いつもSelectionCoffeeをご覧になっていただきありがとうございます。
今日も素敵な一杯とめぐりあえましたか?
先日、千歳船橋と狛江と代々木上原に店舗をお持ちの、スペシャルティコーヒーのパイオニアとして有名な、堀口珈琲に友人と行ってきました。
どのコーヒーもすごく美味しかったのですが「どこの国の豆が使われているのか」ということが全くわからない我々・・・。
ということで今回は、「珈琲の違いが分かるようになりたい!」という同じ思いを抱いているSelectionCoffeeをお読みの皆様に、産地ごとの味の違いをご紹介いたします。
これを読んで一緒に「違いの分かる珈琲好き」になりましょう!笑
第一弾は「中南米エリアの代表的な産地」です。
目次
ブラジル
【生産量・輸出量ともに世界一のコーヒー大国】
18世紀から生産量・輸出量ともに世界一、栽培面積も世界一、消費量もアメリカに次ぐ第2位というコーヒー大国です。
【特徴】
程よい苦みと深いコクがバランスよく合わさったものが多く、酸味はあまりありません。
【主な銘柄】
・サンタナ
(甘みとコクが強めで、酸味はあまりありません)
・サントス No.2
(世界一飲みやすいといわれています)
・ナチュラルハーフ カフェイン ローリナ
(華やかな甘みのある香りが特徴です)
コロンビア
【様々な気候が作り出す個性的な味わい】
古くから、日本ではコロンビアの豆といえば力強い甘みと濃厚なコクが特徴でしたが、近年ではこだわりを持った栽培を行うスペシャルティコーヒーへの取り組みにも積極的です。品種改良が進み、幅広い味わいを持つコロンビア産の豆が生産されています。
【特徴】
力強い甘みと濃厚なコクがあります。
【主な銘柄】
・エルミラドール
(アーモンドやメープルシロップのような風味です)
・スプレモ
(円熟した酸味となめらかなコクがあります)
・ゲイシャ
(上質なコクとすっきりとした後味)
グァテマラ
【ブレンドのベースからスペシャルティへ進化】
グアテマラの豆はブレンドのベースとして重宝されてきました。しかし近年では、スペシャルティコーヒーに力を入れる農家も増え、特徴的な豆も次々に誕生しています。
【特徴】
香りがよく、果実に似た強い酸味があります。
【主な銘柄】
・ブエナビスタRA
(フルーティーで芳醇な香りと、しっかりとしたコクがあります)
・SHB
(シトラス系のさわやかな酸味があります)
メキシコ
【オーガニックの豆も栽培する新興のコーヒー豆栽培国】
中南米の他の国に比べるとコーヒー豆栽培の歴史は浅いですが、近年では国別コーヒー豆生産量でトップ10に入る生産国に成長しました。近年ではオーガニックのコーヒー豆が生産されるようになり、日本でも徐々に人気が高まっています。
【特徴】
なめらかなコクとさわやかな酸味があります。後味はすっきりなので、飽きずに飲み続けられます。
【主な銘柄】
・サンタテレサ
(甘みと酸味のバランスが良く万人に好まれる味です)
・ラ・エラデュラ
(糖度の高いグアバやバナナのような香りが特徴です)
パナマ
【世界に衝撃を与えた香り高いゲイシャ種が誕生】
コーヒー豆の栽培に適した気候であり、多くの高品質な豆が生産されています。特に、2004年にパナマ国内で開催された国際品評会で話題となったゲイシャ種は、過去のコーヒー豆にないほどの芳醇な香りで、世界のバイヤーに衝撃を与えました。
【特徴】
香り高い豆が多く、酸味はフルーツのようにさわやかです。
【主な銘柄】
・エスメラルダ
(ベルガモットやジャスミンに似た香りが特徴です)
・SHB
(クリーミーな舌ざわりと、上質な酸味、さわやかな甘みを兼ね備えています)
ジャマイカ
【地域名を冠した高級豆ブルーマウンテンの産地】
日本でも古くから高級豆として名高い「ブルーマウンテン」が栽培されています。甘みや酸味、苦味、コクのバランスがとても良く、初心者からコーヒー通までが満足できる味わいです。
【特徴】
甘み、酸味、苦味、コクのバランスが非常に良いです。
【主な銘柄】
・ブルーマウンテン
(フローラルな香りと芳醇な味わいが特徴です)
ホンジュラス
【今後さらに期待のかかる豆栽培の成長エリア】
標高が高く昼夜の寒暖差が大きいため、コーヒー豆の栽培に適しています。近年、品質の向上に意欲的な農家が増え、輸出量が増加しました。さらに質の良い豆の生産が期待されています。
【特徴】
クセがなくマイルドでほどよい酸味があります。
【主な銘柄】
・エルデュラスノ
(ストロベリーやチェリー、マスカットが混ざり合ったフレッシュな香りが特徴です)
エルサルバドル
【世界で評価される”パカマラ種”が誕生した国】
中央アメリカエリアで最も国土が小さい国です。国をあげて豆栽培の支援を行い、パカマラ種という品種が誕生しました。オレンジに似た果実感があり、多くの品評会で賞を受賞しています。
【特徴】
なめらかでマイルド、さっぱりとした後味です。
【主な銘柄】
・エルモリート
(クリーミーな舌ざわりにレモンのようなさわやかな酸味があります)
ニカラグア
【国際的に評価が急上昇中の注目国】
ニカラグアは、中央アメリカの中では豆栽培に関して後発ですが、2002年の「カップ・オブ・エクセレンス」により品質が急上昇しました。フルーティーな味わいで国際的に評価を高めています。
【特徴】
フルーティーな香りと後味の甘さがあります。
【主な銘柄】
・エルボスケRA
(オレンジのような甘みのある酸味があります)
コスタリカ
【高品質なシングルオリジンを多数生産するコーヒー新興国】
小規模な農園が多く、かつては複数農園の豆を混ぜ合わせた商品がほとんどでした。現在はコーヒー協会の支援により、シングルオリジンの生産国として知られるようになりました。
【特徴】
上品な酸味と深いコクがあります。
【主な銘柄】
・ラスラハス農園
(黒蜜のような濃厚な甘い香りがあります)
ペルー
【オーガニックに力を入れるコーヒー豆栽培の理想環境】
肥沃な土壌や安定した湿度など、コーヒー栽培に理想的な環境です。近年は国を挙げて有機農法に取り組んでおり、国内生産量のおよそ3割をオーガニックコーヒー豆が占めています。
【特徴】
マイルドの中に程よい酸味があります。
【主な銘柄】
・オレンジ農園
(伸びやかな酸味があります)
いかがでしたでしょうか??
中南米の代表的な11種を覚えただけでも、かなりツウに近づいたと思います。
とはいえ、実際に飲んで自分の舌で確かめないと本当の違いはわかりませんよね。
珈琲を飲むとき、ぜひ違いを意識して味わってみてはいかがでしょうか!
貴方にとっての最高の一杯とめぐりあえますように!