1.▶まず「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」とは??

2.▶少しでも足がおかしいな、と思ったらまず近くの動物病院へ。

3.▶では、あなたの愛犬のグレードは??(グレード1〜4)

膝蓋骨脱臼には、1(軽度)〜4(重度)のグレード分けがあります。
「グレード3〜4」が基本的には手術、根本的治療が必要とされています。
まずは愛犬はどの【グレード】にあてはまるかを確認しましょう。(下記リンク参照)

4.▶膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう:パテラ)と診断されたら

【グレード1〜2】ではほとんどの動物病院で、「このまま少し様子を見ましょう」という判断が多いようです。体重や運動の管理、そして家での滑らない環境作り(フローリングには滑らないマットを敷くなど)が求められます。

【グレード3〜4】足を上げている割合が地面についてる状態より多くなっている場合はグレード3〜4と考えられるため、根本的な治療はやはり手術になります。放っておいて完治する病気ではありません。散歩に行けない、走れないとなると犬の精神的ストレスに繋がるとともに、骨の変形で歳を重ねるごとに手術が難航になります。

初期の段階の犬には、骨が強くなるサプリメントなどが言われますが、正直どこまで効いているかわかりません…。気休めとはいえ、我が子に買ってしまいます…。

5.▶膝蓋骨脱臼の手術を考える=病院(名医)を探す

最初に診てもらった病院で手術を勧められた場合。まずその病院で手術などを行っていない場合は先生が大きな動物病院などの紹介状を書いてくれます。このパターンが一番スムーズな流れだとは思いますが、私自身の愛犬(ポメラニアン)の発症が生後7ヵ月だったこともあり、一度セカンドオピニオン(他の動物病院の獣医の意見を聞く:子犬にメスを入れることに抵抗があったため)を決めました。自分の住んでいる地域の獣医をネットで調べまくり「膝蓋骨脱臼」に特化している病院を探し、日本の獣医外科学会が認定する「獣医外科専門医30人」に選出された院長が在籍されている動物病院で手術を決めました。

まずは住んでいる地域で「膝蓋骨脱臼」などの手術を行っている病院を探しましょう。
そしてまずは電話で問い合わせし、予約を入れましょう。実際に手術される獣医とお話し、納得できるまで私は質問しました。

6.▶ペット保険は加入してますか?

ペット保険に自ら加入していないと治療費は全額負担です。しかし、加入していれば、「3割負担」/「5割負担」などのプランで手術費用もずいぶん抑えることができます。しかし注意しなければいけないのが、“発症してからの加入は難しい”ということ。つまり、「膝蓋骨脱臼」と診断されてからでは遅いのです。子犬の時(病気にかかる前)にペット保険は加入しておくべきでしょう。最近では多くのペット保険商品が出ているので、愛犬に合った、そして飼い主の負担にならないような商品(毎月の掛け金)を選びましょう。

ちなみに【先天性】の場合は保険は下りませんと言われました。この場合は、買ったペットショップへ問い合わせましょう。

7.▶いざ手術。ところで手術費はいくらぐらいかかるの…?

膝蓋骨脱臼の手術と言っても、その犬に一番適切な施術がされるため、10頭10通りです。
とはいえ基本的な手術といえば、滑車溝(くぼみ)を削って深くすることにより膝のお皿が外れないようにする、膝蓋骨整復手術です。以下のリンクはau損保「あうて保険」が概算で出している目安ですので一度ご覧ください。▽▽▽▽▽

8.▶無事手術終了。入院、そしてリハビリへ。

手術はガス麻酔で、1時間ちょいで終わりました。翌日から毎日面会に行ってました。
我が家の愛犬は1週間入院し、同時にリハビリも並行していました。
ワンちゃんの入院やリハビリって高そうだな〜と思っていましたが、実際には入院は【1日3,000円】で、リハビリも【1回1,500円】ほどでした。これもすべて保険適応でした。

退院後、先生には明日からでも散歩OKです、と言われましたが、まだ手術前の足を上げるクセもあり、実際に散歩はエリザベス(術後1週間は傷口をなめない様に)が取れてから短い距離でスタートしました。このエリザベスをつけてる間は痒いところもかけない状態だったので、代わりにかいてあげてました(過保護w)。
犬の特性で、3本足で歩ける、走れると思えばそのままクセがついて完治していても3本足で歩くそうです。ですのでなるべくリハビリで4本足(手術した足を着かす)で歩かすクセを取り戻した方がいいようです。手術した片足の方は毛が剃られるのですが、改めて小型犬は「足が細いな〜」と感じました。気をつけてあげなければ。

9.▶経験したからこそ、飼い主さんの気持ちが痛いほどわかる

我が家の犬が発症するまでこの【膝蓋骨脱臼:パテラ】という言葉自体も知りませんでした。愛犬が発症し、ネット調べるとたくさんの方が経験され、そして悩まれている事を知りました。身を持って体験した事、そして現実的な手術費用のことなどを具体的に書く事で手術(根本的治療)へのポジティブな考え方になればと思い、まとめました。ネットで検索すると、様々な経験された飼い主さんのブログなどもあり、非常に役に立つ情報も書かれておりました。わたしもそんな一役になれればと思います。

【まとめ】わたしも最初は手術反対派でしたが、まだ7ヵ月の子犬に、これから10年15年と一緒に散歩もしたいしかけっこもしたい、そんな思いで手術を決断しました。いま膝蓋骨脱臼で悩んでいる方、必ず治る病気です。一番辛いのは歩けない愛犬です。飼った以上、家族の病気を一緒に治してあげてください☆そして、いつも通りの散歩コースを一緒に歩く。これ以上の幸せはありませんよ。

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