有機野菜で作る生グリーンスムージーが危険といわれる理由


    生野菜で作るグリーンスムージーを毎朝飲んでいます!と聞くと、とっても健康的なイメージですね。しかし実は野菜で作るスムージーは野菜の種類によっては危険かもしれないということを知ってますか?

    良かれと思って有機野菜で作っていたグリーンスムージー。
    美容と健康のためにあえて高い生野菜を購入して作っているのに、逆効果だったりしたら元も子もありませんよね。

    今回は有機野菜の危険性と、グリーンスムージーを作るのに適した野菜についてお伝えいたします。

    有機野菜の危険性―オーガニック(有機)の定義とは?

    有機野菜=オーガニック野菜とは科学農薬や化学肥料に頼らず、自然のものを使って栽培された野菜のこと。

    スーパーに行けば野菜売り場でちょっとお高めの価格で売られている「有機野菜」「オーガニック野菜」コーナーがありますよね。

    私たちが「有機」や「オーガニック」と聞くとまず思い浮かべるのは食品ですが、もともとは化学の力に頼らず、遺伝子組み換え技術や環境ホルモンから自然の生態系を守り、健全な食物連鎖の循環を目指すというのがその目的です。

    JASでは化学農薬や化学肥料を使っていない畑で作られた野菜を「有機野菜」と認定するにあたり様々な基準を設けており、基準をクリアして認定された野菜には以下の「有機JAS規格」マークをつけています。

    最近は食の安全性を求める消費者からの声も高まっているため、「これまでずっと化学農薬や化学肥料を使用してきたが、有機栽培に転換した」という農家の方も増えています。

    しかし、JAS基準が厳しいために、基準を満たしていないにもかかわらず、勝手に「有機野菜」を表示してしまう野菜があることも事実。

    さらに言えば、仮にJASの基準をクリアしたとしても、JAS基準では有機野菜は全く無農薬というわけではないのです。

    有機野菜の問題点とは・・・
    • 農薬については31種類も認められている(使っても有機野菜として販売できる)
    • 科学肥料はNGだが、有機肥料はOK(有機肥料が安全ということではない)

    ここで「えっ!?」と思ったあなた、これから詳しくご説明しますね。

    “有機“ならば安全かというと…?そうでもないものがある

    繰り返しますが、有機野菜が100%安全ではないということをまず知っておきましょう。

    有機野菜といえども、指定された農薬は使用可能である上、使われる肥料にも問題があるからです。

    化学肥料は使用できませんが、有機肥料は使用制限がないに等しいのです。
    その有機肥料は、原料によって以下のとおり動物性と植物性に分けられます。

    • 植物性―油粕や米ぬかなど
    • 動物性―牛・豚・鶏など家畜の粉や魚粉、牡蠣殻など

    有機肥料の成分や品質についてはコントロールできないので自然任せ。
    そのため土の状態を一定に保つにはちょっと不向きです。

    また、肥料にできる段階まで分解させるのに時間がかかるため、農家にとっては時間とコストがかかる肥料でもあります。

    そのため、有機肥料のなかには実は未発酵の状態のまま出荷されているものもあります。

    未発酵の何が悪いのかというと、原料となる家畜の糞や残飯、サルモネラ菌やO157などの有害な大腸菌が肥料に含まれたままであることです。

    さらに、肥料は化学肥料でも有機肥料でも窒素を含んでいますが、肥料から栄養を吸収して育った作物はその窒素を発ガン性物質である「ニトロソアミン」という物質に変換させる「硝酸性窒素」に変えて蓄えると言われています。

    確かに、安定して作物を収穫するには肥料が必要ですよね。
    農作物は土壌の栄養を吸収したまま収穫されてしまうため、本来ならば育った植物が腐敗して養分になるというプロセスを辿るわけですが・・・それがありません。

    無肥料のまま作物を収穫していたら当然その土地は痩せてしまいます。だからこそ肥料は必要なのですが・・・肝心の肥料の内容についても確認しないと、かえって危険ということにもなりかねないのです。

    「オーガニック」と表示があれば「安全そう」「体に良さそう」と思わされがちですが、一概に私たちの想像する「安全」とオーガニックは同じとはいえなさそうです。

    野菜の農法について改めて確認―有機(オーガニック)・無農薬農法・自然農法の違い

    ここでいったん、野菜の農法について改めて簡単におさらいしてみましょう。

    農法有機(オーガニック)農法無農薬農法自然農法
    農薬指定農薬以外使わない使わない使わない
    科学肥料使わない使わない使わない
    有機肥料使う使う使わない
    備考JAS基準以外にも独自に名乗っている業者もありよく似た言葉で「低農薬栽培」があるが、低農薬栽培の場合は、一般的な使用量よりも少ない量の農薬や化学肥料を使っている有機肥料も使わない、除草もしない場合もある
    合鴨農法などはこちらに該当

    もともと、農薬や化学肥料は農産物を作るためのコストを下げ、安定的に一定品質の野菜を供給するために開発されています。

    それらを使わないとなると、作物は病気にもなりやすく、虫害も受けやすくなるので、農家の方の手間や費用がかかる上に、大きさや色といった品質の保証も出来ません。

    もちろん、自然農法や無農薬農法、そして有機農法の方が残留農薬などの心配を考えると「安全」ですが、常にそれらの野菜を食べるとなるとかなりの費用が掛かることになります。

    生野菜を使うグリーンスムージーを作るなら無農薬野菜か自然栽培

    近年のローフードブームで、野菜を生のまま食べることが見直さてきていますが、もともと野菜を加熱調理していたのは、そのまま食べると危険なものが多くあったからです。

    生のままミキサー(ブレンダー)にかけて作るグリーンスムージーの場合は、野菜の品質をチェックしないでそのまま使うと、場合によってはかえって健康を害しかねません。
    グリーンスムージーを作るのであれば無農薬野菜か自然栽培の野菜を使うようにしましょう。

    グリーンスムージーは有機野菜より粉末が便利

    とはいっても、ただでさえ高い野菜の中から品質の良いものを選び、組み合わせを考え、適当な大きさに切り、ミキサーにかけて、後片づけも・・・・・毎朝の手間を考えると、始める前からやる気が失せてしまいそう。

    野菜を乾燥させて粉末にしたグリーンスムージーは、簡単・手軽に必要な栄養を取れるとあって、いま大人気。無農薬野菜をつかったものなど、いろいろなメーカーからも発売されています。

    毎日飲むものだから、品質にこだわった野菜を使用し、無香料・無着色・甘味料無添加といった特徴のある粉末スムージーを選ぶことで、日々の野菜不足を克服しちゃいましょう!

      グリーンスムージー
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