皮膚科医によるニキビ治療を受けることで、患者のQOL(生活の質)の向上が可能であることを発信していくという。

 


 新TV-CM発表会では、CMの演出そのままに、トレンディ俳優となった吉田さんがすべすべの肌の特殊メイクで登場。さらに、CM上の架空のお笑いコンビ「ブラック七味」として小杉さんと、俳優の有山尚宏さんが漫才を披露した。このステージ終了後、塩野義製薬 医薬営業本部長の久米龍一常務が挨拶した。「ニキビができたら皮膚科を受診してほしいとの思いから、ニキビの疾患キャンペーンを2010年から行っている。ニキビは、自分で判断して治してしまおうと考えると、後々痕になってしまう」と、ニキビを自己判断で治療する危険性を説く。「ニキビは尋常性ざ瘡という疾病だ。ニキビが病気であるという点を、ブラックマヨネーズの二人に知らしめてほしいと思っている」と、ブラックマヨネーズが出演する新TV-CMを通じて、ニキビは病気であるということを多くの人に知ってもらいたいと訴えた。

 続いて、ブラックマヨネーズの吉田敬さん、小杉竜一さんと、有山尚宏さんが登場し、TV-CMの撮影秘話などを教えてくれた。「2時間半くらいの時間をかけて特殊メイクを施した」という吉田さん。「メイクをしてくれた女性に、私は人間をモンスターにしたことは何度もあるがその逆は初めて、といわれてショックだった」と、いかに大変身したかをユーモアを交えて披露してくれた。一方、有山さんもニキビ顔にメイクをしてもらって、小杉さんの相方を熱演。「漫才をやったことがなかったので、とても緊張した」と、プロの漫才師と漫才をする役に動揺したと語っていた。これを聞いた小杉さんは、「初めは相方が違うということで緊張していたが、やっていくうちに息が合ってきて、気持ちよく漫才をすることができた」と、撮影では1つの漫才を何度も撮りなおすという作業を行っていたことを教えてくれた。吉田さんは、二人の漫才を見て「正直にうまいと思ってしまった」と、初めてコンビを組んだとは思えない息の合いようにジェラシーすら感じている様子だった。

 そして、有山さんが降壇後、塩野義製薬 製品戦略部 ディフェリンチームの川村智香氏が登場し、ブラックマヨネーズとニキビについての悩みやエピソードについてトークショーを行った。「中学一年生ぐらいからニキビができた。もう、ニキビになってからの年数の方が長くなってしまった」と、ニキビ姿でない頃が思い出せなくなってしまったという吉田さん。「ニキビはすぐ治ると思っていたら、顔全体に何個もできてしまった。これをどうにかしようと思って、マッサージ器を買ったのだが、ついニキビに強く押し当ててしまって、ニキビが潰れてしまった」と、ニキビを自己流でケアしてしまったことが、大人になって穴が開いた状態になってしまった原因と話していた。このエピソードに川村氏は、「ニキビを潰してしまう人は多いが、自分で潰すと炎症を起こしてしまい痕が残ってしまう」と、自己流でニキビを潰してしまうのは危険であると指摘。「ニキビができると、触ったり、擦ったりする人がいるが、それだけで潰れてしまう場合もあるので気をつけてほしい」と、ニキビができても基本は、触らないようにすることが大切であると説明していた。

 「チョコレートやナッツを食べているとニキビになりやすいと聞いたことがある」と小杉さん。吉田さんも、「小さい頃はチョコレートが大好きだった」と、チョコレートの食べ過ぎがニキビの原因であると思っている様子。これについて川村氏は、「チョコレートやナッツがニキビに良くないという科学的根拠はない」とのこと。「ある食べ物が原因というよりは、規則正しい食生活を心掛けてほしい」と、偏った食生活などを見直すことの方が、ニキビケアには良いと話していた。「また、若い人は何度も顔を洗うが、それもニキビにとってはよくない行為。1日二回程度の洗顔にとどめることをおすすめする」と、洗顔もやり過ぎはあまりよくないと川村氏は説明していた。

 これらの話に真剣に耳を傾ける吉田さんに対し、どこかうわの空の小杉さん。「ニキビが全くできないので、ニキビケアなど考えたこともない」という。「しかし、大人でもニキビができるので注意が必要」と、川村氏は警告。「目に見える赤いものだけがニキビとは限らない。白ニキビ、黒ニキビ、かくれニキビなど様々なニキビが存在する。ニキビは繰り返しできてしまうので、ニキビができたらすぐに病院に行ってもらうことが重要だ」と、ニキビと感じたら、皮膚科を受診してほしいと訴えた。この話を聞いた吉田さんは、「ニキビが病気だとは思ってもいなかった」と驚いている様子。小杉さんも、「自分で治せると思っていた」と、ニキビで病院に行くという発想がなかったと話していた。川村氏は、「ニキビは尋常性ざ瘡という病気であるため、健康保険で治せる」とのこと。「ニキビに良い薬もできたので、ニキビができたと思ったら、すぐに皮膚科に行ってほしい」と、まずは病院で治療してもらってほしいと呼び掛けた。

 最後に小杉さんは、「周りでニキビに悩んでいる人がいたら、すぐに病院に行った方が良いということを教えてあげたい」と、今日学んだ内容を多くの人に伝えたいと話していた。吉田さんは、「ここまで聞いて皮膚科に行かないなんて、どうかしてるぜ」と、持ちギャグに絡めながら、ニキビが病気であるということを訴えていた。

塩野義製薬=http://www.shionogi.co.jp/
ニキビは皮フ科へ.jp=http://www.nikibi-hifuka.jp/