身体を張って検証しました:サプリダイエット3週目! “高級品”なら効果はある?
数あるダイエットサプリで、1週間分1008円というなかなか高価なサプリを試してみた筆者。毎朝5個のカプセルを飲むだけというあまりにも簡単なダイエットだが、結果は――。
ダイエットに良いとされるさまざまな行為を1週間限定で試し、その実体験をレポートする本連載「身体を張って検証しました」。今回は「高価なサプリでダイエット」がテーマだ。
用意したのはピルボックスジャパンの「ブロック&ブロック ファイブスタースペック」。1カプセル28.8円、それを1日5カプセル144円分を摂取していく。その間、筆者はいつもどおりの食事を続けたわけだが、結果から言うと体重は減った。……実際は大したことではないのだが、ともかくダイエットは成功。どんなサプリか、そして筆者の食事はどうだったか、解説しよう。
会社とパッケージに半信半疑 だが「味」はホンモノだと感じる
今回の「ブロック&ブロック」を試して気付いたことは、以下の通り。
- 高価
- 怪しい
- 苦い
- 便秘気味?
まずは最も重要な点として「高価」であること。大手ドラッグストアで35カプセル入って1008円(税込)だ。1日3~5カプセルを水と一緒に飲む。筆者の場合、当然効果が少しでも上がるよう、1日5カプセルを飲む。だから1袋1週間分となる。1カ月なら4032円。1カ月分が1000円というサプリもあるのだから、これは筆者基準ではなかなか高価である。
そしてパッケージが怪しい。大きく「食べてもいいね!」と表示され、王冠をかぶった人のシルエット。そして「高カロリー食をとる方に」「ブロック&ブロックの最上級スペック」「ダイエットサポート食品」と並ぶ。なんとなく迫力だけで押されている気がする(笑)。
会社名の「ピルボックスジャパン」というのもサプリ業界に疎い筆者には聞いたことがなく、その語感だけで怪しいと感じてしまう。だが、ちょっと同社のWebサイトをのぞいて見れば、サプリに力を入れた会社だと分かる。同社のサプリに入っている成分について詳しい説明も読める。これで「怪しい」という第一印象は、やがて消えていく。
ただ今度は飲んでみると、苦い。カプセルに入っていても、一瞬えぐみのある漢方のようなさまざまな粉末が混じった苦さだ。カプセルの中身は茶色い粉で、いかにもまずそう。原材料名を見ると、非常に多くの材料名がある。
しかし苦味を感じるのも飲む一瞬だけのこと。苦手だが続けるのがイヤになるほどではない。ただ1週間飲んでいると、後半の3日間は便秘気味で困ってしまった。もちろんこのサプリのせいとは限らないが、めったに便秘にならない筆者が3日も変だなあ、と思っていたのだから、「ブロック&ブロック」を疑いたくなる。まあ単に野菜不足とか水分不足の可能性のほうが高そうだけど……。
相変わらず食べ過ぎの筆者にサプリはどこまで効果があるのか?
では筆者の普段の食事はどうだったのか? 相変わらずよく食べた。ダイエットに反していそうな食事の例を以下に挙げる。
毎朝「ブロック&ブロック」を飲んでいたが、こんな食事をしていたらまた太るか、良くても体重が維持されるだけ、そう思っていたのだが。
1週間で2歳も若返り、軒並みすべての数値が改善!……だが?
さて結果を見てみよう。体重をはじめ内臓脂肪や体内年齢などをタニタの「インナースキャン50 BC-313」で計測。その結果を下記に紹介する。左が1週間前、右が1週間後の数値。
- 体重/82.7キロ→81.55キロ
- BMI/29.1→28.7
- 体脂肪率/25.5%→24.3%(いずれも軽肥満)
- 筋肉量/58.45キロ→58.55キロ(いずれも多い)
- 内臓脂肪/13.0レベル→12.5レベル(いずれもやや過剰)
- 基礎代謝/1日1759kcal→1759kcal(標準)
- 体内年齢/38歳→36歳
82.7キロから81.55キロにやせた。1.15キロ減である。そのほかの数値もほとんど改善しており、サプリのおかげかどうかは不明だが、ともかくこの1週間でダイエットは成功した、ということになる。
が、筆者の場合、そもそも通常時は体重82キロであり、現在32歳である。「インナースキャン50 BC-313」で計測しはじめて6週目だが、そのほとんどで体内年齢は36歳。結局「最悪」だったのが元に戻っただけで、健康になったわけではないのだ。
というわけで「安いサプリ」「有名なサプリ」そして今回の「高価なサプリ」と3回にわたって、サプリダイエットを試してみたが、結局サプリを飲んでいればやせる、という都合のいい話にはならなかった。
もちろん各回1週間だけのテストだからそんな短期間には効果が出ないのも当然だろう。だが、それ以前に食生活を改めなければいくらサプリを飲み続けても無意味だと感じた(まあ読者全員が感じていただろう)。
そこで次はドラッグストアで買える「健康食品」を試してみることにする。低カロリーのお菓子を中心に、ドラッグストアにはダイエットに役立ちそうな「食べ物」がたくさんある。これを食べていれば食生活が改善→やせる! となりそうではないか。
もちろんこの手の極端な食事は飽きる。そして挫折する。だがドラッグストアを侮るなかれ。健康食品の種類は実に豊富。次週はちょっと期待して待ってほしい。
Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.