豆乳でニキビの悩みを解消できるのか?
豆乳の栄養素
豆乳にはたんぱく質、食物繊維、ビタミンB2、オリゴ糖などの栄養素が含まれています。100g中、35%がたんぱく質、19%が脂肪、28%が炭水化物、17%が食物繊維、5%が灰分、残りはオリゴ糖とビタミン、ミネラルです。
たんぱく質は植物性のもので、必須アミノ酸がバランスよく含まれています。豆乳の脂肪は不飽和脂肪酸からなる植物性のものなので体に悪いものではありません。(ガン、糖尿病、肥満の予防になる脂肪分です)
植物性たんぱく質と食物繊維が豊富で、さらにオリゴ糖やビタミンなど肌を整える栄養素も含まれています。他の食品に比べて非常に栄養素が高く、美肌効果に毎日飲んでいる人も多いです。
次の項では、栄養素別にニキビ肌への働きかけについて説明していきます。
栄養素別ニキビ効果
たんぱく質
たんぱく質は、筋肉や皮膚、骨、血液などをつくりだす役割を果たします。約20種類のアミノ酸が結合してできて、その内9種類は体内で合成できず、食品から摂取する必要があるため「必須アミノ酸」と呼ばれています。
必須アミノ酸が不足すると、ターンオーバーが遅れ、肌につやがなくなったり傷が治りにくくなります。豆乳には9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれています。
豆乳の良質なたんぱく質を摂ることで傷ついた皮膚細胞の再生が活発になり、ニキビの回復が早くなります。
イソフラボン
イソフラボンには女性ホルモンを補う作用があります。この効果によって肌トラブルの大敵である、ホルモンバランスの乱れを防止するというわけです。ニキビは体内のホルモンバランスが崩れた場合にできやすいニキビを予防します。
ビタミンB群
皮脂の分泌を抑え、分泌を適切に保つ働きがあります。
食物繊維
胃で消化されないまま腸に届いて、腸のぜん動運動を活発にし排泄を促します。
腸に溜まった老廃物や毒素は長く蓄積されると血液に溶け込み、汚れた血がニキビの原因になります。
食物繊維はこれらの毒素の掃除役です。毒素をため込まない体をつくってくれます。
オリゴ糖
排便の手助けをする菌のエサになります。善玉菌という腸の内容物を綺麗に保つ菌のエサになり、腸内環境を整えます。
豆乳のニキビ効果まとめ
肌の再生を高めるたんぱく質に腸を綺麗にする食物繊維とオリゴ糖、肌の調子を整えるビタミンなどニキビ肌に良い働きをします。
豆乳を飲んでニキビが改善する人としない人
ニキビのでき方には主に2種類あります。オイリー肌でニキビができるタイプと毒素でニキビができるタイプです。
オイリー肌タイプ
オイリー肌でニキビができるタイプは、顔がテカりがちで、皮脂の分泌が多いのが特徴です。単純に皮脂の分泌が他人より多いので、その分毛穴に皮脂が詰まりやすく、ニキビができます。
元々肌質がオイリーな人はもちろん、思春期で一時的に肌が脂っぽくなっている人もこれに当てはまります。第二次性徴によってホルモンバランスが崩れ皮脂が盛んに出ているのです。
このタイプには豆乳は効果はありません。洗顔料を変えてみたり、正しいスキンケアをすることで外から治療する必要があります。(脂性肌は遺伝的な部分も多いので完全に肌質が変わることはありませんが、理にかなったスキンケアで改善の方向にもっていくことはできます。思春期ニキビは肌の特性上16歳~18歳に一時的にホルモンバランスが乱れ、脂性肌になりますが、同様のスキンケアで皮脂分泌を抑えることができます。思春期の肌質は高校を卒業した頃から落ち着いてくるので時間が解決してくれる部分もあります。)
毒素タイプ
加工食品の摂りすぎや不摂生、外食中心の食事を送っていると腸内に老廃物が溜まっていきます。長く排泄されなかった老廃物はやがて腐敗し、有害物資の毒素を作り出します。この毒素が血液に溶け込み、毒素を含んだ血液が皮膚に到達し、毛穴を刺激してニキビができるのです。
体の中にたまりにたまった毒素が肌の排泄活動として吹き出物になるのです。このタイプには豆乳は大変効果的です。前述した通り、豆乳には腸内を掃除してくれる食物繊維とオリゴ糖が豊富です。含有量は食物繊維が17%、オリゴ糖が5%を占めます。
毒素の排泄に最適な飲み物なのです。豆乳を毎日飲んでいると、尿の色が濃い黄色になります。また排便の臭いが耐えられないほど強烈になります。
これは長く体内にたまっていた老廃物が排泄されたことを意味します。1か月くらいすると尿の色は透明になり、排便の臭いも収まっていきます。毒素が抜けきるとニキビのトラブルも消えていきます。
普段から体内毒素を気にかけていない人や便秘気味の人には、豆乳がおすすめです。
豆乳が健康や美容にもたらすパワーについては古くから言われていることであり、人の体に良いことは栄養素を見れば一目瞭然です。ニキビへの対処を含め、身体のバランスを常に整える目的としても、豆乳を日常生活で摂取することは非常に良いことです。
豆乳以外に同様の効果が得られる食べ物
豆乳とは大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮つめた汁を漉した飲料です。原料は100%大豆です。
豆乳以外でも大豆製品でしたら、同じ栄養素があります。毎日摂取しやすいのは、黒豆、黒豆きな粉、きな粉です。
今ブームの黒豆は大豆の栄養素に加え、ポリフェノールも含まれているので抗酸化作用があります。
黒豆はダイエットにも利用される食べ物で、毒素を排泄して体の内側から浄化するデトックス効果が高いです。以下、黒豆でニキビ治療にした人の証言を載せておきます。(書籍より)
豆乳と合わせて食べるとより効果的なもの
食物繊維には水溶性のモノと不溶性のモノ2種類あります。大豆には水分の含有量の多い水溶性食物繊維が含まれています。腸の毒だしには2種類の食物繊維をバランスよく摂取することが大事です。
そこで豆乳にプラスして、青汁も一緒に飲むとよいでしょう。青汁には水溶性と不溶性の食物繊維がバランスよく含まれています。さらにビタミンC、ビタミンB、ビタミンE、ミネラルが豊富です。
肌に優れた栄養素が凝縮されているのです。大豆と一緒に青野菜を摂取して頑固なニキビ体質を一掃しましょう。
効果がでる期間
新陳代謝といいますが、肌は1か月単位で新しく生まれ変わっています。真皮部分から新しく皮膚細胞が生まれ、上の押し上げられる形で表皮部分の細胞が垢として落ちていくのです。
新陳代謝を繰り返しているためニキビはすぐには消えませんが、まずは1か月続けることが大切です。体内毒素が抜けきると、皮膚の細胞も生まれ変わり、ニキビはできにくくなります。