体臭が気になる季節!制汗剤では消せない本当の原因と未病のサイン
この春から新生活を始められた皆さん、新しい環境には少しずつ慣れてきましたか?生活の場所や仕事が変わったり、新しい人間関係がスターとする場合、誰でも多少の緊張が伴います。その緊張で汗をかくこともよくあることです。汗だけじゃなく、体の臭いを気にされることもありますね。
体臭はとりあえず制汗剤でいいの?
若い方に限らず、汗と臭いに敏感な方が最近増えてきたように思うのですが、どんな対策をなさっていますか?どうしても外出の直前になって対処することにとどまりがちです。出掛けのシャワーやデオドラント製品は一時的な抑えに過ぎません。
「臭いものに蓋」をし、臭いの元が取り除かれない限り、体臭の心配は続きます。しっかりケアしたつもりでも、厄介なことに体臭は自分で気づきにくく、人から指摘もされにくいものです。
となると、ご本人も必要以上に神経質になったり、中には素直に認めたり自覚しにくいという感情レベルでのバリアもあるようです。
世の中には汗や臭いを抑えるという名目の制汗剤やデオドラント製品がたくさんあります。一見優れものに思える商品ですが、そこに頼って汗や体臭を手軽に抑えたり消したつもりでいると、体臭の元となる「体の内側の原因」に気付けません。時間をかけて病に近づいている、そんなリスクが隠れているかもしれません。
体臭は体調と病気のサイン
先日、腋臭(ワキガ)に悩んでいる女性が「乳がん」と宣告されました。30歳を目前にしたその女性は慢性的な肩こりにも悩んでいました。また春夏に限らず一年中、制汗剤が欠かせませんでした。
スタイルもすらっとして一見病気とは無縁に見えた彼女ですが、やや猫背で肩が前に出ている姿勢をされていました。食生活は三食に炭水化物を食べ、スイーツも大好きです。彼女の年齢でいきなりのステージ3の乳がんの宣告は本当に耳を疑う話でした。
検査を受けるしばらく前から、実は身体はサインを出していたように思います。その一つが慢性的な「肩こり」、もう一つが「腋臭」です。ひどい肩こりは「頭の位置のズレと支え方の間違い」を知らせています。
そして、口臭、腋臭、体臭が気になる場合、何らかの「内臓の問題を教えてくれるサイン」として読むことが大切だと思います。
「まさか!」と思うようなことが起きるずっと前から、体内では何か処理に困ることが起きていたのではないか、体臭もそうした身体の状況を体の持ち主に知らせる「アラームの一つ」と捉えてみると、けっして突然の発症ではなかったと推測してみるのです。
私たちは痛みや痒みの感覚を薬で抑えたり、体から発する臭いを嫌がって外から抑えてしまいがちです。「身体からのお知らせ」を安易に消し、安心してそのまま時間を先延ばし、状態をこじらせたり発見が遅くなっては何にもなりません。
サラサラのエクリン腺とベタベタのアポクリン腺
基本的に汗をかくことと臭いの問題は別です。汗には体温調節や毒素の排出の役目がありますから、適度に汗をかくことはむしろ必要です。汗腺トレーニングと言って、日常的にサラサラの汗をかかせるエクリン腺を鍛える方法があります。そういった意味で適度な有酸素運動や半身浴、岩盤浴、足湯などはおススメです。
画像はイヴの憂鬱より引用
背中にかく汗はエクリン腺なので、無臭で色もつきません。一方アポクリン腺は毛根と一致して開口していることもあり、わきや生殖器、耳の中など限られた部分に存在すします。こちらは身体から出る皮脂と混ざり合い、皮膚の雑菌と反応し、酸化されて臭いとなります。このアポクリン腺が人を悩ます独特な臭いの元を作ります。
アポクリン腺を手術で除去し体臭の悩みを一気に解決できるかというと、これも再発の可能性や傷跡のことを考えるとおススメしたくありません。手術は救急時の、生死にかかわる場合の非常手段と考えたいです。どんな手術もそれでゴールと思っていると、「こんなはずじゃ」ってことがありますので十分考慮しましょう。
ついでに、暑くなって熱中症になりやすい方は汗をかきにくい傾向がありますから、普段から体を冷やさず、温かいものを召し上がり、適度に動きましょう。
「体にも年間計画」があります。ひとつ前の季節の過ごし方、例えば暑くなる前から体に準備させておくのが次の季節の安心につながります。
体臭を食べ物でコントロールする!
以前、糖質を制限してから花粉症がグッと軽くなったとお伝えしました。体臭も食べ物の質と内容で変化すると思っています。加齢臭を気になさっている方は、食事の内容をさっそく気にしてみましょう。
口から入れるものが身体を作る材料なわけですから、何を材料として体に入れるか、それによって身体が影響されるのは自明です。
どんな食べ物が現代人の悩みに繋がっているかといえば、多くの人が主食として習慣的に食べ、また疲れていると甘いものを食べ、フルーツや味付けにも甘さを求め、一度覚えた習慣や味覚がやめられなくなった食べ物。それは身の回りに溢れた「糖質」です。
糖質と体臭
多くの人が当たり前に続けてきた食習慣が、昨今は病気や体質の問題に影響していると考えられ、薬での解決にも無理があることが認知されてきました。
食習慣の改善として、「摂取カロリーより糖質が問題」とされ、「糖質の制限」が少しづつ認識されるようになって来ました。
体臭を気にしたり、ナーバスになっていらっっしゃる方は、今日から食事内容を見直してみましょう。炭水化物(糖質)に偏っているとしたら、良質のたんぱく質や温野菜、汁物を加え、満足感を得ながら糖質を減らしてみましょう。
菓子パンを食事代わりにするなど、手軽な食事ほど余計な物を摂りすぎ、反対に必要な栄養素が欠けている傾向です。外食が多い方は、ふだんから卵、豆腐、納豆、海藻類(モズク、めかぶ、わかめ、とろろ昆布)、チーズ、ナッツ類など、チョイ足ししやすい食材をストックしておくといいですね。血糖値を直ぐに上げず、たんぱく質、ミネラル、食物繊維を補いましょう。
全身の細胞が入れ替わる三か月を目安に頑張ってみてください。気になっていた体臭だけでなく、アレルギー体質、身体のだるさや眠気、イライラ感も変わってきます。
あとになって「検査で見つかった!」では遅いのです。未病を維持、コントロール出来るのは自分だけ。まずは小さな気づきから出発し、身体の想いに耳を傾けましょう。それが出来ると、いつのまにか自分から体に協力出来るようになっています^^
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