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| 大阪ガス(株)エネルギー技術研究所は、ミストサウナに3ヶ月間毎日入ること(以降、「ミストサウナ連浴※1」)により体重・体脂肪・腹囲が減少することを、通常入浴との比較実験で確認しました。 |
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| 厚生労働省は、約2,000万人がメタボリックシンドローム(内蔵脂肪型肥満)とその予備軍に該当すると考えており、これを平成24年度末までに10%減、平成27年度末までに25%減とする数値目標を立てています。またその予防・改善には、運動の継続と食事の制限が最も効果的であるとしています。 |
| 一方、ミストサウナ入浴には、これまでの研究により強い温熱効果があることがわかっており、代謝を亢進することから、長期間の継続的な使用により体重・体脂肪などの減少効果が期待できます。 |
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| そこで今回の実験では、3ヶ月のミストサウナ連浴や日常的に継続して行う10分間の運動が、体重・体脂肪・腹囲に与える影響について調べました。中年男性20名(41.3±7.93歳)を被験者とし、ミストサウナ入浴群(10名)、通常入浴群(10名)に分け、さらに各群の半数(5名)の人に、入浴後10分間の運動を実施して頂きました。 |
| その結果、以下の効果を確認しました。 |
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| | 3ヶ月のミストサウナ連浴により、ミストサウナ入浴群では、平均で体重は1.50kg、体脂肪率は1.02%、腹囲は2.84cm減少しました※2。これは、ミストサウナの連浴効果とともに、連浴に伴い被験者の行動が変化するという効果があったと推測されます。 また、3ヶ月のミストサウナ連浴は、日常的に継続して行う10分間の運動と比較しても、その効果があると確認されました。 | | | |
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| ミストサウナは、身体に負担の少ない40℃前後の低温、湿度70%以上の高湿度のミストによって発汗を促す方式で、「発汗」「洗浄」「保温」「保湿」「リラックス」などの効果が得られます。これらの効果に加えて、ミストサウナ連浴は、体重・体脂肪率・腹囲の減少にも効果のあることがわかりました。ミストサウナ連浴を体脂肪が気になる方にお薦めします。 |
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| 尚、本研究の成果は、第30回日本肥満学会(平成21年10月9日(金)、10日(土)の両日、浜松市アクトシティ浜松他)にて発表する予定です。 |
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| 実験結果は以下の通りです。 |
| 【 実験結果 】 |
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| (1) | 「通常入浴」と「ミストサウナ入浴」の比較 | | | | | ● | ミストサウナ入浴群では平均で体重が1.50kg、体脂肪率が1.02%、腹囲が2.84cm、いずれも減少しました(通常入浴群ではいずれも統計的に有意な変化はなし※3)。 (別途実施した解析で、ミストサウナ入浴群で運動有りの場合の体重・体脂肪率・腹囲の減少量が、運動無しの場合と比較して、大きくならなかったことから、「3ヶ月のミストサウナ連浴は、日常的に継続して行う10分間の運動の有無にかかわらず、その効果がある」と確認されました。) | | | | | (2) | 日常的に継続して行う10分間の運動の有無の比較 | | | | | ● | 運動有り群では、体重は統計的に有意な変化はなかったものの、平均で体脂肪率は0.78%、腹囲は1.79cm減少し、運動無し群では、体脂肪率だけが減少しました※4。この結果より、今回実施した運動には、「ミストサウナ入浴」のように体重・体脂肪率・腹囲の3項目における効果は確認されなかったものの、体脂肪率と腹囲が減少したことから「運動による体の引き締め効果」があったことを確認しました。 | |
| 【 実験の内容 】 |
| ■ | 被験者 | 中年男性20名(平均年齢 41.3±7.93歳、身長173.3±5.95cm、体重79.2±7.36kg) ミストサウナ入浴群10名、通常入浴群10名。 各群で、5名が入浴後に運動を実施し、残りの5名は運動しない。 | | | | | | ■ | 実験方法 | | ・ | | 期間: | 約3ヶ月間の連浴(自宅で、平成20年6月7日(土)~平成20年10月10日(金)の間に実施) | | | ・ | | 条件: | ミストサウナ入浴:室温40℃、10分 通常入浴:湯温40℃、10分 | | | ・ | 運動方法※5 | | | 入浴直後の水分補給後に10分間のスロートレーニングを3ヶ月間実施(各群の5名が実施) 3ヶ月間の内、前半の1.5ヶ月間は、ストレッチ、スクワット、プッシュアップ、腹筋のスロートレーニングを課した。後半の1.5ヶ月は、1週間のうち、1日目と4日目にはストレッチ、スクワット、腹筋スクワット、腹筋のスロートレーニングを、2日目と5日目にはストレッチ、プッシュアップ、リアレイズ(右)、プッシュアップ、リアレイズのスロートレーニングを、3日目と6日目にはストレッチ、4種類の腹筋のスロートレーニングを課した。いずれも運動時間は約10分間であった。 | | ・ | 実験にあたり被験者が生活上で注意したこと | | | | 1) | 食事はこれまでどおりにする(ただし10時以降の飲食はできるだけ避ける) | | 2) | 過激な(継続的な)運動はしない(スキー、ジョギング等)運動を始めない | | 3) | 温泉(スパ)・エステ・海外旅行は極力避ける | | 4) | 屋外活動は避ける | | | ■ | 計測方法 | | ・ | | | ・ | | 条件: | 室温25℃、湿度60%に1時間滞在し、体重・体脂肪率・腹囲・発汗量等を計測 | | | ・ | 計測時の注意点 | | | | 1) | 同一計測時刻 | | 2) | 飲酒・喫煙、運動は避ける(前日から計測開始まで) | | 3) | 食事の量・時刻(おにぎり2個、計測開始2時間前までに) | | 4) | 十分な睡眠を取る | | |
| 【注意事項】 |
| ミストサウナ入浴には、短期間で体重を落とす効果はありません。体調の悪い時は入浴を避け、入浴前の水分取得(コップ1杯程度の水)や適切な浴室温度・入浴時間(標準的には室温40℃、10分)にご留意ください。入浴時間を長くしたり、室温を上げたり、入浴回数を増やすなど無理な入浴をすると、体調不良等の原因になります。 |
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| ※1 | ミストサウナ連浴 | | | 温風と霧状のミストで、高温・低湿度のドライサウナに比べて浴室内を高湿度(約100%)・低室温(約40℃)の身体に負担の少ないサウナ状態にして、ミストサウナに毎日はいること。 | | | | | ※2 | 体重減少の要因とミストサウナ入浴1回の効果 | | | (1)実験参加の効果と(2)ミストサウナ入浴の代謝亢進効果による効果をそれぞれ345g、522gと算定し、(3)ミストサウナ連浴に伴う行動変容等の効果を残りの633gとした。3ヶ月間(72日間の入浴)のミストサウナ連浴による体重減少の効果((2)+(3))は1155g。一日当たり16g(=1155g/72日)になります。 | | | | | | | | ※3 | 統計的に有意な変化 | | | 統計的有意性とは、ある影響が偶然によって生じないことを統計的に示されたことを意味します。本研究では、有意性5%のレベルを使用しました。これは、その影響が単なる偶然により生ずる可能性が1/20であることを意味します。 | | | | | ※4 | 運動有り群と運動無し群の両群間の差 | | | グラフからは、両群間の体重・体脂肪率・腹囲に差があるように見えますが、統計的に有意な差はありません。 | | | | | ※5 | 運動方法 | | | 東京大学石井直方教授著「体脂肪が落ちるトレーニング―1日10分〈クイック→スロー〉で自在に肉体改造(単行本) 」を参考に、当社およびオージースポーツ(当社関係会社)が考案しました。 | |
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| 以 上 |