川津祐介
『Gメン75』でのバイクでのアクションシーンで、簡単なスタントであったにも関わらず、過度のダイエットが祟り大ケガを負ってしまい、長期入院で番組も降板し、仕事が途絶えてしまうという苦境に立たされた。しかし、食品会社のコマーシャルに家族全員で出演することによって、ピンチを脱することができたと『こんなにヤセていいかしら』で述懐している。
1988年(昭和63年)にはダイエット本である著書『こんなにヤセていいかしら』がベストセラーになり、同書の中核である「骨盤体操」を世に流行らせた。同時期「ララの巣」という自然食レストランを経営。キチンキトサンの持つ毒素吸着効果に着目し、廃棄物処理されていたエビ・カニの殻を安定仕入れするための独自ルートを構築。殻から抽出したスープ類を提供していた。
1995年(平成7年)、60歳の時に心臓左心室壊死という病気にかかり、20数年間司会を務めた早朝の科学番組『てれび博物館』(東海テレビ)において、手術のために降板することを自身の口から視聴者に告げる。医師からは余命3週間、長くて3ヶ月と診断されていたが、奇跡的に手術が成功して復帰。この手術の一部始終は『てれび博物館』で放送された。現在は『土曜スペシャル』(テレビ東京系)等で夫婦睦まじい姿を見られる。趣味は陶芸、油絵、料理など。2009年(平成21年)4月から京都造形芸術大学芸術学部映画学科客員教授に就任(任期は1年)。
大好物は鰹であったが、『くいしん坊!万才』のロケ先で何度もリテイクを撮らされ、更には地元から鰹料理を振る舞われたことで、食べ過ぎて嫌いになったという。そのため、家庭で食事に出された豆腐でも「鰹の臭いがする」といって手を付けないほどだったが、時間が経つにつれて再び食べられるようになったという。
- この天の虹(1958年、松竹) ※デビュー作品
- どんと行こうぜ(1959年、松竹)
- ふるさとの風(1959年、松竹)
- 手さぐりの青春(1959年、松竹)
- 明日の太陽(1959年、松竹)
- 春を待つ人々(1959年、松竹)
- 風花(1959年、松竹)
- 太陽の墓場(1960年、松竹)
- 続・次郎物語 若き日の怒り(1960年、松竹)
- 二度とこないぞ青春は(1960年、松竹)
- 鑑賞用男性(1960年、松竹)
- 春の夢(1960年、松竹)
- 大いなる愛の彼方に(1960年、松竹)
- 人間の條件 3, 4, 5, 6(1961年、松竹) ※第3部・第4部 * 第5部と共にヴェネツィア国際映画祭サン・ジョルジョ賞、イタリア批評家賞受賞作品
- はったり青年紳士(1961年、松竹)
- もず(1961年、松竹)
- わが恋の旅路(1961年、松竹)
- 学生重役(1961年、松竹)
- 好人好日(1961年、松竹)
- 三味線とオートバイ(1961年、松竹)
- 水溜り(1961年、松竹)
- 恋の画集(1961年、松竹)
- 小さな花の物語(1961年、松竹)
- 京化粧(1961年、松竹)
- 義士始末記(1962年、松竹)
- からみ合い(1962年、松竹)
- 千客万来(1962年、松竹)
- かあちゃん結婚しろよ(1962年、松竹)
- 背くらべ(1962年、松竹)
- かあさん長生きしてね(1962年、松竹)
- 湖愁(1962年、松竹)
- 三人娘乾杯!(1962年、松竹)
- 歌え若人達(1963年、松竹)
- つむじ風(1963年、松竹)
- 島育ち(1963年、松竹)
- 結婚式・結婚式(1963年、松竹)
- 「可否道」より なんじゃもんじゃ(1963年、松竹)
- 十七才の狼(1964年、大映)
- 卍(1964年、大映)
- 海抜0米(1964年、松竹)
- 青い性(1964年、大映)
- 渚を駈ける女(1964年、松竹)
- 悶え(1964年、大映)
- おしゃべりな真珠(1965年、松竹)
- 怪談片目の狼(1965年、東映)
- 赤い天使(1966年、大映)
- 逃亡列車(1966年、日活)
- 女賭博師 尼寺開帳(1968年、大映)
- 昭和おんな仁義(1969年、大映)
- 眠狂四郎 円月殺法(1969年、大映)
- 黒薔薇の館(1969年、松竹)
- 女体(1969年、大映)
- 華やかな女豹(1969年、日活)
- 兇状流れドス(1970年、大映)
- 柔の星(1970年、東宝)
- モナリザお京(1971年、大映)
- 告白的女優論(1971年、ATG)
- 動乱(1980年、東映)
- 遙かなる走路(1980年、松竹)
- 炎のごとく(1981年、東宝)
など
テレビドラマ
- おかあさん 第173話「さらばルイジアナ」(1963年、TBS)
- 家族会議(1964年 - 1965年、NTV)
- 風 第17話「いのち果てるとも」(1968年、TBS / 松竹)
- 銭形平次(CX / 東映)
- 第105話「風車の唄」(1968年) - 三之助
- 第801話「命売ろう」(1982年) - 大熊半兵衛
- 大江戸捜査網(12ch / 日活)
- 第57話「峠に地獄の雨が降る」(1972年) - つむじ風の仙太郎
- 第233話「恋に舞う非情の掟」(1976年) - 大岡清順
- 事件狩り(1974年、TBS / 大映テレビ) - 西条文彦
- 白い牙(1974年、NTV / 大映テレビ) - 佐竹俊次
- Gメン'75(TBS / 東映)
- 第16話「Gメン皆殺しの予告」(1975年) - 岡田
- 第86話「パリ警視庁の五百円紙幣」・第87話「冬のパリの殺し屋」・第88話「パリ-紺碧海岸 縦断捜査」(1977年) - 朝吹
- 第94話「ブリュッセル国際空港の女」(1977年) - 有吉
- 第175話「香港カラテ対Gメン」(1978年) - 折口保安二課長
- 第227話「Gメン対香港の人喰い虎」〜第305話「ノーパン喫茶殺人事件」(1979年 - 1981年) - 南雲義明警視
- 破れ傘刀舟 悪人狩り(NET / 三船プロ)
- 第61話「さむらい無情」(1975年) - 松浦軍臓
- 第119話「初春の虹をこえて」(1977年) - 己之助
- ポーラテレビ小説(TBS)
- 加奈子(1975年 - 1976年) - 長谷川安造
- からっ風と涙(1979年) - 上泉文太郎
- 特捜最前線 第37話「犯罪都市・25時の慕情」(1977年、ANB / 東映) - ヤカタ・タツヒコ (南米コネクションの殺し屋・黄色いコンドル)
- ザ・サスペンス(TBS)
- 地図にない道(1984年)
- 縄の証言(1984年)
- 江戸の用心棒 第15話「大奥(秘)怨み節」(1994年、NTV / ユニオン映画) - 山城屋惣兵衛
- 名奉行! 大岡越前 第2部 第3話「仇を追って40年…男と女、愛と憎しみのお白州!」(2006年、EX / 東映) - 浦沢源之助
など
など
ドラマ以外のテレビ番組
など
- ※各局旅番組にも出演
- 『ジョリ・フリュイ-フルーツの本-』(いずみ出版、1984年)
- 『超能力健康法』<超能力入門シリーズ>(現代出版、1985年)
- 『18歳、女優をめざす娘に』(文化出版局、1987年)
- 『うちゅうとこころがひびきあうとき』(金の星社、1988年)
- 『こんなにヤセていいかしら-不思議な面白減量法 1回30秒だけで1日1キロ落ちる-』(青春出版社<プレイブックス>(P-471)、1988年)
- 『わが子に語る星と宇宙の話(改訂・増補)』(日本実業出版社、1990年)
- 『天使よはばたけ-いじめになんかまけるな-』(国土社、1996年)
- 『神様ありがとう。今日も元気!』(三宝出版、2008年)
- 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.539